当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止に向けた緊急事態宣言により企業活動に大きな影響を及ぼしましたが、5月の緊急事態宣言解除以降、依然感染症リスクによる不透明さは残るものの、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
世界経済につきましても、新型コロナウイルス感染症は、米国では感染者の拡大が続いているなど依然終息は見えていない一方で、経済活動の再開により、景気は緩やかな回復の基調を見せております。中国ではほぼ感染症は制御されており、政府主導による経済促進策に後押しされ景気は引き続き回復傾向で推移しています。
しかしながら、世界全体では、感染症拡大の影響による経済の落ち込みは大きく、再流行も懸念されるなど今後も不透明な厳しい状況が続くことが予想されます。
当社グループが属する自動車業界の国内新車販売は回復基調ではあるものの、新型コロナウイルス感染症影響が大きく、前年同期を下回る販売となりました。また、米国は9月販売が前年プラスに転じたものの、北米全体の第2四半期累計では前年同期を下回る販売となりました。一方で中国は景気が回復傾向で推移する中、4月以降は前年同期を上回る販売を維持しています。
このような市場環境の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、米国や欧州顧客を中心に販売不振による受注の落ち込みが続いたため前年同期に比較し、海外販売は20.1%の減少となりました。国内販売につきましても、受注の落ち込みから前年同期に比較し34.6%の減少となり、国内外を合わせると30.4%の販売減となりました。
利益につきましては、販売が大幅に落ち込むなか、固定費の徹底圧縮による原価低減活動、より無駄のない生産体制への見直し、雇用継続のための雇用調整助成金の活用など利益確保を目指した対策を継続的に取り組んでまいりましたが、販売減少の影響は大きく損失計上となりました。
以上の結果、売上高は7,826百万円(前年同期比3,411百万円減)、営業損失は928百万円(前年同期は営業利益349百万円)、経常損失は923百万円(前年同期は経常利益373百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は730百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益294百万円)となりました。
なお、当社グループは、単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,418百万円減少し35,823百万円となりました。総資産の増加の主な内訳は現金及び預金が1,651百万円、減少の主な内訳は受取手形及び売掛金が1,289百万円、有形固定資産が1,114百万円であります。
現金及び預金は、新型コロナウイルス感染症拡大による事業環境の変化に対応するため、資金のさらなる手元流動性を確保すべく、金融機関借入による資金調達を行っていることから増加しております。
受取手形及び売掛金は、新型コロナウイルス感染症拡大による販売の減少に伴い減少しております。
有形固定資産は、減価償却等により減少しております。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ457百万円減少し11,039百万円となりました。負債の増加の主な内訳は短期借入金が1,563百万円、減少の主な内訳は支払手形及び買掛金が1,241百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が275百万円であります。
短期借入金は、前述の金融機関借入により増加しております。
支払手形及び買掛金は、販売の減少に伴い生産を調整し、仕入を抑制していることから、減少しております。
当第2四半期連結会計期間末の非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末に比べ960百万円減少し24,783百万円となりました。純資産の減少の主な内訳は、利益剰余金の減少832百万円であります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」と言う。)は、前連結会計年度末に比べ1,660百万円増加し、4,770百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は910百万円(前年同期比25.4%減)となりました。収入の主な内訳は、減価償却費1,164百万円、売上債権の減少額1,266百万円、たな卸資産の減少額682百万円であり、支出の主な内訳は、税金等調整前四半期純損失923百万円、仕入債務の減少額1,221百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は448百万円(前年同期比82.8%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出448百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は1,215百万円(前年同期比9.4%減)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の純増減額1,585百万円であります。
(4) 重要な会計上の見積りおよび仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積りおよび仮定の記載について、第1四半期連結会計期間末において重要な変更を行っております。
詳細は「第4 経理の状況 注記事項 (会計上の見積りの不確実性に関する追加情報)」に記載のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は112百万円であります。
当第2四半期連結累計期間における生産実績は、新型コロナウイルス感染症の拡大による受注の落ち込みの影響により著しく減少しております。
当社グループは自動車部品製造事業のみの単一セグメントであり、当第2四半期連結累計期間の生産実績は次のとおりであります。
(注)1 金額は、販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当社グループは、一部において受注生産を行っていますが、得意先の生産計画の内示等による見込生産が主体であり、受注高は生産高にほとんど等しくなるため、記載を省略しております。
当第2四半期連結累計期間における販売実績は、「(1) 経営成績」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大による受注の落ち込みの影響により著しく減少しております。
当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は次のとおりであります。
技術供与契約(提出会社)