第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間における国内外の経済は、新型コロナウイルス(以下「新型コロナ」という。)の感染拡大の影響については回復局面に移行しておりますが、一方で世界的な半導体供給不足による自動車の大幅減産が進行しております。7月以降も東南アジアを中心に新型コロナ感染が再拡大している地域があることに加え、依然として半導体供給不足の解消時期が見通せないことから、自動車業界の先行きは不透明な状況が続くものと思われます

このような状況の中、当第1四半期連結累計期間における売上高は、主に中国及び日本での新型コロナ感染拡大影響からの復旧等により前年同期比31.7%増の22,264百万円となりました。損益面では、増収影響及び合理化効果等により営業利益は478百万円(前年同期は1,083百万円の営業損失)、経常利益は469百万円(前年同期は1,194百万円の経常損失)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は235百万円(前年同期は1,352百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 日本

国内の売上高は、半導体供給不足の影響はあるものの、新型コロナ感染拡大影響からの復旧等により6,336百万円と前年同期に比べ1,398百万円(28.3%)の増収となりました。セグメント損失は、737百万円(前年同期は1,251百万円のセグメント損失)となりました。半導体供給不足による直前での大幅減産により適切な生産体制の確保が困難であったことや、コンテナ不足による海上輸送費の高騰、市況変動に伴う樹脂原料の値上げ等により赤字となったものの、前年同期に対しては増収となったことや、工場での休業実施、諸経費抑制等により赤字幅を縮小しました。

② 北米

北米の売上高は、新車の立ち上がり等により8,646百万円と前年同期に比べ620百万円(7.7%)の増収となりました。セグメント利益は、増収影響に加え、コロナ禍において実施してきた業務の効率化等により343百万円と前年同期に比べ342百万円の増益(前年同期は1百万円のセグメント利益)となりました。

③ 中国

中国の売上高は、新型コロナ感染拡大影響からの復旧等により6,370百万円と前年同期に比べ3,311百万円(108.3%)の増収となりました。セグメント利益は、増収影響等により795百万円と前年同期に比べ729百万円の増益(前年同期は66百万円のセグメント利益)となりました。

④ 東南アジア

東南アジアの売上高は、前年同期の新型コロナ影響が限定的であったため910百万円と前年同期に比べ25百万円(2.8%)の微増となりました。セグメント利益は、コロナ禍において実施してきた業務の効率化等により145百万円(前年同期は9百万円のセグメント損失)となりました。

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、75,582百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,045百万円増加しました。これは有形固定資産の増加1,517百万円、原材料及び貯蔵品の増加1,412百万円、現金及び預金の増加483百万円及び受取手形及び売掛金の減少2,940百万円が主な要因であります。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、40,986百万円となり、前連結会計年度末に比べ638百万円減少しました。これは支払手形及び買掛金の減少1,517百万円及び短期借入金の増加708百万円が主な要因であります。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、34,595百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,684百万円増加しました。これは為替換算調整勘定の増加1,669百万円が主な要因であります。

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更等はありません。

(4) 研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は413百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。