第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末における連結財政状態は、資産合計が1,647億81百万円(前連結会計年度末比37億85百万円減)となりました。これは主に棚卸資産の減少によるものであります。

負債合計は、935億8百万円(同70億7百万円減)となりました。これは主に借入金の減少によるものであります。

資本合計は、712億72百万円(同32億22百万円増)となりました。これは主に、利益剰余金が増加したほか、為替相場の円安によりその他の資本の構成要素が良化したためであります。親会社の所有者に帰属する持分比率は38.3%(同2.4ポイントのプラス)となりました。

 

(2) 経営成績の状況

① 事業全体の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経済環境は、米国経済は引き続き堅調な一方、中国の景気は米中貿易摩擦の影響もあって夏からは減速気味に推移いたしました。日本では生産活動や雇用の増加を背景に景気回復が続いておりますが、西日本豪雨(7月)や大型台風の相次ぐ襲来(9月)、北海道胆振東部地震(9月)といった自然災害が経済活動に影響を及ぼしました。アジア・大洋州地域では、インドは経済成長が持続しており、タイやインドネシアの景気も回復基調にあります。

自動車業界においては、日本では上期(4~9月)の新車登録台数が前年同期を下回り、北米市場も踊り場にあることに加え、中国の新車販売台数も7月以降は前年同月割れが続いております。一方で、タイ、インド、インドネシアの各新車市場は総じて堅調に推移いたしました。

以上の環境下、当社グループは、第5次中期事業計画の経営方針である「H-oneブランドの確立を目指し、品質信頼性向上とNo.1技術確立で収益力向上を強力に推し進める」に沿って、これまでに培ってきた技術力やグローバル展開を活かし、取引先開拓をはじめとする受注拡大に努めてまいりました。

そのような中での当第2四半期連結累計期間の経営成績は、前年同四半期に比べ当社グループの主力得意先向けの自動車フレームの生産台数が約5.4%増加した一方で、金型設備等の販売が前年同四半期を下回ったことなどから売上収益は968億39百万円(前年同四半期比3.0%減)となりました。利益面は、売上収益の減少のほか中国でのモデルミックスの悪化などから売上総利益は108億48百万円(同1.6%減)となりました。また、前年同四半期に比べて販売費及び一般管理費が増加したこともあり営業利益は38億63百万円(同6.3%減)となり、金融損益のマイナスが縮小した一方で持分法による投資利益が減少したことから税引前四半期利益は33億54百万円(同13.5%減)となりました。税金費用の増加もあり親会社の所有者に帰属する四半期利益は22億31百万円(同32.8%減)となりました。

なお、2017年3月期に行われた企業結合に関して暫定的な会計処理に拠っておりましたが、2018年3月期第4四半期連結会計期間において確定しております。これに伴い前第2四半期連結累計期間の経営成績については暫定的な会計処理の確定の内容を反映しております。

 

② セグメント情報に記載された区分ごとの状況

(日本)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて増加したものの、金型取引が減少したことから売上収益は239億75百万円(前年同四半期比10.6%減)、税引前四半期利益は7億32百万円(同21.5%減)となりました。

(北米)

金型取引が前年同四半期に比べて減少したことから売上収益は405億8百万円(前年同四半期比7.0%減)となりましたが、生産コストの低減に努め税引前四半期利益は3億53百万円(同9.8%増)となりました。

  

(中国)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて増加したものの、金型取引が減少したことなどから売上収益は221億27百万円(前年同四半期比1.7%減)となりました。利益面ではモデルミックスの悪化もあり税引前四半期利益は15億46百万円(同33.6%減)となりました。

 

(アジア・大洋州)

タイにおける生産が堅調だった一方でインドが弱含み売上収益は142億6百万円(前年同四半期比1.0%減)となりましたが、利益面ではタイが牽引し税引前四半期利益は2億68百万円(前年同四半期は税引前四半期損失8百万円)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況 

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、有形固定資産の取得による支出、短期借入金の減少や長期借入金の返済による支出がありましたが、税引前四半期利益や減価償却費及び償却費、棚卸資産の減少などによって27億60百万円(前年同四半期比8億9百万円増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、前年同四半期に比べ39億52百万円(33.4%)増加の157億86百万円となりました。これは主に、前年同四半期に比べて減価償却費及び償却費、棚卸資産の減少額などが減少した一方で、営業債務が増加(前年同四半期は減少)したことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、前年同四半期に比べ43億53百万円(44.7%)減少の53億87百万円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が減少したことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、前年同四半期に比べ79億21百万円(310.0%)増加の104億77百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少や長期借入れの返済によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は10億87百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。