第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末における連結財政状態は、資産合計が1,576億32百万円(前連結会計年度末比11億94百万円減)となりました。これは主に営業債権及びその他の債権や有形固定資産が減少したことによるものであります。負債合計は、887億92百万円(同69百万円減)となりました。これは主にIFRS第16号「リース」の適用に伴うリース負債の計上によりその他の金融負債が増加した一方で営業債務が減少したことによるものであります。

資本合計は、688億39百万円(同11億24百万円減)となりました。これは主に為替相場の円高によりその他の資本の構成要素が悪化したためであります。親会社の所有者に帰属する持分比率は39.3%(同0.4ポイントのマイナス)となりました。

 

(2) 経営成績の状況

① 事業全体の状況

当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経営環境は、米国経済は引き続き堅調に推移したものの、米中貿易摩擦などから中国経済の成長率は低下しました。また、日本経済は戦後最長の景気回復局面にあり雇用環境が引き続き改善していますが輸出が弱含む状況にありました。

自動車業界においては、米国では新車販売が前年同四半期並みの水準、日本では前年同四半期を上回る販売台数だった一方で、中国は前年同四半期を下回る水準が続き、アジア大洋州地域ではインドやインドネシアで新車販売が振るいませんでした。

以上の環境下、当社グループは、第5次中期事業計画の経営方針である「H-oneブランドの確立を目指し、品質信頼性向上とNo.1技術確立で収益力向上を強力に推し進める」に沿って、これまでに培ってきた技術力やグローバル展開を活かし、取引先開拓をはじめとする受注拡大に努めてまいりました。

そのような中での当第1四半期連結累計期間の経営成績は、主力得意先向けの自動車フレームの生産台数が前年同四半期に比べて増加したものの金型設備等の販売が減少したことから売上収益は471億13百万円(前年同四半期比9.8%減)、売上総利益は51億44百万円(同13.6%減)となりました。また、販売費及び一般管理費の増加から営業利益は12億84百万円(同45.7%減)となり、金融損益や持分法による投資利益は前年同四半期に比べやや改善したものの税引前四半期利益は11億22百万円(同48.4%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は7億43百万円(同43.9%減)となりました。

 

② セグメント情報に記載された区分ごとの状況

(日本)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて増加したことから売上収益は134億16百万円(前年同四半期比4.6%増)、税引前四半期利益は5億61百万円(同75.2%増)となりました。

(北米)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量は前年同四半期に比べて増加したものの金型取引が減少したことから売上収益は201億38百万円(前年同四半期比15.0%減)、税引前四半期利益は2億70百万円(同69.6%減)となりました。

(中国)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて増加したものの為替換算上の影響があり売上収益は107億82百万円(前年同四半期比1.8%減)となりました。利益面ではモデルミックスの良化などにより税引前四半期利益は8億28百万円(同22.9%増)となりました。

(アジア・大洋州)

インド及びインドネシアでの販売が前年同四半期を下回ったことなどから売上収益は57億36百万円(前年同四半期比13.6%減)、税引前四半期損失は3億53百万円(前年同四半期は税引前四半期損失1億2百万円)となりました。

  

(3) キャッシュ・フローの状況 

当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税引前四半期利益、減価償却費及び償却費、営業債権及びその他の債権の減少、短期借入金の増加などによる収入がありましたが、棚卸資産の増加、有形固定資産の取得による支出、長期借入金の返済による支出などによって25億25百万円(前年同四半期比5億15百万円減)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、前年同四半期に比べて85億33百万円(75.7%)減少の27億40百万円となりました。これは主に、棚卸資産の増加額23億76百万円(前年同四半期は棚卸資産の減少額43億94百万円)のほか営業債権及びその他の債権の減少額が前年同四半期に比べて28億60百万円(94.0%)減少したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、前年同四半期に比べ10億13百万円(46.6%)増加の31億87百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は、5億73百万円(前年同四半期は88億81百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の増加や長期借入れによる収入によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6億30百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売実績

当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績に著しい変動はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。