第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについては以下の項目の下線部分を追記しております。

また、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスク」の項目番号に対応したものであります。

 

(1)国内外の経済情勢及び社会情勢の影響

当社グループの前連結会計年度売上高に占める海外売上高比率は約8割であり、日本のほか、当社グループの今後の地域戦略の中心を担うアセアン諸国その他の新興市場国等の経済情勢及び社会情勢が変化した場合、当社グループの経営成績又は財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、海外市場における事業展開には、法制や税制(含む関税)の変更、政治・経済情勢の変化、インフラの未整備、人材確保の困難性、テロ等の非常事態、伝染病の流行等といったリスクが内在しており、当該リスクの顕在化により、当社グループの経営成績又は財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

第1四半期連結会計期間の期首から、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 2018年後半は、度重なる日本での自然災害に加え、世界経済が次第に不透明感を増すなど、厳しい事業環境となりました。このような状況下ではありますが、規模・収益ともに概ね計画通りに進捗し、当第3四半期累計期間のグローバル販売台数は894千台となり、前年同期から15%増加しました。

 

(ⅰ) 売上高

 堅調なグローバル販売を背景に、当第3四半期連結累計期間における売上高は1兆7,941億円(前年同期比+2,760億円、同+18.2%)となりました。

(ⅱ) 営業利益

 営業利益は850億円(前年同期比+204億円、同+31.6%)となりました。

(ⅲ) 経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益

 経常利益は、924億円(前年同期比+113億円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、692億円(前年同期比△9億円)となりました。

 

主な地域別状況は、以下の通りです。

 現中期経営計画で中核市場の1つに位置づけているアセアン地域では、次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』が引き続き販売増に大きく貢献いたしました。加えて、ピックアップトラック『トライトン』がモデル末期にも関わらずタイを中心に好調な販売を維持し、また2018年11月にタイで発表した新型『トライトン』も非常に好評を博すなど、アセアン地域全体の第3四半期累計当社販売台数は、前年同期比27%増の235千台となりました。

 欧州地域では、西欧他地域で『エクリプス クロス』や『アウトランダーPHEV』が、ロシア他地域で現地生産の『アウトランダー』が好調を維持しており、前年同期比29%増の168千台となりました。

 主力地域であるオセアニア、注力地域である北米・中国他なども含め、全地域で販売台数が前年同期を越え、期初公表の通期見通しに対して概ね計画通りに推移しております。

 

② セグメントごとの経営成績

 当社の報告セグメントについては、第1四半期連結会計期間において、金融事業を営むMMCダイヤモンドファイナンス株式会社を連結子会社化したことに伴い、セグメント区分方法の見直しを行った結果、報告セグメントを従来の「自動車事業」の単一セグメントから、「自動車事業」及び「金融事業」の2区分に変更しております。

業績は次のとおりとなります。

(ⅰ) 自動車

 当第3四半期連結累計期間における自動車事業に係る売上高は、1兆7,792億円となり、営業利益は、828億円となりました。

(ⅱ) 金融

 当第3四半期連結累計期間における金融事業に係る売上高は、175億円となり、営業利益は、29億円となりました。

 

③ 財政状態

当第3四半期連結会計期間末の総資産は1兆8,781億円(前年度末比+2,319億円)となりました。そのうち現金及び預金は4,174億円(前年度末比△1,545億円)となりました。負債合計は1兆619億円(前年度末比+2,123億円)となり、そのうち有利子負債残高は、2,131億円(前年度末比+1,865億円)となりました。純資産は8,162億円(前年度末比+196億円)となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等及び対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等、及び当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費(自動車事業)は、912億円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4)生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

 当第3四半期連結累計期間における生産実績は次のとおりであります。

 

第3四半期連結累計期間

数量(台)

第3四半期連結累計期間比(%)

国 内

498,626

121.0

海 外

577,849

120.3

合計

1,076,475

120.6

 

② 販売実績

 当第3四半期連結累計期間における販売実績は次のとおりであります。

 

第3四半期連結累計期間

第3四半期連結累計期間比(%)

数量(台)

金額(百万円)

数量

金額

国 内

184,768

299,541

116.8

125.2

海 外

889,878

1,494,541

123.0

116.8

合計

1,074,646

1,794,082

121.9

118.1

(注)1. 販売実績は、外部顧客の所在地別の当社及び連結子会社の完成車及びKDパックの卸売り台数を示しております。

2. 上記金額は、消費税等を含んでおりません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約は次のとおりであります。

 

契約会社名

相手方

契約の内容

契約締結日

名称

国籍

三菱自動車工業株式会社

(当社)

ダイムラーAG

ルノー

ルノー・日産会社

日産自動車株式会社

ドイツ

フランス

オランダ

日本

自動車事業における戦略的協力に関する提携契約

2018年10月3日