文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)基本方針
当社グループは、長年にわたり樹脂成型品の分野でお客様に満足いただける素材製品の提供を目指してまいりました。今後も長年培った技術、経験を活かしながら、企業の社会的責任や安全性に十分配慮しつつ、お客様との信頼関係を深めて業績の向上を図るとともに、株主の皆様をはじめ地域社会、取引先、社員など多くのステークホルダーの方々に貢献し、企業価値を継続的に高めてゆくことを、企業の基本方針としております。
(2)経営戦略等
当社グループは、将来にわたって安定的な収益を確保し、ステークホルダーの皆様から評価される企業を目指し、より厳しい経営環境にも耐え得る筋肉質な経営基盤の構築に取り組むことを経営戦略の基本としております。
当社グループの主力製品である自動車用樹脂成型品については、市場熟成分野であり需要の伸びが期待できず、厳しい業界内競争が続いております。このような事業環境のなかで中長期的視点に立ち、次の時代を切り拓く取り組みとして、以下の項目に経営資源を配分し、企業価値の増大に努めてまいります。
①品質管理、改善活動の順守徹底
②既存及び新規部品の営業強化による受注獲得、売上拡大及び海外事業の安定化
③新技術の創出、確立による受注拡大及び品質・生産性向上
④生産技術力の向上による量産性向上及び信頼確保
⑤人財育成による企業強化及び後継者の育成
⑥コンプライアンスの順守徹底
(3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、継続的な成長を目指しており、安定した企業価値の増大を確保するため、重要視している経営指標は、売上高及び営業利益であります。
(4)経営環境
当社グループをとりまく環境は、自動車業界においては、自動運転だけでなく、電気自動車へのシフト、シェアリング・エコノミー(ユーザーのニーズに応じて自動車を提供するビジネス)の台頭、コネクティビティ(自動車のネットワーク化)などの岐路にさしかかり、大きな転換期を迎えようとしています。また、好調であったSUV市場も一服し、国内の自動車販売は上振れ要因に乏しく、生産台数はほぼ横ばいと予想しています。
また、連結子会社のPT.IKUYO INDONESIAについては、インドネシアを拠点に活動を進め、主要取引先である三菱自動車の現地法人(MMKI)では、エクスパンダーが引き続き販売台数の増加が見込まれており、グループ全体での売上高の増加に寄与しております。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりであります。
①品質管理の向上
当社グループは、品質第一を徹底しております。また、経営資源を設備投資などに振り向ける一方で、採算改善、原価低減活動の推進等のコストの低減に努め、品質管理のレベルアップに取り組み、さらなる品質管理体制の強化に努めてまいります。
②顧客満足度の強化
当社グループは、新規受注及び既存部品の営業強化による売上拡大を図り、顧客満足度の向上を図り、海外及び国内の事業環境変化に対応できる体制作りに取り組んでまいります。
③品質向上に向けた改善活動の実行
当社グループは、既存設備の更新及び製造工程の改善に取り組み、生産量の変化にも柔軟に対応できる仕組みを構築し、品質の向上に努めてまいります。また、全社的な改善活動に積極的に取り組み、生産力の質的向上、効率化を図り生産性の向上に努めてまいります。
④新技術の創出による成長路線への布石
当社グループは、自らの新技術の創出に取り組み、新技術の創出及び確立による技術力の向上を図り、お客様のグローバル化対応への要望に応える最適な生産体制の整備を進めています。
⑤人財育成による企業強化
当社グループは、事業環境の変化に対応し、永続的に事業を継続し成長させるため、人財育成強化が重要な課題と認識し、活気ある風通しの良い明るい企業体質づくりに取り組んでおります。また、次世代への技術の承継にも取組み、後継者の育成にも努めてまいります。
⑥安定的な収益基盤の強化
当社グループは、品質管理の徹底及び改善活動に取り組み、環境変化に強い収益基盤の確立と持続的な成長に取り組んでまいります。
⑦業務管理体制、内部統制の強化
当社グループは、継続的に成長可能な企業体質を確立するため、内部統制の強化が重要な課題と認識しております。その基本理念に基づいた「内部統制システムの基本方針」を策定しており、適宜見直しを行い必要に応じて改定を行っています。また、業務の有効性及び効率性を高めるべく、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度への適切な対応を推進してまいります。さらに、財務報告に係る内部統制が有効かつ適正に行われる体制の運用・評価を継続的に行うことで、経営の公正性・透明性の確保に努めるとともに、当社グループの業務管理体制を確立し、更なる内部統制の強化に努めてまいります。
(6)株式会社の支配に関する基本方針について
株式会社の支配に関する基本方針については、重要な事項と認識しており、継続的に検討しておりますが、現時点では具体的な方針および買収防衛策等は導入しておりません。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①国内外の経済情勢及び社会情勢の影響について
当社グループは、主に国内での事業活動を行っておりますが、主要な市場である国内及び国外の景気変動や社会情勢等の影響を受けるため、当社グループの関連市場における国内外の景気後退は、当社の業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
したがいまして、当社グループの取引先または取引先のエンド・ユーザーの所在する国または地域において、法制や税制の変更、政治・経済情勢の変化、インフラの未整備、人材確保の困難性、戦争・内乱・テロ等の非常事態、伝染病の流行等といったリスクが内在しており、当該リスクが発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
②特定の取引先への依存について
当社グループは、自動車部品の製造及び販売を主な内容とした事業活動を行っております。当社グループの主要な販売先は、三菱自動車工業株式会社であります。同社は、当社グループの売上実績に対する依存度が50%を超えており高い割合になっております。その他の完成車メーカーなど、製品の納入先を多様化するよう努めてまいりますが、同社への依存度が高いことから同社との取引が大幅に減少することにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③製品の原価変動の影響について
当社グループは、国内外の複数の取引先から原材料、半製品等を購入しております。調達する原材料等の購入価格は市況変動の影響を受け、原油関連製品価格の上昇に伴い、仕入価格が上昇する可能性があります。これに対して、販売価格については、製造工程における原価低減に努めておりますが、これら原材料等の価格上昇を製品の販売価格に十分に反映出来ない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④自然災害や事故等の影響について
当社グループは、国内に製造拠点等の設備を有しており、当該各地の生産・販売拠点における地域で大規模な地震・台風・洪水等の自然災害や火災等の事故、感染症等が発生した場合、事業活動が中断または停滞することにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑤人材の確保・育成について
当社グループは、今後の成長を実現していくためには、営業・技術・経営管理等の各方面において優秀な人材を確保・育成していくことが重要な課題と認識しており、必要な施策を実施しております。しかしながら、これらの適切な人材が十分に確保・育成ができない場合、長期的な視点から当社グループの事業展開や業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑥事業を取り巻く環境の変化について
当社グループは、事業の遂行にあたって景気等の経済状態による消費動向が大きく影響を及ぼす可能性があります。世界同時不況による消費不振や需要減退等が起こった場合は、当社グループの業績・財政状態に悪影響を及ぼすリスクが考えられます。また、日本国内の人口減少や少子高齢化の進行は、長期的には当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
⑦法規制等の影響について
当社グループは、事業活動を行う上で、環境法令の適用を受けております。法令または公的規制等の重要な変更等により多額の費用が生じる場合などは、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資の緩やかな増加や企業収益の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。
一方で、米中の貿易摩擦への懸念やEUにおける英国離脱問題、また相次いだ自然災害などの影響で、先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループの関係する自動車業界では、各完成車メーカーでの販売台数も堅調に推移したことにより、当社グループの売上高も堅調に推移しました。
このような状況のなか、当社グループでは、成長戦略の一環として進めておりました、名古屋第二工場の隣接地の購入、厚木工場の成形機(2,000t)の新規導入も完了し、全社を挙げた生産性向上のための諸施策と共に、品質管理及び原価低減に取り組み、収益の拡大に努めてまいりました。
また、PT.IKUYO INDONESIAについては、主要取引先の三菱自動車の現地法人(MMKI、エクスパンダー)の受注が好調に推移し、グループ全体での収益の増加に寄与しています。
この結果、当連結会計年度における売上高は16,846百万円(前年同期比29.0%増加)、営業利益780百万円(前年同期比51.8%増加)、経常利益797百万円(前年同期比13.5%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益501百万円(前年同期比7.0%増加)となりました。
なお、経常利益については、シンジケートローンのリファイナンスによるシンジケートローン手数料25百万円を営業外費用に、税金等調整前当期純利益については、経年金型の売却等による固定資産除売却損50百万円、保養所の使用目的を変更したことによる減損損失24百万円を特別損失に計上しております。
a.財政状態
当連結会計期年度における流動資産は6,533百万円となり、前連結会計年度に比べ455百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金227百万円、電子記録債権243百万円が増加したこと等によるものです。固定資産は6,025百万円となり、前連結会計年度に比べ34百万円減少しました。主な要因は、機械装置及び運搬具152百万円、土地117百万円が増加、工具、器具及び備品385百万円が減少したこと等によるものです。
この結果、資産合計は12,558百万円となり、前連結会計年度に比べ421百万円増加しました。
当連結会計期年度における流動負債は6,181百万円となり、前連結会計年度に比べ551百万円増加しました。主な要因は、支払手形及び買掛金272百万円、短期借入金315百万円、未払法人税等132百万円、設備関係支払手形179百万円が増加、1年内返済予定の長期借入金214百万円、前受金124百万円が減少したこと等によるものです。固定負債は1,641百万円となり、前連結会計年度に比べ509百万円減少しました。主な要因は、長期借入金588百万円が減少したこと等によるものです。
この結果、負債合計は7,822百万円となり、前連結会計年度に比べ42百万円増加しました。
当連結会計期年度における純資産は4,735百万円となり、前連結会計年度に比べ378百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金440百万円が増加したこと等によるものです。
この結果、自己資本比率は1.9%増加し、37.5%となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高16,846百万円(前年同期比28.9%増加)、営業利益780百万円(前年同期比51.8%増加)、経常利益797百万円(前年同期比13.5%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益501百万円(前年同期比7.0%増加)となりました。
なお、セグメントごとの経営成績につきましては、当社グループは、自動車部品事業を単一のセグメントとして運営しており、これ以外に報告セグメントがないため、記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計期年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,757百万円(前年同期比9.0%増加)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計期年度における営業活動による資金は2,274百万円(前年同期比9.5%減少)の収入となりました。主な要因としては、税金等調整前当期純利益724百万円、減価償却費1,616百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計期年度における投資活動による資金は1,467百万円(前年同期比4.7%増加)の支出となりました。主な要因としては、設備投資として、厚木工場の成形機の購入、名古屋第二工場の隣接地の購入、新規受注品の金型投資を行い、有形固定資産の取得による支出1,468百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計期年度における財務活動による資金は573百万円(前年同期比7.0%増加)の支出となりました。主な要因としては、長期借入金の返済による支出802百万円及び短期借入金315百万円の増加によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
当社は生産・販売体制を基礎とした自動車部品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日) |
|
|
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
|
自動車部品事業 |
10,794,305 |
+26.9 |
(注)1.金額は製造原価によっております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)受注実績
当連結会計年度の受注実績は次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日) |
|||
|
受注高(千円) |
前年同期比 (%) |
受注残高(千円) |
前年同期比 (%) |
|
|
自動車部品事業 |
16,941,535 |
+25.2 |
1,241,156 |
+8.3 |
(注)1.数量については同一品目のなかでも種類が多く、かつ仕様も多岐にわたるため記載を省略しております。
2.金額は、販売価格で表示しております。
3.上記金額には消費税等は含まれておりません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日) |
||
|
金額(千円) |
構成比(%) |
前年同期比(%) |
|
|
自動車部品事業 |
16,846,830 |
100 |
+28.9 |
(注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
|
相手先 |
前連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) |
当連結会計年度 (自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日) |
||
|
金額(千円) |
総販売実績に対する割合 (%) |
金額(千円) |
総販売実績に対する割合 (%) |
|
|
三菱自動車工業㈱ |
6,064,739 |
46.4 |
8,409,786 |
49.9 |
|
日野自動車㈱ |
2,130,588 |
16.3 |
2,411,400 |
14.3 |
|
三菱ふそうトラック・バス㈱ |
1,924,926 |
14.7 |
1,922,431 |
11.4 |
|
合計 |
10,120,254 |
77.4 |
12,743,618 |
75.6 |
2.数量については同一品目のなかでも種類が多く、かつ仕様も多岐にわたるため記載を省略しております。
3.上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a) 財政状態の分析
(資産合計)
当連結会計年度末における資産の額は12,558百万円(前年同期比3.5%増加)となりました。資産の主な内訳は、現金及び預金2,757百万円(前年同期比9.0%増加)、受取手形及び売掛金2,111百万円(前年同期比1.7%減少)、電子記録債権1,004百万円(前年同期比32.0%増加)、建物及び構築物1,001百万円(前年同期比1.5%増加)、工具、器具及び備品2,312百万円(前年同期比14.3%減少)、土地1,287百万円(前年同期比10.0%増加)、投資有価証券389百万円(前年同期比7.5%減少)等です。
(負債合計)
当連結会計年度末における負債の額は7,822百万円(前年同期比0.5%増加)となりました。負債の主な内訳は、支払手形及び買掛金3,727百万円(前年同期比7.9%増加)、短期借入金315百万円、1年内返済予定の長期借入金260百万円(前年同期比45.1%減少)、設備関係支払手形885百万円(前年同期比25.3%増加)、長期借入金820百万円(前年同期比41.8%減少)等です。
(純資産合計)
当連結会計年度末における純資産の額は4,735百万円(前年同期比8.7%増加)となりました。純資産の主な内訳は、資本金2,298百万円、利益剰余金2,391百万円(前年同期比22.6%増加)等です。
(b) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は16,846百万円(前年同期比28.9%増加)となりました。そのうち、国内売上高は15,951百万円(前年同期比24.1%増加)、海外売上高は895百万円(前年同期比330.3%増加)となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は、14,573百万円(前年同期比29.0%増加)となり、売上総利益率は13.5%となりました。
主な内訳は、材料費等の変動費によるものです。
販売費及び一般管理費は、1,492百万円(前年同期比19.3%増加)となりました。
主な内訳は、運搬費によるものです。
(営業外収益、営業外費用)
営業外収益は、68百万円(前年同期比68.8%減少)となりました。
主な内訳は、金型精算差益の計上によるものです。
営業外費用は、52百万円(前年同期比59.1%増加)となりました。
主な内訳は、借入金に対する支払利息及びシンジケートローン手数料の計上によるものです。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
以上のことにより、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は501百万円(前年同期比7.0%増加)となりました。
(c) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、金型投資及び機械設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金の残高は1,395百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,757百万円となっております。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりです。
売上高は16,846百万円となりました。これは主に、当社の売上高によるもので、約95%を占めております。経常利益は797百万円となりました。これは主に、当社の営業費用の計上によるもので、約95%を占めております。親会社株主に帰属する当期純利益は、501百万円となりました。
この結果、ROEは10.7%となりました。
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指標 |
平成31年3月期 (計画) |
平成31年3月期 (実績) |
平成31年3月期(計画比) |
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売上高 |
17,010百万円 |
16,846百万円 |
163百万円減(1.0%減) |
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経常利益 |
884百万円 |
797百万円 |
86百万円減(9.8%減) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
610百万円 |
501百万円 |
108百万円減(17.8%減) |
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ROE (自己資本利益率) |
12.6% |
10.7% |
1.9ポイント減 |
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
該当事項はありません。
当社グループは、樹脂射出成形製品の総合メーカーとして、市場の動向やニーズを迅速かつ的確に捉え、タイムリーに製品価値を提供できる提案型企業を目指しています。そのため自動車、材料メーカー等との情報交換や学協会等との技術交流に力を入れております。また、スピーディな技術開発を進めるべく、社外ネットワークの構築と社内開発体制強化に取り組んでおり、当連結会計年度においては以下の設備投資を行い、製品化を加速しています。
・高付加価値塗装開発用の実験ブースの新設
・高機能装置を付けた大型射出成形機の新設
なお、当連結会計年度における研究開発費は
1.軽量化への取組み
・樹脂成形技術の高度化による自動車内外装部品の軽量化
・金属部品の材料置換
2.高付加価値塗装技術への取組み
・メッキ代替塗装の開発
・機能性向上塗装の開発
3.次世代商品への取組み
・電動化関連樹脂部材の開発