第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用者所得や個人消費が緩やかに回復し企業収益や国内生産は堅調に推移するものの、輸出は貿易摩擦等による下押し、設備投資は先行きの不透明感から慎重な動きと、景気は全般的には減速感が見られております。
 一方、世界経済につきましては、米国は中国との貿易摩擦により減速基調となっていますが、雇用情勢良好の継続や政府の金融緩和姿勢等により個人消費が好調に推移したことから内需を堅調に引上げ、景気も底堅く推移しております。中国は米国との貿易摩擦の影響による輸出の鈍化に加え内需も回復が遅れ、政府による投資抑制策の見直し等の下支えにより景気失速感を回避している状況となる等、減速傾向が続いております。
 当社グループの属する自動車業界につきましては、国内需要は、全体を通しては前年同期を大きく上回る販売となりました。一方、北米全需は前年同期を下回る販売で推移しております。乗用車・トラックともに減少となる等厳しい状況が続いており、日系メーカーにつきましても前年同期を下回る販売となっております。中国全需は、前年同期を大きく下回る販売となる中、政府の景気対策により地方では日系メーカーを中心に若干の増加傾向となっております。
 このような市場環境の中、当社グループは、欧州顧客への販売および海外の生産拠点からの販売の増加により前年同期に比較し、海外販売は39.3%の増加となりました。国内販売は、北米市場向け販売の落ち込みにより、前年同期に比較し11.2%の減少となりましたが、国内外を合わせると0.5%の販売増となりました。

経常利益につきましては、特に国内販売の北米市場向けの製品売上の落ち込みの影響が大きく、また中空バルブに関しましては生産性改善が実を結びつつありますが事業拡大に伴う先行投資が続いたため、前年同期を下回る利益となりました。

以上の結果、売上高は11,237百万円(前年同期比51百万円増)、営業利益は349百万円前年同期比88百万円減)、経常利益は373百万円(前年同期比40百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は294百万円(前年同期比28百万円増)となりました。

 

なお、当社グループは、単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

 

(2)  財政状態

当第2四半期連結会計期間末の総資産は36,832百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,855百万円増加しております。

 

(流動資産)

当第2四半期連結会計期間末の流動資産は14,294百万円と前連結会計年度末に比べ472百万円減少しております。

主な要因は次のとおりであります。

・回収等により受取手形及び売掛金が820百万円減少しております。

・販売増加により商品及び製品が228百万円、仕掛品が216百万円、それぞれ増加しております。

 

(固定資産)

当第2四半期連結会計期間末の固定資産は22,538百万円と前連結会計年度末に比べ2,326百万円増加しております。

主な要因は次のとおりであります。

・設備購入により有形固定資産が2,271百万円増加しております。

 

(流動負債)

当第2四半期連結会計期間末の流動負債は9,533百万円と前連結会計年度末に比べ1,706百万円増加しております。

主な要因は次のとおりであります。

・運転資金等の増加により短期借入金が1,446百万円増加しております。

 

(固定負債)

当第2四半期連結会計期間末の固定負債は1,508百万円と前連結会計年度末に比べ103百万円増加しております。

主な要因は次のとおりであります。

・返済等により長期借入金が84百万円減少しております。

・固定負債(その他)に含まれるリース債務が、IFRS第16号の適用により183百万円増加しております。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は25,790百万円と前連結会計年度末に比べ46百万円増加しております。

 

 

(3)  キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」と言う。)は、前連結会計年度末に比べ62百万円減少し、3,195百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は1,220百万円(前年同期比64.4%増)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益373百万円、減価償却費1,020百万円、売上債権の減少額794百万円であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額645百万円、営業活動によるキャッシュ・フロー(その他)に含まれる未払金の減少額285百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は2,602百万円(前年同期比3.3%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出2,585百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により得られた資金は1,342百万円(前年同期は124百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の純増減額1,471百万円であります。

 

(4)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)  研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は122百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は次のとおりであります。

技術供与契約(提出会社)

提携先

国籍

契約品目

契約の内容

契約期間

対価の算定

PT.FUJI OOZX

INDONESIA

インド

ネシア

エンジンバルブ、コッタ、リテーナ他

製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾

自2019年9月26日
至2022年9月25日

契約品目の純売上高につき一定の比率