第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)  業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国の雇用情勢の改善や内需の底堅さにより回復基調が続く一方、中国経済の減速、新興国の成長鈍化や英国のEU離脱問題、米国トランプ新大統領の動向など、懸念材料が増している状況にあり、先行きは更に不透明な状況となっております。

一方で、国内経済は、政府の各種経済対策及び日本銀行による大規模な金融緩和を背景に、雇用・所得情勢が堅調に推移し、個人消費も底堅さ等から、景気は全般的に緩やかな回復基調で推移しておりますが、消費者物価指数はマイナスが続き、総じて不透明な状況で推移しました。

当社グループの属する自動車業界につきましては、米国・中国の好調な販売に加え、国内需要は軽自動車販売の前年割れが続きましたが、普通車販売の回復により、堅調に推移しました。

当社においては、海外向け需要増が寄与しバルブ売上本数は前年同期比105%を確保できましたが、売上高は円高影響に加え、TRWとの合弁解消に伴いNAFTA向け輸出を当社子会社経由販売へ変更したことにより前年同期を若干下回る結果となりました(過去に当社から販売済みの旧合弁先在庫消化によるもの)。

利益につきましては、グローバル展開における海外子会社の立上げ費用の増加と為替影響に加え、三菱重工工作機械株式会社から譲り受けたバルブ事業にかかる償却負担により、前年同期を下回る結果となりました。

これにより、売上高は12,839百万円(前年同期比100百万円減)、営業利益は223百万円(前年同期比754百万円減)、経常利益は6百万円(前年同期比1,190百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は242百万円(前年同期比1,390百万円減)となりました。

 

 

(2)  財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は27,949百万円となり、前連結会計年度末に比べ729百万円減少しております。

 

(流動資産)

当第3四半期連結会計期間末の流動資産は13,859百万円と前連結会計年度末に比べ1,528百万円減少しております。

主な要因は次のとおりであります。

・法人税等の納付及び固定資産の取得等により現金及び預金が2,135百万円減少しております。

・商品及び製品が361百万円増加しております。

・仕掛品が139百万円増加しております。

 

(固定資産)

当第3四半期連結会計期間末の固定資産は14,090百万円と前連結会計年度末に比べ799百万円増加しております。

主な要因は次のとおりであります。

・設備購入及び三菱重工工作機械株式会社からの連結子会社フジホローバルブ株式会社への現物出資により有形固定資産が1,307百万円増加しております。

・投資有価証券及び関係会社株式の売却等により投資その他の資産が514百万円減少しております。

 

(流動負債)

当第3四半期連結会計期間末の流動負債は4,382百万円と前連結会計年度末に比べ82百万円減少しております。

主な要因は次のとおりであります。

・支払手形及び買掛金が231百万円増加しております。

・短期借入金が504百万円増加しております。

・納付等により未払法人税等が682百万円減少しております。

・流動負債(その他)に含まれる未払金が、設備代金の支払等により279百万円減少しております。

 

(固定負債)

当第3四半期連結会計期間末の固定負債は35百万円と前連結会計年度末に比べ99百万円減少しております。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は23,532百万円と前連結会計年度末に比べ547百万円減少しております。

 

(3)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)  研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は181百万円であります。