なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経営環境は、米国では景気の回復が持続した一方で、中国では経済成長が鈍化傾向にありました。日本では個人消費や企業の設備投資が底堅く推移しましたが、中国景気の減速懸念もあって夏を境に日経平均株価は乱高下しました。
自動車業界においては、北米が好調な自動車販売を維持しましたが、消費税や軽自動車の増税の影響が残る日本や、景気回復の動きが鈍いタイでは低調な販売状況が続いており、中国の自動車需要にも弱い動きが見られ始めました。
以上のような環境下、当社グループは、第4次中期事業計画の経営方針である「全世界の競合他社を凌駕する競争力と技術力で、お客様ニーズに最大限にお応えする」に沿って、これまでに培ってきた技術力やグローバル展開を活かし、取引先開拓をはじめとする受注拡大に努めてまいりました。
そのような中での当第2四半期連結累計期間の経営成績は、当社グループの自動車フレームの生産量は、北米やタイ、インドで増加したものの日本で落ち込み、全体でも前年同四半期を下回りましたが、為替相場の円安による為替換算上の影響もあり売上高は1,007億74百万円(前年同四半期比10.2%増)となりました。利益面では、日本の生産減少に加え、減価償却費の増加影響等により営業利益は10億13百万円(同46.4%減)、営業外収益にユー ワイ ティ リミテッドの事業譲渡に伴う債務保証損失引当金戻入額を計上する一方で支払利息の増加や為替差損の発生により営業外費用が増加したこともあり経常利益は5億70百万円(同67.5%減)、特別利益にヒラタ ヤチヨ リーシング リミテッドの株式譲渡などに伴う有価証券売却益を計上しておりますが、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億16百万円(同72.1%減)となりました。
セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
①日本
主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて減少したことから売上高223億12百万円(前年同四半期比14.4%減)となり、在外子会社からの配当金の受取りや債務保証損失引当金戻入額の計上がありましたが売上減少の影響を主因に経常損失31百万円(前年同四半期は経常利益1億50百万円)となりました。
②欧州・北米
主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べ増加したことや為替換算上の影響があり売上高は531億44百万円(前年同四半期比25.4%増)となり、持分法による投資損失が前年同四半期に比べ改善したものの減価償却費の増加影響もあり経常利益は12億38百万円(同22.0%減)となりました。
③中国
主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べてやや減少したことを主因に売上高は167億39百万円(前年同四半期比0.3%減)となり、減価償却費の増加影響もあり経常利益は3億91百万円(同58.6%減)となりました。
④アジア・大洋州
主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて増加したことから売上高は138億98百万円(前年同四半期比20.5%増)となりましたが、減価償却費の増加影響もあり経常損失5億59百万円(前年同四半期は経常損失7億46百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における連結財政状態は、前連結会計年度末に比べて現金及び預金、たな卸資産の減少から流動資産合計が減少し、また、有形固定資産の新規取得があった一方、減価償却の進行と為替換算上の影響から有形固定資産合計が減少しました。これらの結果、資産合計は1,871億37百万円(前連結会計年度末比56億40百万円減)となりました。
負債合計は、支払手形及び買掛金、短期借入金が減少したことなどにより1,204億70百万円(同36億93百万円減)となりました。
純資産合計は、その他の包括利益累計額合計が減少したことなどにより666億66百万円(同19億46百万円減)となりました。自己資本比率は31.0%(同0.2ポイントのプラス)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、たな卸資産の減少や減価償却費、長期借入れによる収入などの資金の増加がありましたが、売上債権の増加や仕入債務の減少、有形固定資産の取得による支出、短期借入金の減少や長期借入金の返済などによって41億63百万円(前年同四半期比10億10百万円減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、売上債権の増加や仕入債務の減少がありましたが、たな卸資産の減少や減価償却費などによって前年同四半期と比べて34億37百万円(37.0%)増加の127億38百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、有形固定資産の取得による支出などによって前年同四半期と比べて58億52百万円(34.7%)減少の110億30百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、長期借入れによる収入がありましたが、短期借入金の減少や長期借入金の返済による支出などにより24億23百万円(前年同四半期は69億75百万円の収入)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7億55百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注及び販売実績
当第2四半期連結累計期間において、アジア・大洋州の生産、受注及び販売実績が著しく変動しております。
その内容などについては「(1)業績の状況」をご覧下さい。