第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末における連結財政状態は、資産合計が1,650億65百万円(前連結会計年度末比10億90百万円増)となりました。これは営業債権及びその他の債権などが減少した一方で現金及び現金同等物、棚卸資産、有形固定資産などが増加したことによるものであります。

負債合計は、933億97百万円(同17億48百万円増)となりました。これは主に営業債務や借入金が増加したことによるものであります。

資本合計は、716億67百万円(同6億57百万円減)となりました。これは主に為替相場の円安によるその他の資本の構成要素の増加があった一方で、親会社の所有者に帰属する四半期損失の計上によるものであります。親会社の所有者に帰属する持分比率は40.7%(同0.3ポイントのマイナス)となりました。

 

(2) 経営成績の状況

① 事業全体の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経営環境は、世界経済は、新型コロナウイルスのワクチン接種が進展する欧米や中国を中心に回復基調を辿っておりますが、感染力の強い変異ウイルスにより感染再拡大が断続的に続くなど、依然として新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況下にあります。アジアでは、変異ウイルスによる感染拡大が深刻化しており、政府により発出された厳格な経済活動規制が企業の生産活動にも影響を及ぼしております。日本では、ワクチン接種の進展による個人消費の回復が期待されるものの、緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置の実施が長引くなど厳しい状況が続きました。

自動車業界においては、景気回復に伴い新車需要は回復基調にあるものの、世界的な半導体供給不足やアジアからの部品供給の停滞等により、大半の地域で自動車の生産及び販売が減少するなど先行きの不透明感が増しております。

そのような中での当第2四半期連結累計期間の経営成績は、主力得意先向けの自動車フレームの生産台数が前年同四半期と比べ減少したものの、金型設備等の販売が前年同四半期を上回ったことに加え為替相場が前年同四半期に比べ円安水準にあったことなどから売上収益が799億4百万円(前年同四半期比11.8%増)となりました。利益面では、製造コストの増加により売上総利益が51億49百万円(同9.3%減)となり、その他の損益が増加したものの販売費及び一般管理費が増加したため、営業損失は13億11百万円(前年同四半期は営業損失7億43百万円)、金融損益の増加や持分法による投資利益の計上がありましたが税引前四半期損失が11億42百万円(前年同四半期は税引前四半期損失10億87百万円)となりました。親会社の所有者に帰属する四半期損失は7億32百万円(前年同四半期は親会社の所有者に帰属する四半期損失10億32百万円)となりました。

 

② セグメント情報に記載された区分ごとの状況

(日本)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて減少したことから売上収益が193億38百万円(前年同四半期比6.0%減)、税引前四半期利益が2億6百万円(同57.4%減)となりました。

(北米)

自動車フレームの生産量は前年同四半期並みだったものの、金型取引が増加したことなどにより売上収益は299億83百万円(前年同四半期比21.2%増)、税引前四半期損失が14億35百万円(前年同四半期は税引前四半期損失17億75百万円)となりました。

(中国)

主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同四半期に比べて大きく減少したものの、金型取引が増加したことや為替水準が円安に推移したため、売上収益は263億17百万円(前年同四半期比5.1%増)、税引前四半期利益は競争激化による利益率の低下により8億52百万円(同59.4%減)となりました。

(アジア・大洋州)

主力得意先向けの自動車フレームの生産が前年同四半期を大きく上回ったことから売上収益は85億62百万円(前年同四半期比74.1%増)、税引前四半期損失は6億86百万円(前年同四半期は税引前四半期損失16億85百万円)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況 

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税引前四半期損失の計上、棚卸資産の増加、有形固定資産の取得による支出、長期借入金の返済による支出等の資金の減少要因があった一方、減価償却費及び償却費、短期借入金の増加、長期借入による収入の増加等の資金の増加要因によって47億24百万円(前年同四半期比15億99百万円増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、前年同四半期に比べ46億16百万円(217.9%)増加の67億35百万円となりました。これは主に営業債権及びその他の債権の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、前年同四半期に比べ11億92百万円(17.9%)増加の78億63百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果稼得した資金は、22億5百万円(前年同四半期は49億56百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金が増加したことによるものであります。

 

(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 

前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は10億57百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7) 生産、受注及び販売実績

当第2四半期連結累計期間において、北米、中国及びアジア・大洋州の生産、受注及び販売実績が著しく変動しております。その内容などについては「(2) 経営成績の状況」をご覧ください。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。