第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間においては、日本では、景気は横ばいで推移したものの、輸出が堅調に増加し、一部に持ち直しの動きが見られました。

海外においては、米国、欧州の景況感は改善が続いています。アジアは雇用や所得環境の向上による内需の底堅さが続いており、中国は足元の景気は改善していますが、先行きは不透明となっています。

自動車業界におきましては、北米・欧州では販売台数が堅調に伸びており、中国では、減税措置により、好調な状況が続いています。一方、日本では、依然として軽自動車の販売が低迷しており、2016年通年の販売は停滞となりました。

このような経営環境の中、当社グループでは、ビジネス環境の変化に対応し、「持続的な成長と進化」を遂げるため、技術・販売・人事の3つの分野のイノベーションの具体化を進めております。

当第3四半期連結累計期間の業績については、量産・非量産売上の増加がありましたが、為替の影響等により、売上高は152,402百万円(前年同期比6.7%減)となりました。利益につきましては、中国、欧州の生産拡大、立ち上がり拠点の業績向上、原価低減等の取り組みが奏功し、営業利益は10,779百万円(前年同期比22.0%増)となりました。経常利益は、持分利益が改善し、10,963百万円(前年同期比44.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,289百万円(前年同期比52.9%増)となりました。

 

報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。

①日本

 (単位:百万円)

 

前第3四半期
累計期間

当第3四半期
累計期間

前期比増減額

前期比増減率

売上高

40,312

40,276

△36

△0.1%

営業利益

1,787

1,357

△430

△24.1%

 

売上高は、輸出車種の増加や機種構成の差異等により、量産売上の増加があった一方、非量産売上の減少等により、40,276百万円(前年同期比0.1%減)となりました。営業利益は、試験研究費の増加や非量産売上の減少・円安メリットの剥落等により、1,357百万円(前年同期比24.1%減)となりました。

 

 

②北米

 (単位:百万円)

 

前第3四半期
累計期間

当第3四半期
累計期間

前期比増減額

前期比増減率

売上高

64,078

57,581

△6,496

△10.1%

営業利益

2,565

2,720

155

6.0%

 

売上高は、生産は概ね堅調に推移したものの、円高による為替影響等により減収となり、57,581百万円(前年同期比10.1%減)となりました。営業利益は、新機種立ち上りコスト等もありましたが、新規拠点の収益が改善し、2,720百万円(前年同期比6.0%増)となりました。

 

③欧州

 (単位:百万円)

 

前第3四半期
累計期間

当第3四半期
累計期間

前期比増減額

前期比増減率

売上高

9,003

12,663

3,660

40.7%

営業利益

954

1,664

709

74.3%

 

新型シビックやジャガーの新機種の売上が寄与し、円高による為替影響があったものの、売上高は、12,663百万円(前年同期比40.7%増)、営業利益は、1,664百万円(前年同期比74.3%増)となりました。

 

④アジア

 (単位:百万円)

 

前第3四半期
累計期間

当第3四半期
累計期間

前期比増減額

前期比増減率

売上高

28,920

26,306

△2,614

△9.0%

営業利益

2,764

3,142

377

13.7%

 

売上高は、タイで主要得意先の新機種好調により増産したことに加え、インドネシアも生産が拡大した一方で、インドにおける生産台数の減少や、円高による為替影響等があり、26,306百万円(前年同期比9.0%減)となりました。営業利益は、インドネシア子会社の本格稼働による収益改善により、3,142百万円(前年同期比13.7%増)となりました。

 

⑤中国

 (単位:百万円)

 

前第3四半期
累計期間

当第3四半期
累計期間

前期比増減額

前期比増減率

売上高

24,084

22,956

△1,128

△4.7%

営業利益

612

1,558

945

154.2%

 

売上高は、中国自動車市場の拡大により、量産・型設備売上等が増加した一方、円高による為替影響等があり、22,956百万円(前年同期比4.7%減)となりました。営業利益は、生産水準の向上や、原価低減の取り組み等により、1,558百万円(前年同期比154.2%増)となりました。

 

⑥南米

 (単位:百万円)

 

前第3四半期
累計期間

当第3四半期
累計期間

前期比増減額

前期比増減率

売上高

7,493

4,187

△3,305

△44.1%

営業利益

332

228

△103

△31.3%

 

売上高は、量産売上が減少していることに加え、型設備売上の減少及びレアル安による為替影響等により、4,187百万円(前年同期比44.1%減)となりました。営業利益は、原価低減に取り組んだものの、減収の影響が大きく、228百万円(前年同期比31.3%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末より13,418百万円減少し、201,866百万円となりました。これは主に、建物及び構築物(純額)、機械装置及び運搬具(純額)の減少によるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末より8,582百万円減少し、91,926百万円となりました。これは主に、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の減少によるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末より4,836百万円減少し、109,939百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定の減少によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、564百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。