第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書の提出日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第3四半期におきましては、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に対する都市封鎖(ロックダウン)や移動自粛要請といった各国の対応策が緩和されたことに伴い、個人・企業の経済活動に継続的な回復が見られたものの、売上収益は大幅に減少いたしました。利益面におきましては、こうした売上収益の減少に対して設備の稼働効率向上や諸経費の削減など、グループをあげて経営全般にわたる効率化に努めましたが、売上収益減少のインパクトを完全には吸収できず、営業利益は減少いたしました。当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上収益 1,613億円(前年同期比 20.4%減)、営業利益 79億円(前年同期比 46.1%減)、税引前四半期利益 72億円(前年同期比 46.8%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益 41億円(前年同期比 52.4%減)となりました。

 

①セグメント情報

 報告セグメントの種類別の概況は下記のとおりであります。
〔MT(手動変速装置関連事業)〕
 世界的な受注減少により、売上収益は 355億円(前年同期比 24.9%減)となりました。セグメント利益は、売上の減少により 33億円(前年同期比 45.7%減)となりました。

 

〔AT(自動変速装置関連事業)〕

 第3四半期においても受注の回復傾向は継続しておりますが、世界的な受注減少により、売上収益は 1,106億円(前年同期比 16.9%減)となりました。セグメント利益は、売上の減少により 32億円(前年同期比 57.7%減)となりました。

 

〔その他〕

 世界的な受注減少により、売上収益は 152億円(前年同期比 31.7%減)となりました。セグメント利益は、売上の減少により 2億円(前年同期比 83.1%減)となりました。

 

②所在地別の情報

 所在地別の概況は下記のとおりであります。

〔日本〕

 第3四半期においても受注の回復傾向は継続しておりますが、各顧客からの受注減少により、売上収益は 755億円(前年同期比 20.7%減)となりました。営業利益は、売上の減少により 22億円(前年同期比 70.2%減)となりました。

 

〔北中米〕

 第3四半期においても受注の回復傾向は継続しておりますが、売上収益は 251億円(前年同期比 26.9%減)、営業損失は、売上の減少により 2億円(前年同期は 7億円の利益)となりました。

 

〔アジア・オセアニア〕

 中国市場における堅調な受注が継続しているものの、その他の地域では受注は回復途上にあり売上収益は 562億円(前年同期比 17.1%減)となりました。営業利益は、売上の減少により 47億円(前年同期比 27.9%減)となりました。

 

〔その他〕

 アフター製品の受注減少により、上収益は 45億円(前年同期比 15.5%減)、営業利益は、売上の減少があるものの効率化により 2億円(前年同期比 5.3%)となりました。

 

(2)財政状態

 当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、資産合計は 3,022億円となり、前連結会計年度末に比べ  12億円増加いたしました。主な内容は、営業債権及びその他の債権の増加 34億円、棚卸資産の減少 21億円であります。

 負債合計は 922億円となり、前連結会計年度末に比べ 1億円減少いたしました。主な内容は、営業債務及びその他の債務の減少 14億円、未払法人所得税の減少 8億円、繰延税金負債の増加 7億円、その他の流動負債の増加 6億円社債及び借入金の増加 3億円であります。

 資本合計につきましては 2,100億円となり、前連結会計年度末に比べ 13億円増加いたしました。主な内容は、利益剰余金の増加 5億円(親会社の所有者に帰属する四半期利益による増加 41億円、剰余金の処分(配当金)による減少 35億円)、その他の資本の構成要素の変動による増加 8億円であります。

 

(3) キャッシュ・フロー

 当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ8億円減少し、当第3四半期連結会計期間末には446億円となりました。

 当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動によるキャッシュ・フローで獲得した資金は、176億円(前年同期比 27.0%減)となりました。主な内訳は、税引前四半期利益 72億円、減価償却費及び償却費 137億円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動によるキャッシュ・フローで使用した資金は、139億円(前年同期比 17.1%減)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出 140億円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動によるキャッシュ・フローで使用した資金は、48億円(前年同期比 2.0%減)となりました。主な内訳は、当社株主への配当金による支出 35億円であります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の総額は 39億円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。