当社および当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項ならびに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
2024年4月25日 (取締役会決議日)
2.当該事象の内容
当社は、コーポレートガバナンス基本方針に基づき、政策保有株式の見直し、資本効率の改善のため、保有する投資有価証券の一部を売却し投資有価証券売却益を計上することとなりました。
また、当社が保有する仏国の連結子会社株式について、「金融商品に関する会計基準」等に基づき、需要の低迷や原材料およびエネルギー価格高騰によるコスト上昇等の厳しい事業環境を踏まえ、将来の回収可能性を慎重に検討した結果、特別損失を計上することとなりました。
3.当該事象の損益に与える影響額
当該事象の発生により、2024年3月期において計上する金額は、下記のとおりです。
(個別)
① 有価証券売却益 15,520百万円
② 関係会社株式評価損 6,389百万円
なお、当該関係会社株式評価損は、連結決算においては消去されるため、連結損益への影響はありません。