当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社グループにおいては、選ばれる会社・勝ち抜く会社に向けた強化、真のグローバル企業への取り組み強化、持続可能な企業基盤の強化の3つを柱として、強固で持続可能なグローバル企業を目指しております。
2022年度から2024年度の中期経営目標としては「稼ぐ力を強化し、フリーキャッシュフロー(FCF)の増加をはかる」としております。生産効率の向上などの稼ぐ力をさらに強化し、FCFの増加を着実にはかることで、株主の皆様への還元にあてるとともに、有利子負債の返済、今後の成長への投資に配分していきます。
当中間連結会計期間の業績は、主に日本セグメントにおける得意先の自動車生産台数の減少等により、売上高は3,493億円(前年同期比13.4%減)、営業利益は54億円(前年同期比42.3%減)、経常利益は35億円(前年同期比62.6%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は15億円(前年同期比76.4%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①日本
売上高は1,587億円(前年同期比14.8%減)となりました。セグメント利益は23億円(前年同期比62.3%減)となりました。
②北米
売上高は1,064億円(前年同期比2.4%減)となりました。セグメント利益は9億円(前年同期比73.5%増)となりました。
③欧州
売上高は300億円(前年同期比16.0%減)となりました。セグメント利益は5億円(前年同期比34.2%増)となりました。
④中国
売上高は338億円(前年同期比24.7%減)となりました。セグメント利益は7億円(前年同期比22.9%減)となりました。
⑤アジア
売上高は256億円(前年同期比18.5%減)となりました。セグメント利益は8億円(前年同期比22.4%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ117億円減少し、125億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動の結果、得られた資金は98億円であり、前年同期の298億円の収入に比べ200億円(67.1%減)の収入の減少となりました。これは主に仕入債務の増減の変動によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動の結果、使用した資金は136億円であり、前年同期の85億円の支出に比べ51億円(59.9%増)の支出の増加となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動の結果、使用した資金は67億円(前年同期は146億円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出であります。
当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は2,723百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。