当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症の拡大の影響は、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)財政状態の状況及び(2)経営成績の状況」に記載のとおりですが、今後の経過によっては当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の状況
(資産)
総資産は1,500億92百万円と前連結会計年度末に比べ、5億99百万円の減少(△0.4%)となりました。この主な要因は、受取手形及び売掛金が22億88百万円増加したものの、有形固定資産が18億31百万円減少、投資有価証券が7億円減少、無形固定資産が3億47百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債は1,023億88百万円と前連結会計年度末に比べ、166億89百万円の増加(+19.5%)となりました。この主な要因は、長期借入金が125億13百万円増加、短期借入金が17億79百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産は477億4百万円と前連結会計年度末に比べ、172億88百万円の減少(△26.6%)となりました。この主な要因は、利益剰余金が147億5百万円減少したことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており、海外では先行してワクチン接種が開始されておりますが、一部地域では変異ウイルスが確認されるなど、依然として収束が見通せない状況が続いております。米国では、経済活動の再開や追加経済対策等により、個人消費等が回復基調にありましたが、新型コロナウイルス感染症の第3波が深刻化しており、景気回復ペースは鈍化しております。中国では、新型コロナウイルス感染症の徹底した感染管理により、経済活動の正常化を目指した経済政策が実施され、景気回復の傾向が続いております。欧州においては、再び新型コロナウイルス感染症が拡大すると共に変異ウイルスの発生により、各国でロックダウンなどの活動制限が強化され、引き続き厳しい状況となっております。アジアでは、新型コロナウイルス感染症による活動制限が各国で継続されており、先行きは不透明な状況となっております。
我が国経済においては、新型コロナウイルス感染症の第3波により、再び外出自粛などの活動制限が実施され、GoToキャンペーンなどの経済対策も一時的なものとなり、個人消費の低迷は長期化することが見込まれます。また、インバウンド需要や輸出入についても各国の活動制限が強化されたことにより、引き続き厳しい状況になると予想されます。
当社グループの関連する自動車業界では、中国では政府の購入補助金の影響で新車販売台数が急回復しているものの、日本、欧米で再拡大する新型コロナウイルス感染症の影響を受け、国内・海外共に自動車販売は前年同期比では減少となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う主要得意先の稼働停止及び生産調整による大幅な減産影響を受け、1,061億61百万円と前年同四半期に比べ465億48百万円の減収(△30.5%)となりました。営業損失は134億75百万円(前年同四半期は48億74百万円の営業利益)、経常損失は118億83百万円(前年同四半期は54億92百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は143億55百万円(前年同四半期は13億68百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
主要得意先の生産台数は回復傾向にあるものの、当第3四半期連結累計期間では新型コロナウイルス感染症の影響による得意先の稼働停止及び生産調整による減産を受け、売上高は350億42百万円と前年同期比131億97百万円の減収(△27.4%)となり、セグメント損失は26億63百万円(前年同四半期はセグメント利益4億24百万円)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響による得意先の稼働停止及び生産調整による減産を受け、売上高は374億56百万円と前年同期比253億78百万円の減収(△40.4%)となり、セグメント損失は73億69百万円(前年同四半期はセグメント利益7億39百万円)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、ドイツ新規拠点の設立(2019年4月設立)及びスロバキアにおける新車立上げにより売上高は141億91百万円と前年同四半期比20億44百万円の増収(+16.8%)となりましたが、立上げ準備費用の増加等により、セグメント損失は52億69百万円と前年同四半期比38億21百万円の減益となりました。
主要得意先の生産台数は回復傾向にあるものの、当第3四半期連結累計期間では新型コロナウイルス感染拡大による得意先生産台数の減少により、売上高は194億71百万円と前年同四半期比100億17百万円の減収(△34.0%)となり、セグメント利益は22億67百万円と前年同四半期比30億9百万円の減益(△57.0%)となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は9億94百万円であり、この他に新車開発及び既存製品の改良等で発生した研究開発関連の費用は28億42百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、自動車内装部品の生産、受注及び販売の実績が著しく減少しております。これは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う得意先の稼働停止及び生産調整による減産影響を受けたことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。