第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書の提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におきましては、国内、メキシコ及び中国を主としたAT製品の堅調な受注増加により、売上収益は増加いたしました。利益面におきましては、労務費を中心とした製造コストの増加により、営業利益は減少いたしました。

 当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益 2,155億円(前年同期比 1.8%増)、営業利益 183億円(前年同期比 0.0%減)、税引前四半期利益 179億円(前年同期比 0.7%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益 119億円(前年同期比 1.9%増)となりました。

 

セグメント情報
 報告セグメントの種類別の概況は下記のとおりであります。
〔MT(手動変速装置関連事業)〕
 国内の自動車メーカー向けのMT製品の受注減少により、売上収益は 512億円(前年同期比 3.1%減)となりました。セグメント利益は、売上の減少により 70億円(前年同期比 3.6%減)となりました。

 

〔AT(自動変速装置関連事業)〕

 国内、メキシコ及び中国を主とした堅調な受注増加により、売上収益は 1,392億円(前年同期比 4.2%増)となりました。セグメント利益は、売上の増加があるものの製造コストの増加により 101億円(前年同期比 6.3%減)となりました。

 

〔その他〕

 アジアでの2輪用クラッチ製品の受注減少により、売上収益は 251億円(前年同期比 0.6%減)となりました。セグメント利益は、販売構成の変化により 19億円(前年同期比 27.0%増)となりました。

 

②所在地別の情報

 所在地別の概況は下記のとおりであります。

〔日本〕

 国内でのAT製品の受注増加により、売上収益は 988億円(前年同期比 1.2%増)となりました。営業利益は、MT製品の売上の減少及び製造コストの増加により、 93億円(前年同期比 15.8%減)となりました。

 

〔北中米〕

 自動車メーカー及びトランスミッションメーカー向けのAT製品の受注増加により、売上収益は 394億円(前年同期比 5.4%増)、営業利益は売上増加により 8億円(前年同期比 145.4%増)となりました。

 

〔アジア・オセアニア〕

 中国でのAT製品の受注増加により、売上収益は 712億円(前年同期比 0.2%増)となりました。営業利益は、売上の増加及びコスト低減活動により 75億円(前年同期比 13.9%増)となりました。

 

〔その他〕

 欧州でのAT製品の受注増加により、売上収益は 61億円(前年同期比 7.7%増)、売上の増加及び南アフリカの子会社の売上拡大により、 4億円(前年同期比 25.6%増)となりました。

 

(2)財政状態

 当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては 資産合計は 3,112億円となり、前連結会計年度末に比べ 38億円増加いたしました。主な内容は、有形固定資産の増加 87億円、営業債権及びその他の債権の減少 45億円、現金及び現金同等物の減少 10億円であります。

 負債合計につきましては 1,007億円となり、前連結会計年度末に比べ 31億円減少いたしました。主な内容は、未払法人所得税の減少 31億円、営業債務及びその他の債務の減少 20億円、社債及び借入金の増加 22億円であります。

 資本合計につきましては 2,105億円となり、前連結会計年度末に比べ 69億円増加いたしました。主な内容は、利益剰余金の増加 73億円(親会社の所有者に帰属する四半期利益による増加 119億円、剰余金の処分(配当金)による減少 46億円)、在外営業活動体の換算差額の減少 2億円であります。

 

(3) キャッシュ・フロー

 当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ10億円減少し、当第3四半期連結会計期間末には437億円となりました。

 当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動によるキャッシュ・フローで獲得した資金は、225億円(前年同期比 4.9%減)となりました。主な内訳は、税引前四半期利益 179億円、減価償却費及び償却費 133億円、法人所得税の支払額 75億円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動によるキャッシュ・フローで使用した資金は、203億円(前年同期比 42.4%増)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出 201億円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動によるキャッシュ・フローで使用した資金は、29億円(前年同期比 55.7%減)となりました。主な内訳は、短期借入れによる収入 41億円、短期借入金の返済による支出 44億円、長期借入れによる収入 70億円、長期借入金の返済による支出 41億円、当社株主への配当金による支出 46億円であります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の総額は 42億円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。