当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 経営成績の状況
① 事業全体の状況
当中間連結会計期間の経営成績は、前年同期において計上のあった新機種設備売上が減少したことや主力得意先向けの自動車フレームの生産台数がおよそ9%減少したことに加え、為替が円高水準で推移したことなどにより売上収益は972億21百万円(前年同期比14.8%減)となりました。利益面では一時的な新機種設備売上の減少を主因に売上総利益は142億71百万円(同9.6%減)、構造改革に係る一過性の費用増などもあり営業利益は51億90百万円(同30.7%減)、税引前中間利益は52億92百万円(同26.6%減)、親会社の所有者に帰属する中間利益は29億64百万円(同37.2%減)となりました。
しかしながら、業績は期初に立案した計画に対し概ね計画どおりに推移しております。
② セグメント情報に記載された区分ごとの状況
なお、当中間連結会計期間より、報告セグメントごとの経営成績をより適切に把握するため、セグメント利益を税引前利益から営業利益に変更しております。
この変更に伴い、文中の前年中間連結会計期間は変更後の測定方法を用いたうえで比較しております。
(日本)
主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同期に比べて減少しましたが、設備売上などが増加したことから売上収益が295億47百万円(前年同期比13.5%増)となりました。利益面では、増収効果に加え製造コストの圧縮に努めたことにより前年同期を上回る営業利益20億13百万円(同37.8%増)となりました。
(北米)
前年同期において計上のあった一時的な新機種設備売上が減少したこと、主力得意先向けの自動車フレームの生産量の減少に加え、為替相場が円高で推移したことから売上収益は518億24百万円(前年同期比13.8%減)となりました。利益面では、一時的な新機種設備売上の減少に加え人件費高騰などに伴う製造コストが増加しましたが、既存生産ラインの効率化や原価低減施策の推進により営業利益35億1百万円(同37.2%減)となりました。
(中国)
主力得意先向けの自動車フレームの生産量が大きく減少したことに加え、為替相場が円高で推移したことから売上収益は147億59百万円(前年同期比14.8%減)となりました。利益面では、減収影響を極力抑えるべく拠点集約などで製造コストの徹底的な圧縮に努めたものの、構造改革に係る一過性の費用増もあり営業利益4億9百万円(同30.3%減)となりました。
(アジア)
主力得意先向けの自動車フレームの生産量が前年同期に比べて大きく減少したことにより売上収益は86億48百万円(前年同期比32.4%減)となりました。利益面では、早期の黒字化に向けた施策を徹底的に推し進めたライン集約などによる製造コストの圧縮に加え、事業構造改革を進めたことにより損失幅の縮小に成功し営業損失1億7百万円(前年同期は営業損失2億83百万円)となりました。
なお、前連結会計年度において、報告セグメント「アジア」を構成しておりました、当社連結子会社H-ONE India PVT., Ltd.については、2025年3月の株式譲渡に伴い、前連結会計年度において連結の範囲から除外しております。このため、当中間連結会計期間より「アジア」報告セグメントから除外しております。
(2) 財政状態の状況
当中間連結会計期間末における連結財政状態は、資産合計が1,917億33百万円(前連結会計年度末比131億99百万円増)となりました。これは営業債権及びその他の債権などが減少した一方で、棚卸資産、有形固定資産などが増加したことによるものであります。
負債合計は、1,206億60百万円(同76億67百万円増)となりました。これは主に営業債務などが減少した一方で、借入金などが増加したことによるものであります。
資本合計は、710億72百万円(同55億31百万円増)となりました。これは主に利益剰余金の増加とその他の資本の構成要素の良化によるものであります。親会社の所有者に帰属する持分比率は35.6%(同0.2ポイントのマイナス)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、196億91百万円(前連結会計年度末比3億81百万円増)となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは税引前中間利益52億92百万円をベースに、棚卸資産の増加84億89百万円、営業債務の減少18億57百万円などがあった一方、減価償却費及び償却費47億23百万円、営業債権及びその他の債権の減少36億61百万円などがありました。これらの結果、当中間連結会計期間は25億36百万円の収入となり、前年同期に比べ収入が124億23百万円減少しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出84億36百万円などがありました。これらの結果、当中間連結会計期間は81億69百万円の支出となり、前年同期に比べ支出が5億76百万円増加しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の返済による支出89億82百万円などがあった一方、長期借入れによる収入137億48百万円、短期借入金の増加22億57百万円などがありました。これらの結果、当中間連結会計期間は56億19百万円の稼得(前年同期は40億45百万円の支出)となりました。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は9億54百万円であります。
なお、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 生産、受注及び販売実績
当中間連結会計期間において、アジアの生産、受注及び販売実績が著しく変動しております。その内容などについては「(1) 経営成績の状況」をご覧ください。
当中間連結会計期間において、重要な契約等の決定又は締結等はありません。