当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症の拡大の影響は、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)財政状態の状況及び(2)経営成績の状況」に記載のとおりですが、今後の経過によっては当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(資産)
総資産は1,428億80百万円と前連結会計年度末に比べ、78億12百万円の減少(△5.2%)となりました。この主な要因は、仕掛品が11億5百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が58億10百万円減少、有形固定資産が13億21百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債は922億6百万円と前連結会計年度末に比べ、65億7百万円の増加(+7.6%)となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が68億5百万円減少したものの、長期借入金が130億27百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産は506億73百万円と前連結会計年度末に比べ、143億19百万円の減少(△22.0%)となりました。この主な要因は、利益剰余金が118億43百万円減少、為替換算調整勘定が15億21百万円減少、非支配株主持分が11億73百万円減少したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、依然として新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が続いており、一部規制緩和の動きも見られますが、第2波への恐れから回復は緩やかなものとなっております。米国では、経済活動の再開から設備投資は緩やかに回復しているものの、6月以降の新型コロナウイルス感染症の再拡大により雇用環境や個人消費は厳しい状況が続いております。中国では、諸外国より早期に経済活動を再開し、これまでの日常を取り戻しつつありますが、所得環境の低迷により個人消費の回復スピードは緩やかとなっております。欧州においては、国境封鎖、外出制限、いわゆるロックダウンが解除されたことで、景気は緩やかな回復基調ではありますが、雇用環境は厳しい状況が続いております。アジアでは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、経済活動が制限されており、インバウンド需要や個人消費が減少しております。
我が国経済においては、緊急事態宣言が解除されたことにより生産、個人消費、輸出は徐々に回復傾向にあるものの、テレワークの実施、休業の増加、ソーシャルディスタンスなど、いわゆる「3密」を回避するための感染対策の継続や、渡航制限によるインバウンド需要がほぼゼロの状態が続いており、今後の景気回復ペースは緩やかなものとなり、今後も新型コロナウイルス感染症の影響は続くと予想されます。
当社グループの関連する自動車業界では、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、生産活動の停滞等もあり国内・海外共に自動車販売は前年同期比では減少となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う主得意先の稼働停止及び生産調整による大幅な減産影響を受け、602億84百万円と前年同四半期に比べ418億24百万円(△41.0%)の減収となりました。営業損失は115億11百万円(前年同四半期は39億31百万円の営業利益)、経常損失は104億58百万円(前年同四半期43億95百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は、114億94百万円(前年同四半期14億円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
新型コロナウイルス感染症の影響による得意先の稼働停止及び生産調整による減産を受け、売上高は198億17百万円と前年同四半期比121億53百万円の減収(△38.0%)となり、セグメント損失は28億43百万円(前年同四半期はセグメント利益4億86百万円)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響による得意先の稼働停止及び生産調整による減産を受け、売上高は206億51百万円と前年同四半期比226億33百万円の減収(△52.3%)となり、セグメント損失は60億56百万円(前年同四半期はセグメント利益8億30百万円)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、ドイツ新規拠点の設立(2019年4月設立)及びスロバキアにおける新車立上げにより売上高は77億46百万円と前年同四半期比5億96百万円の増収(+8.3%)となりましたが、立上げ準備費用の増加等により、セグメント損失は35億26百万円と前年同四半期比27億1百万円の減益となりました。
主に中国において新型コロナウイルス感染拡大による得意先生産台数の減少により売上高は120億68百万円と前年同四半期比76億34百万円の減収(△38.7%)となり、セグメント利益は12億52百万円と前年同四半期比23億72百万円の減益(△65.4%)となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前年同四半期に比べ24億86百万円増加し204億46百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、67億44百万円の支出となり、前年同四半期比155億74百万円の収入減少となりました。この主な要因は、たな卸資産の増減額により18億6百万円増加、売上債権の増減額により19億16百万円増加、未払金の増減額により26億65百万円増加したものの、税金等調整前四半期純利益により149億38百万円減少、仕入債務の増減額により85億52百万円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、47億23百万円の支出となり、前年同四半期比24億92百万円の支出減少となりました。この主な要因は、定期預金の預入による支出が12億2百万円増加、定期預金の払戻による収入が1億94百万円増加したものの、事業譲受による支出が9億82百万円減少、有形固定資産の取得による支出が23億28百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、111億97百万円の収入となり、前年同四半期比120億75百万円の収入増加となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による支出が38億48百万円増加、短期借入金の純増減額が16億60百万円減少したものの、長期借入れによる収入が172億47百万円増加したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は6億57百万円であり、この他に新車開発及び既存製品の改良等で発生した研究開発関連の費用は18億86百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、自動車内装部品の生産、受注及び販売の実績が著しく減少しております。これは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う得意先の稼働停止及び生産調整による減産影響を受けたことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。