なお、重要事象等は存在していません。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、製造業ではおおよそ横ばいで推移したものの、熊本地震の影響・イギリス国民投票でのEU離脱派勝利を受けた急速な円高進行・ヨーロッパ及び中東諸国のテロ・情勢不安等、先行きの不透明観は依然払拭出来ない状態です。
このような環境のもと自動車部門では、国内では登録車が堅調に推移し前年比105.3%と増加した一方、当社主力である軽自動車の軽自動車税増税による市場縮小からの挽回遅れに加え、一部自動車メーカーによる燃費不正問題にて更に市場が縮小し、前年同期比で86.1%と大幅に減少しました。しかし、海外では当社に与える影響が大きいインドネシア・タイ・マレーシアでの足もと状況では、マレーシアでは15%程度市場が悪化しているものの、インドネシア・タイが好調な状況により平均では2%程度増加にて推移し、更に予定しておりましたインドネシア子会社の新規受注品も順次納入開始され、国内市場での売上高減少をカバーしております。建設機械部門においては、海外資源価格下落による鉱山機械需要の低迷が続き、中国や東南アジア市場は下げ止まりの兆候も一部では見えるものの依然厳しい状況です。また、昨年度に実施致しました海外廉価部品対抗による販売価格値下げも売上高に大きく影響いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は59億6千7百万円(前年同四半期比3.7%増)となりました。部門別では、自動車部品は47億2百万円(前年同四半期比11.1%増)、建設機械部品は9億8千8百万円(前年同四半期比17.7%減)、農業機械部品は1億6千7百万円(前年同四半期比10.3%減)、その他部品は1億8百万円(前年同四半期比19.6%減)となりました。
一方、損益面におきましては、売上の増加、グループを挙げての原価低減により、営業利益は1億2千9百万円(前年同四半期比233.6%増)となり、またインドネシアの通貨が、円・ドルに対して大きく下落したことにより、PT.METALART ASTRA INDONESIA(インドネシア子会社)への当社からの円建貸付金等にかかる為替差損4億6千2百万円の発生が影響し、経常損失は3億1千4百万円(前年同四半期は経常利益4千2百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は4億1千9百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益3千9百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、総資産は、前連結会計年度末に比べ4億6千5百万円増加し、228億2千6百万円となりました。
資産の部では、流動資産は、現金及び預金が5億1千2百万円増加、たな卸資産が2億6千6百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ8億7千2百万円増加し、122億3千9百万円となり、また固定資産は前連結会計年度末に比べ4億6百万円減少し、105億8千6百万円となりました。
負債の部では、流動負債は、買掛金が3億7千3百万円増加、未払法人税等が9千6百万円増加、賞与引当金が1億5千万円減少、その他に含まれている未払費用が2億5千2百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ8億6千5百万円増加し、110億5千5百万円となり、固定負債は、長期借入金による返済が1千8百万円減少したこと等により前連結会計年度末に比べ9百万円減少し、9億1千4百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失4億1千9百万円の計上による減少、剰余金の配当による7千8百万円の減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ3億8千9百万円減少し、108億5千6百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
研究開発費発生額については、現状、費用区分が困難なため、算出していません。