第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末における連結財政状態は、資産合計が1,622億67百万円(前連結会計年度末比70億94百万円増)となりました。これは主に現金及び現金同等物、有形固定資産などが減少した一方で営業債権及びその他の債権などが増加したことによるものであります。

負債合計は、960億53百万円(同41億52百万円増)となりました。これは借入金などが減少したものの営業債務などが増加したことによるものであります。

資本合計は、662億14百万円(同29億42百万円増)となりました。これは主にその他の資本の構成要素のマイナスが縮小したことによるものであります。親会社の所有者に帰属する持分比率は37.9%(同0.6ポイントのプラス)となりました。

 

 (2) 経営成績の状況

 ① 事業全体の状況

当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け落ち込んだ世界経済が第2四半期(7月~9月)以降持ち直しの動きを見せるなか、第3四半期(10月~12月)では経済活動の改善を通じて景気の回復が続きました。しかし、一部の国や地域では感染症が再拡大いたしました。

自動車業界においては、中国の新車販売が9か月連続で前年同月を上回り、日本や北米、新興国においても需要は回復基調にありました。一方で、いわゆる巣ごもり需要の急拡大などに起因する半導体の世界的な需給ひっ迫が顕在化しております。

そのような中での当第3四半期連結累計期間の経営成績は、前年同四半期に比べ当社グループの主力得意先向けの自動車フレームの生産量が約5.9%減少したことのほか、為替相場が前年同四半期に比べ円高水準にあったことなどによって売上収益は1,214億13百万円(前年同四半期比11.5%減)、売上総利益は119億55百万円(同19.7%減)となりました。また、販売費及び一般管理費は前年同四半期に比べて減少したもののその他の収益が減少したこともあり営業利益は22億27百万円(同43.5%減)となり、金融損益が改善したものの税引前四半期利益は18億21百万円(前年同四半期比45.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は12億50百万円(同47.5%減)となりました。

 

 ② セグメント情報に記載された区分ごとの状況

(日本)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて減少したことなどから売上収益は319億63百万円(前年同四半期比16.8%減)、税引前四半期利益は10億32百万円(同13.1%減)となりました。

(北米)

第2四半期及び第3四半期(7月~12月)は自動車フレームの生産量が前年同四半期を上回りましたが、第1四半期に生産が落ち込んだことを背景に売上収益は445億43百万円(前年同四半期比20.7%減)、税引前四半期損失は17億82百万円(前年同四半期は税引前四半期損失5億96百万円)となりました。

 

(中国)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて大きく増加したことから売上収益は409億59百万円(前年同四半期比20.4%増)、税引前四半期利益は43億27百万円(同17.6%増)となりました。

(アジア・大洋州)

自動車フレームの生産量は第1四半期を底に第2四半期以降は徐々に持ち直していますが、全体として生産量が前年同四半期を大きく下回ったことから売上収益は100億19百万円(前年同四半期比44.0%減)、税引前四半期損失は17億68百万円(前年同四半期は税引前四半期損失4億92百万円)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況 

当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業債権及びその他の債権の増加、有形固定資産の取得による支出、短期借入金の減少等の資金の減少要因があった一方、減価償却費及び償却費、営業債務の増加、長期借入金の増加等の資金の増加要因によって52億73百万円(前年同四半期比27億25百万円増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動の結果得られた資金は、前年同四半期に比べ29億18百万円(50.1%)増加の87億38百万円となりました。これは主に、営業債権及びその他の債権が増加したものの、棚卸資産の増加額の減少や営業債務の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動の結果支出した資金は、前年同四半期に比べ8億70百万円(10.1%)増加の95億30百万円となりました。これは主に、持分法で会計処理されている投資の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動の結果支出した資金は、68億3百万円(前年同四半期は29億65百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金が減少したことによるものであります。
  

(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 

前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に重要な変更はありません。

 

(7) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は16億79百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(8) 生産、受注及び販売実績

当第3四半期連結累計期間において、中国及びアジア・大洋州の生産、受注及び販売実績が著しく変動しております。その内容などについては「(2) 経営成績の状況」をご覧ください。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。