第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

 なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)及び事業年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。

 

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、以下のとおり連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。

(1)会計基準等の内容を適切に把握できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しているほか専門誌の定期購読やセミナーへの参加等による情報収集を行うことで、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制の整備に努めております。

 

(2)将来の指定国際会計基準の適用に備え、社内規程、マニュアル、指針等の整備及び各種団体が実施する研修等に参加しております。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

40,685

44,232

受取手形及び売掛金

※3 51,230

※3 56,670

製品

1,908

2,090

仕掛品

29,081

20,580

原材料

3,872

4,244

貯蔵品

1,297

1,405

その他

8,374

7,102

流動資産合計

136,450

136,326

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

99,924

106,094

減価償却累計額

42,150

46,158

建物及び構築物(純額)

57,773

59,936

機械装置及び運搬具

164,971

180,783

減価償却累計額

126,325

138,215

機械装置及び運搬具(純額)

38,645

42,567

工具、器具及び備品

142,622

152,887

減価償却累計額

130,994

137,260

工具、器具及び備品(純額)

11,627

15,626

土地

※2 13,342

※2 14,375

建設仮勘定

12,677

7,148

有形固定資産合計

134,067

139,654

無形固定資産

1,416

1,200

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1 8,518

※1 9,429

繰延税金資産

1,769

1,755

その他

326

341

貸倒引当金

8

8

投資その他の資産合計

10,606

11,518

固定資産合計

146,090

152,372

資産合計

282,540

288,698

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

30,394

34,019

短期借入金

22,247

13,848

1年内返済予定の長期借入金

12,414

9,912

未払金

6,773

7,654

未払法人税等

1,610

1,103

前受金

※4 3,042

※4 2,955

賞与引当金

1,424

1,529

その他

3,259

3,215

流動負債合計

81,165

74,239

固定負債

 

 

長期借入金

29,019

27,405

退職給付に係る負債

1,048

1,452

役員株式給付引当金

438

472

繰延税金負債

5,131

5,771

その他

1,811

※4 2,661

固定負債合計

37,450

37,763

負債合計

118,615

112,003

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

4,656

4,656

資本剰余金

23,635

23,622

利益剰余金

103,677

111,475

自己株式

1,707

1,649

株主資本合計

130,261

138,104

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

1,285

1,337

繰延ヘッジ損益

1

31

為替換算調整勘定

20,363

25,185

退職給付に係る調整累計額

380

33

その他の包括利益累計額合計

22,031

26,587

非支配株主持分

11,631

12,003

純資産合計

163,924

176,695

負債純資産合計

282,540

288,698

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

236,503

314,312

売上原価

212,396

286,533

売上総利益

24,106

27,778

販売費及び一般管理費

※1,※5 13,174

※1,※5 14,941

営業利益

10,931

12,836

営業外収益

 

 

受取利息

405

700

受取配当金

141

154

為替差益

781

385

持分法による投資利益

50

626

作業くず売却益

164

180

その他

744

448

営業外収益合計

2,287

2,496

営業外費用

 

 

支払利息

560

993

その他

125

54

営業外費用合計

686

1,048

経常利益

12,532

14,284

特別利益

 

 

固定資産売却益

※2 47

※2 114

投資有価証券売却益

3

27

特別利益合計

51

142

特別損失

 

 

固定資産売却損

※3 13

※3 1

固定資産除却損

※4 46

新型コロナウイルス感染症関連損失

※6 167

特別損失合計

13

215

税金等調整前当期純利益

12,570

14,211

法人税、住民税及び事業税

3,148

3,083

法人税等調整額

930

768

法人税等合計

4,079

3,852

当期純利益

8,490

10,358

非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)

387

87

親会社株主に帰属する当期純利益

8,878

10,270

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

当期純利益

8,490

10,358

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

170

51

繰延ヘッジ損益

1

30

為替換算調整勘定

11,721

5,061

退職給付に係る調整額

43

347

持分法適用会社に対する持分相当額

408

399

その他の包括利益合計

12,344

5,195

包括利益

20,835

15,554

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

20,423

14,827

非支配株主に係る包括利益

411

726

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

4,656

23,635

96,839

1,772

123,358

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

258

 

258

会計方針の変更を反映した当期首残高

4,656

23,635

97,098

1,772

123,617

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

2,299

 

2,299

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

8,878

 

8,878

自己株式の取得

 

 

 

0

0

自己株式の処分

 

 

 

65

65

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

6,578

65

6,644

当期末残高

4,656

23,635

103,677

1,707

130,261

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

1,115

9,032

337

10,485

11,207

145,052

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

258

会計方針の変更を反映した当期首残高

1,115

9,032

337

10,485

11,207

145,311

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

2,299

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

8,878

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

0

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

65

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

170

1

11,330

43

11,545

423

11,969

当期変動額合計

170

1

11,330

43

11,545

423

18,613

当期末残高

1,285

1

20,363

380

22,031

11,631

163,924

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

4,656

23,635

103,677

1,707

130,261

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

4,656

23,635

103,677

1,707

130,261

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

2,473

 

2,473

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

10,270

 

10,270

自己株式の取得

 

 

 

0

0

自己株式の処分

 

 

 

58

58

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

13

 

 

13

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

13

7,797

58

7,842

当期末残高

4,656

23,622

111,475

1,649

138,104

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

1,285

1

20,363

380

22,031

11,631

163,924

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

1,285

1

20,363

380

22,031

11,631

163,924

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

2,473

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

10,270

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

0

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

58

連結子会社株式の取得による持分の増減

 

 

 

 

 

 

13

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

51

30

4,821

347

4,556

372

4,928

当期変動額合計

51

30

4,821

347

4,556

372

12,771

当期末残高

1,337

31

25,185

33

26,587

12,003

176,695

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

12,570

14,211

減価償却費

15,173

17,414

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

289

168

賞与引当金の増減額(△は減少)

25

75

受取利息及び受取配当金

546

855

支払利息

560

993

持分法による投資損益(△は益)

50

626

投資有価証券売却損益(△は益)

3

27

固定資産除売却損益(△は益)

34

113

売上債権の増減額(△は増加)

10,750

3,191

棚卸資産の増減額(△は増加)

3,605

9,014

仕入債務の増減額(△は減少)

6,193

2,131

未収又は未払消費税等の増減額(△は減少)

494

23

前受金の増減額(△は減少)

3,110

582

未払金の増減額(△は減少)

172

343

その他

1,386

872

小計

16,851

40,633

利息及び配当金の受取額

626

1,021

利息の支払額

593

989

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

2,819

3,394

営業活動によるキャッシュ・フロー

14,064

37,270

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の純増減額(△は増加)

1,325

1,116

有形固定資産の取得による支出

17,419

17,168

有形固定資産の売却による収入

68

133

無形固定資産の取得による支出

172

107

投資有価証券の取得による支出

74

85

投資有価証券の売却による収入

33

92

その他

28

1

投資活動によるキャッシュ・フロー

18,860

16,022

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

5,426

9,721

長期借入れによる収入

18,220

9,174

長期借入金の返済による支出

8,593

13,838

割賦債務及びファイナンス・リース債務の返済による支出

207

354

自己株式の取得による支出

0

0

配当金の支払額

2,299

2,474

非支配株主への配当金の支払額

73

連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出

294

財務活動によるキャッシュ・フロー

12,546

17,582

現金及び現金同等物に係る換算差額

2,246

613

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

9,997

4,279

現金及び現金同等物の期首残高

25,970

35,968

現金及び現金同等物の期末残高

35,968

40,248

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数  22

連結子会社の名称

Jefferson Industries Corporation

  Jefferson Southern Corporation

Austin Tri-Hawk Automotive, Inc.

  G-TEKT America Corporation

G-TEKT North America Corporation

  Jefferson Elora Corporation

G-TEKT MEXICO CORP. S.A. DE C.V.

 

G-TEKT Europe Manufacturing Ltd.

  G-TEKT (Deutschland) GmbH.

G-TEKT Slovakia, s.r.o.

 

G-TEKT (Thailand) Co., Ltd.

  G-TEKT Eastern Co., Ltd.

Thai G&B Manufacturing Ltd.

  Global Auto-Parts Alliance India Private Ltd.

G-TEKT India Private Ltd.

  PT.G-TEKT Indonesia Manufacturing

Auto Parts Alliance (China) Ltd.

  Wuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.

Conghua Auto Parts Alliance (China) Ltd.

  G-TEKT (Shanghai) Technical & Trading Co., Ltd.

Guangzhou Nansha Auto Parts Alliance (China) Ltd.

 

G-KT do Brasil Ltda.

 

 

(2)連結範囲の変更

 当連結会計年度より、2021年10月に設立しておりましたGuangzhou Nansha Auto Parts Alliance(China)Ltd.に出資したため、連結の範囲に含めております。

 

2.持分法の適用に関する事項

 持分法適用の関連会社の数  1

会社等の名称

G-ONE AUTO PARTS DE MEXICO, S.A. DE C.V.

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

 連結子会社のうち、G-TEKT America Corporation、G-TEKT MEXICO CORP. S.A. DE C.V.、PT.G-TEKT Indonesia Manufacturing、G-TEKT (Thailand) Co., Ltd.、G-TEKT Eastern Co., Ltd.、Thai G&B Manufacturing Ltd.、Auto Parts Alliance (China) Ltd.、Wuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.、Conghua Auto Parts Alliance (China) Ltd.、G-TEKT (Shanghai) Technical & Trading Co., Ltd.、Guangzhou Nansha Auto Parts Alliance (China) Ltd.及びG-KT do Brasil Ltda.の決算日は12月31日であり、連結財務諸表の作成に当たっては、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

 なお、その他の連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

 

4.会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券の評価基準及び評価方法

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

② デリバティブ取引により生ずる債権及び債務

時価法

③ 棚卸資産の評価基準及び評価方法

製品及び仕掛品

 主として総平均法による原価法(連結貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

 一部の製品及び仕掛品については、個別法による原価法(連結貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

原材料

 主として先入先出法による原価法(連結貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

貯蔵品

 先入先出法による原価法(連結貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

 

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産

 定額法を採用しております。なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物

2年~50年

機械装置及び運搬具

2年~25年

工具、器具及び備品

2年~20年

② 無形固定資産

ソフトウェア

 ソフトウェア(自社利用)の減価償却の方法は、社内における利用可能期間(2年~5年)に基づく定額法によっております。

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

 

(3)重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

 債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

 当社及び一部の在外連結子会社は、従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。

③ 役員株式給付引当金

 株式交付規程に基づく当社の取締役等への当社株式の交付に備えるため、期末における株式給付債務の見込額に基づき計上しております。

 

 

(4)重要な収益及び費用の計上基準

①製品販売

 当社グループは主に自動車部品の製造販売を行っており、国内外の完成車メーカーを顧客としております。当社グループでは、主に完成した製品を顧客に納入することを履行義務として識別しており、原則として顧客に製品を納入した時点で、履行義務を充足すると判断し、当該時点で収益を認識しております。
これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、概ね1ヶ月の間に回収しており、重要な金融要素は含んでおりません。収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き、割戻し、及び有償受給取引において顧客に支払われる対価を控除した金額で測定しております。

②サービスの提供

 自動車部品に関連するサービスについては、主に技術支援等のサービスを顧客に提供することを履行義務として識別しており、サービスを提供する一定期間にわたり履行義務が充足すると判断し、当該サービス提供期間にわたり収益を認識しております。
これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、概ね1ヶ月から6ヶ月の間に回収しており、重要な金融要素は含んでおりません。

 

(5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

 なお、在外連結子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しております。

 

(6)重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

 原則として繰延ヘッジ処理によっております。

 なお、振当処理の要件を満たしている為替予約については振当処理に、特例処理の要件を満たしている金利スワップについては特例処理によっております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

 ヘッジ会計を適用したヘッジ手段とヘッジ対象は以下のとおりであります。

a.ヘッジ手段・・・為替予約

ヘッジ対象・・・製品輸出による外貨建売上債権

b.ヘッジ手段・・・金利スワップ

ヘッジ対象・・・借入金変動金利

③ ヘッジ方針

 デリバティブ取引に関する権限規程及び取引限度額等を定めた内部規程に基づき、ヘッジ対象に係る為替相場変動リスクを一定の範囲内でヘッジしております。

④ ヘッジ有効性評価の方法

 ヘッジ対象の相場変動とヘッジ手段の相場変動を比較し、その変動額の比率によって有効性を評価しております。ただし、振当処理の要件を満たしている為替予約及び特例処理の要件を満たしている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。

 

(7)退職給付に係る負債の計上基準

① 退職給付見込額の期間帰属方法

 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

 数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

 過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により費用処理しております。

 

 

(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

(1) 繰延税金資産

① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

繰延税金資産

1,769

1,755

 

② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること等の理由で、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。計画策定時における合理的な情報等を基礎として将来の事業計画を策定しておりますが、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、あるいは法制度の変更によって回収可能性が十分ではないと判断した場合、繰延税金資産を減額する必要があり、翌連結会計年度の連結財務諸表において繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。

(2) 固定資産の減損

① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産

134,067

139,654

無形固定資産

1,416

1,200

なお、上記のうち、当社の有形・無形固定資産は、当連結会計年度30,810百万円であり、北米において自動車部品製造販売を行う連結子会社Jefferson Industries Corporationの保有している有形・無形固定資産は、当連結会計年度12,698百万円です。

② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。将来キャッシュ・フローは、計画策定時における合理的な情報等を基礎として策定された事業計画に基づいております。この事業計画は、各種経済予測、顧客の生産計画などに関する経営者の判断に基づく過程により影響を受け、半導体不足の影響によるサプライチェーンリスクが潜在する市場環境等、事業計画の前提とした条件や仮定には不確実性が含まれているため、変更が生じた場合、将来キャッシュ・フローが減少することによって減損処理を認識する必要が生じ、翌連結会計年度の連結財務諸表において固定資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

(3) 退職給付に係る負債

① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

退職給付に係る負債

1,048

1,452

 

② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 退職給付に係る負債及び退職給付費用は、主に数理計算で設定される退職給付に係る負債の割引率、年金資産の期待運用収益率等の仮定に基づいて算出しております。割引率は、確定給付制度債務と概ね同じ支払期日を有する優良社債の報告期間の期末日時点における市場利回りに基づいて決定し、年金資産の期待運用収益率は、過去の運用実績及び将来見通し等に基づいて決定しております。前提となった割引率及び期待運用収益率の変動は、翌連結会計年度の連結財務諸表において退職給付に係る負債の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

(会計方針の変更)

該当事項はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

 

(1)概要

2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。

 

・ 税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

・ グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果

 

(2)適用予定日

2025年3月期の期首から適用します。

 

(3)当該会計基準等の適用による影響

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書)

前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「還付消費税等」及び「助成金収入」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。

なお、前連結会計年度の「還付消費税等」は377百万円、「助成金収入」は118百万円であります。

 

また、前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外費用」の「租税公課」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。

なお、前連結会計年度の「租税公課」は77百万円であります。

(追加情報)

業績連動型株式報酬制度

 当社は、取締役(社外取締役を除く。)並びに当社と委任契約を締結している執行役員(以下「取締役等」という。)に信託を通じて自社の株式を交付する取引を行っております。

(1)取引の概要

 当社は、取締役等を対象に、これまで以上に当社の中長期的な業績の向上と企業価値の増大への貢献意欲を高めることを目的とし、当社の株式価値との連動性が高い役員報酬制度として、業績連動型株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入しております。

 本制度は、2016年3月末日で終了する連結会計年度から2023年3月末日で終了する連結会計年度までの期間において在任する取締役等に対する報酬として、当社が金員を拠出して設定した信託が取引所市場を通じて当社株式を取得のうえ、当該株式を一定の要件を満たす取締役等に対し、その役位、業績等に応じて交付する株式報酬制度です。

 

(2)信託に残存する自社の株式

 信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度699百万円、413千株、当連結会計年度641百万円、376千株であります。

 

退職給付制度の改定

 当社は、2022年9月30日に同年10月1日を施行日とする退職金規程等の改定を行い、確定給付企業年金制度および確定拠出企業型年金制度の改定を行っております。これに伴い、退職給付債務が681百万円増加しており、過去勤務費用が同額発生しております。

 

会計上の見積り

 期末時点で入手可能な情報に基づき、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行った結果、当連結会計年度の連結財務諸表において、重要な影響はないと判断しておりますが、この見積りには不確実性が含まれているため、世界的な景況感、地政学的リスク、半導体不足をはじめとするサプライチェーンリスクの影響によっては、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1.非連結子会社及び関連会社に対する主な資産は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

投資有価証券(株式)

4,062

百万円

4,878

百万円

 

※2.圧縮記帳額

 国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内訳は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

圧縮記帳額

149

百万円

149

百万円

(うち、土地)

149

百万円

149

百万円

 

※3.受取手形及び売掛金のうち、顧客との契約から生じた債権の金額は、それぞれ以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

受取手形

354百万円

469百万円

売掛金

50,876百万円

56,200百万円

 

※4.前受金、固定負債のその他のうち、契約負債の金額は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

契約負債

3,042百万円

3,692百万円

 

(連結損益計算書関係)

※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

 

 前連結会計年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日)

荷造運搬費

2,423百万円

2,910百万円

給料及び手当

3,338百万円

3,752百万円

賞与引当金繰入額

157百万円

172百万円

退職給付費用

93百万円

90百万円

役員株式給付引当金繰入額

82百万円

73百万円

 

※2.固定資産売却益の内訳は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

機械装置及び運搬具

46

百万円

113

百万円

工具、器具及び備品

1

百万円

1

百万円

47

百万円

114

百万円

 

※3.固定資産売却損の内訳は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

機械装置及び運搬具

12

百万円

1

百万円

工具、器具及び備品

0

百万円

百万円

13

百万円

1

百万円

 

※4.固定資産除却損の内訳は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

機械装置及び運搬具

百万円

46

百万円

百万円

46

百万円

 

※5.一般管理費に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。

 

 前連結会計年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日)

 

1,173百万円

1,531百万円

 

※6.新型コロナウイルス感染症関連損失に関する注記

前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)

第1四半期連結会計期間及び第3四半期連結会計期間において、中国子会社Wuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.は、新型コロナウイルス感染症防止のための中国政府による工場操業停止指示により、それぞれ4月18日~4月24日及び11月22日~12月5日にわたり操業を停止いたしました。通常生産に復帰するまでの期間における固定費及び直接要した費用を特別損失として167百万円計上いたしました。

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 

 

当期発生額

241

百万円

47

百万円

組替調整額

3

百万円

27

百万円

税効果調整前

244

百万円

74

百万円

税効果額

△74

百万円

△22

百万円

その他有価証券評価差額金

170

百万円

51

百万円

繰延ヘッジ損益

 

 

 

 

当期発生額

1

百万円

44

百万円

組替調整額

百万円

百万円

税効果調整前

1

百万円

44

百万円

税効果額

△0

百万円

△13

百万円

繰延ヘッジ損益

1

百万円

30

百万円

為替換算調整勘定

 

 

 

 

当期発生額

11,728

百万円

5,061

百万円

組替調整額

百万円

百万円

税効果調整前

11,728

百万円

5,061

百万円

税効果額

△7

百万円

△0

百万円

為替換算調整勘定

11,721

百万円

5,061

百万円

退職給付に係る調整額

 

 

 

 

当期発生額

171

百万円

△428

百万円

組替調整額

△109

百万円

△75

百万円

税効果調整前

62

百万円

△504

百万円

税効果額

△19

百万円

156

百万円

退職給付に係る調整額

43

百万円

△347

百万円

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

 

 

当期発生額

408

百万円

399

百万円

その他の包括利益合計

12,344

百万円

5,195

百万円

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首

株式数(株)

当連結会計年度

増加株式数(株)

当連結会計年度

減少株式数(株)

当連結会計年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

43,931,260

43,931,260

合計

43,931,260

43,931,260

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)

1,000,201

38

41,231

959,008

合計

1,000,201

38

41,231

959,008

(注)1.当連結会計年度期首及び当連結会計年度末の自己株式数には、信託が保有する自社の株式がそれぞれ455,115株、413,884株含まれております。

2.増加数の内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取による増加                     38株

3.減少数の内訳は、次のとおりであります。

信託による自社の株式の交付による減少                 41,231株

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

 該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2021年6月18日

定時株主総会

普通株式

1,084

25

2021年3月31日

2021年6月21日

2021年11月5日

取締役会

普通株式

1,214

28

2021年9月30日

2021年12月6日

(注)1.2021年6月18日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金11百万円が含まれております。

2.2021年11月5日取締役会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金11百万円が含まれております。

 

(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年6月24日

定時株主総会

普通株式

1,214

利益剰余金

28

2022年3月31日

2022年6月27日

(注)2022年6月24日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金11百万円が含まれております。

 

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首

株式数(株)

当連結会計年度

増加株式数(株)

当連結会計年度

減少株式数(株)

当連結会計年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

43,931,260

43,931,260

合計

43,931,260

43,931,260

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)

959,008

47

37,832

921,223

合計

959,008

47

37,832

921,223

(注)1.当連結会計年度期首及び当連結会計年度末の自己株式数には、信託が保有する自社の株式がそれぞれ413,884株、376,052株含まれております。

2.増加数の内訳は、次のとおりであります。

単元未満株式の買取による増加                     47株

3.減少数の内訳は、次のとおりであります。

信託による自社の株式の交付による減少             37,832株

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

 該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年6月24日

定時株主総会

普通株式

1,214

28

2022年3月31日

2022年6月27日

2022年11月4日

取締役会

普通株式

1,258

29

2022年9月30日

2022年12月5日

(注)1.2022年6月24日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金11百万円が含まれております。

2.2022年11月4日取締役会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金10百万円が含まれております。

 

(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月21日

定時株主総会

普通株式

1,258

利益剰余金

29

2023年3月31日

2023年6月22日

(注)2023年6月21日定時株主総会決議による配当金の総額には、信託が保有する自社の株式に対する配当金10百万円が含まれております。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

現金及び預金勘定

40,685

百万円

44,232

百万円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△4,717

百万円

△3,984

百万円

現金及び現金同等物

35,968

百万円

40,248

百万円

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については銀行借入による方針です。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

 営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を半期ごとに把握する体制としております。また、外貨建営業債権は、為替の変動リスクに晒されております。当該リスクを軽減するため、為替予約をヘッジ手段として利用しております。

 投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、定期的に把握された時価が取締役会に報告されております。

 営業債務である買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日です。

 借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金(原則として5年以内)は主に設備投資に係る資金調達です。変動金利による借入金は、金利の変動リスクに晒されておりますが、このうち長期のものの一部については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るために、個別契約ごとにデリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッジ手段として利用しております。

 デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従って行っており、また、デリバティブの利用に当たっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。

 なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジ有効性評価の方法については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(6)重要なヘッジ会計の方法」を参照ください。

 また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各社が月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しております。

 

(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 「(デリバティブ取引関係)注記」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。なお、市場価格のない株式等は、次表に含めておりません。((*3)参照)

前連結会計年度(2022年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表

計上額(*4)

時価(*4)

差額

(1)投資有価証券

 

 

 

    その他有価証券

4,454

4,454

(2)長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む)

(41,434)

(41,430)

(△3)

(3)デリバティブ取引(*5)

98

98

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表

計上額(*4)

時価(*4)

差額

(1)投資有価証券

 

 

 

    その他有価証券

4,550

4,550

(2)長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む)

(37,318)

(37,008)

(△309)

(3)デリバティブ取引(*5)

79

79

(*1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金が短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2)「受取手形及び売掛金」、「買掛金」及び「短期借入金」は概ね短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*3)市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下の通りであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

非上場株式

4,063

4,879

(*4)負債に計上されているものについては、( )で示しております。

(*5)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。

 

(注1)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

現金及び預金

40,685

受取手形及び売掛金

46,460

4,770

合計

87,146

4,770

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

現金及び預金

44,232

受取手形及び売掛金

53,780

2,890

合計

98,012

2,890

 

(注2)長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2022年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

短期借入金

22,247

長期借入金

12,414

8,369

7,765

6,255

3,895

2,733

リース債務

165

100

56

31

7

80

合計

34,826

8,470

7,822

6,286

3,903

2,814

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

短期借入金

13,848

長期借入金

9,912

7,896

6,318

9,904

3,142

143

リース債務

262

232

123

10

8

77

合計

24,023

8,129

6,441

9,914

3,151

220

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

 金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

 レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

 レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルの内、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

① 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2022年3月31日)

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

4,454

4,454

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

98

98

資産計

4,454

98

4,552

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

4,550

4,550

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

79

79

資産計

4,550

79

4,630

 

② 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2022年3月31日)

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む)

41,430

41,430

負債計

41,430

41,430

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む)

37,008

37,008

負債計

  37,008

37,008

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

 

投資有価証券

 これらの時価について、上場株式は取引所の価格によって評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1に分類しております。

 

デリバティブ取引

 店頭取引であり、公表された相場価格が存在していないため、取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

長期借入金

 長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。また、変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処理の対象とされており((デリバティブ取引関係注記) 参照)、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を同様の借り入れを行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割り引いて算定しており、レベル2の時価に分類しております。

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2022年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

区分

連結決算日における

連結貸借対照表計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

株式

4,454

2,605

1,848

債券

国債・地方債等

社債

その他

その他

小計

4,454

2,605

1,848

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

株式

債券

国債・地方債等

社債

その他

その他

小計

合計

4,454

2,605

1,848

 

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

区分

連結決算日における

連結貸借対照表計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

株式

4,550

2,627

1,923

債券

国債・地方債等

社債

その他

その他

小計

4,550

2,627

1,923

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

株式

債券

国債・地方債等

社債

その他

その他

小計

合計

4,550

2,627

1,923

 

2.連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

(単位:百万円)

区分

売却額

売却益の合計

売却損の合計

株式

5

3

合計

5

3

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(単位:百万円)

区分

売却額

売却益の合計

売却損の合計

株式

91

27

合計

91

27

 

3.減損処理を行った有価証券

 該当事項はありません。

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

区分

デリバティブ

取引の種類等

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

評価損益

市場取引以外の取引

通貨スワップ取引

ユーロ受取・ブラジルレアル支払

524

96

96

合計

524

96

96

(注) 時価の算定方法 「(金融商品関係) 3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明 デリバティブ取引」に記載のとおりであります。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

区分

デリバティブ

取引の種類等

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

評価損益

市場取引以外の取引

通貨スワップ取引

ユーロ受取・ブラジルレアル支払

176

34

34

合計

176

34

34

(注) 時価の算定方法 「(金融商品関係) 3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明 デリバティブ取引」に記載のとおりであります。

 

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

(1)通貨関連

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

ヘッジ会計

の方法

デリバティブ

取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

原則的処理方法

為替予約取引

売掛金

 

 

 

売建

 

 

 

米ドル

842

1

合計

842

1

(注) 時価の算定方法 「(金融商品関係) 3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明 デリバティブ取引」に記載のとおりであります。

(2)金利関連

   該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(1)通貨関連

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

ヘッジ会計

の方法

デリバティブ

取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等

契約額等のうち

1年超

時価

原則的処理方法

為替予約取引

売掛金

 

 

 

売建

 

 

 

米ドル

838

45

合計

838

45

(注) 時価の算定方法 「(金融商品関係) 3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明 デリバティブ取引」に記載のとおりであります。

(2)金利関連

   該当事項はありません。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

 当社は、確定給付型の制度として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。また、当社及び一部の在外連結子会社は確定拠出型の年金制度を設けております。

 また、当社は、2022年9月30日に同年10月1日を施行日とする退職金規程等の改定を行い、確定給付企業年金制度および確定拠出企業型年金制度の改定を行っております。これに伴い、退職給付債務が681百万円増加しており、過去勤務費用が同額発生しております。

 

2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を除く。)

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

退職給付債務の期首残高

7,670

7,673

勤務費用

370

422

利息費用

47

52

数理計算上の差異の発生額

△120

△310

退職給付の支払額

△341

△338

過去勤務費用の発生額

638

その他

47

48

退職給付債務の期末残高

7,673

8,186

 

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

年金資産の期首残高

6,366

6,624

期待運用収益

120

132

数理計算上の差異の発生額

52

△101

事業主からの拠出額

397

397

退職給付の支払額

△312

△318

年金資産の期末残高

6,624

6,733

 

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

7,673

8,186

年金資産

△6,624

△6,733

 

1,048

1,452

非積立型制度の退職給付債務

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

1,048

1,452

 

 

 

退職給付に係る負債

1,048

1,452

退職給付に係る資産

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

1,048

1,452

 

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

勤務費用

370

422

利息費用

47

52

期待運用収益

△120

△132

数理計算上の差異の費用処理額

△109

△143

確定給付制度に係る退職給付費用

187

199

 

(5)退職給付に係る調整額

 退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

過去勤務費用

△572

数理計算上の差異

62

67

合計

62

△504

 

(6)退職給付に係る調整累計額

 退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

未認識過去勤務費用

572

未認識数理計算上の差異

△548

△616

合計

△548

△43

 

(7)年金資産に関する事項

 ①年金資産の主な内訳

 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

債券

33%

34%

株式

30%

30%

一般勘定

35%

32%

その他

3%

3%

合計

100%

100%

 

 ②長期期待運用収益率の設定方法

 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(8)数理計算上の計算基礎に関する事項

 主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

割引率

0.6%

0.7%

長期期待運用収益率

1.9%

2.0%

予想昇給率

8.3%

5.7%

 

3.確定拠出制度

 当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度495百万円、当連結会計年度305百万円であります。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

繰延税金資産

 

 

未払事業税

42

73

賞与引当金

273

287

減価償却費

388

339

退職給付に係る負債

21

134

固定資産の内部未実現利益

129

332

固定資産評価差額

444

395

在外子会社投資差額

1,290

1,290

在外子会社の繰越欠損金等(注2)

1,803

2,620

その他

2,173

2,309

繰延税金資産小計

6,568

7,781

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注2)

△1,457

△1,703

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△1,530

△1,484

評価性引当額小計(注1)

△2,988

△3,188

繰延税金資産合計

3,579

4,593

繰延税金負債

 

 

買換資産圧縮積立金

△8

△7

その他有価証券評価差額金

△810

△833

在外子会社の減価償却差額

△5,204

△7,103

固定資産評価差額

△114

△114

その他

△804

△551

繰延税金負債合計

△6,942

△8,609

繰延税金資産負債の純額

△3,362

△4,015

 

(注1)評価性引当額が199百万円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が245百万円増加したことに伴うものであります。

 

(注2)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

 

前連結会計年度(2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(※1)

18

11

0

1,772

1,803

評価性引当額

△18

△11

0

△1,427

△1,457

繰延税金資産

345

(※2)345

(※1)  税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(※2)  税務上の繰越欠損金1,803百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産345百万円計上しております。当該税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込み等により、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。

 

当連結会計年度(2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(※1)

1

266

2,352

2,620

評価性引当額

△1

△1,701

△1,703

繰延税金資産

266

650

(※2)916

(※1)  税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(※2)  税務上の繰越欠損金2,620百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産916百万円計上しております。当該税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込み等により、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

国内の法定実効税率

30.5%

30.5%

(調整)

 

 

受取配当金等益金不算入

△0.1%

△0.1%

交際費等永久差異

1.7%

1.2%

海外連結子会社の税率差異

△6.1%

△4.5%

税額控除等

1.7%

1.2%

連結子会社からの受取配当金

0.7%

0.9%

持分法による投資損益

△0.8%

△0.7%

評価性引当額

2.7%

0.0%

税率変更による影響

0.2%

△0.3%

その他

2.0%

△1.0%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

32.5%

27.1%

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

(1)当該資産除去債務の概要

 埼玉工場等の建物に関する、建設リサイクル法に基づく負担義務であります。

 

(2)当該資産除去債務の金額の算定方法

 使用見込期間を取得から10~50年と見積り、割引率は0%~2.292%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

(3)当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

期首残高

282

百万円

293

百万円

有形固定資産の取得に伴う増加額

6

百万円

4

百万円

時の経過による調整額

3

百万円

3

百万円

期末残高

293

百万円

301

百万円

 

 

(賃貸等不動産関係)

 当社グループは、東京都、栃木県及び滋賀県において賃貸用土地等を有しております。

 2022年3月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は19百万円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は販売費及び一般管理費に計上)であります。

 2023年3月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は19百万円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は販売費及び一般管理費に計上)であります。

 また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

連結貸借対照表計上額

期首残高

487

487

期中増減額

期末残高

487

487

期末時価

421

421

(注)1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

2.期末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。)であります。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 

 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「4.会計方針に関する事項 (4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

連結

日本

北米

欧州

アジア

中国

南米

製品及び商品

42,448

65,139

21,599

31,827

70,439

10,892

242,346

△6,267

236,079

サービスの提供

3,265

338

178

3,781

△3,525

256

その他

166

0

167

167

45,880

65,477

21,778

31,827

70,439

10,892

246,295

△9,792

236,503

 

 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額

連結

日本

北米

欧州

アジア

中国

南米

製品及び商品

54,443

108,766

26,701

41,341

76,418

17,055

324,728

△10,781

313,946

サービスの提供

4,066

264

242

134

4,707

△4,494

212

その他

153

153

153

58,662

109,031

26,944

41,341

76,553

17,055

329,588

△15,276

314,312

 

3. 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

(1) 顧客との契約から生じた債権及び契約負債の残高等

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

29,534

51,230

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

51,230

56,670

契約負債(期首残高)

6,349

3,042

契約負債(期末残高)

3,042

3,692

 契約負債は主に、新機種開発に伴う売却予定の金型の引渡前に顧客から受け取った対価であり、連結貸借対照表上、前受金、その他固定負債に含まれております。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。

 当連結会計年度に認識された収益のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、2,136百万円であります。

 

 また、顧客との契約から生じた債権に含まれる受取手形と売掛金の金額は以下の通りであります。

 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

期首残高

期末残高

受取手形

400

354

売掛金

29,133

50,876

 

 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

期首残高

期末残高

受取手形

354

469

売掛金

50,876

56,200

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当社及び連結子会社では、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。当該履行義務は主に金型設備の販売に関するものであり、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下の通りであります。

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

1年以内

3,042

2,955

1年超2年以内

736

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、車体プレス部品、厚物精密プレス部品等の輸送用機器部品の製造・販売を主な事業としている専門メーカーであり、国内においては当社が、海外においては北米、欧州、アジア、中国、南米の各現地法人がそれぞれ製造・販売しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各地域毎に、事業活動を展開しております。

 したがって、当社グループは生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「北米」、「欧州」、「アジア」、「中国」及び「南米」の6つを報告セグメントとしております。

 

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 報告されているセグメントの会計の処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

 セグメント間の内部売上高又は振替高は市場価格に基づいております。

 

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

 

日本

北米

欧州

アジア

中国

南米

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

38,873

65,034

21,569

31,807

68,326

10,891

236,503

セグメント間の内部売上高又は振替高

7,006

442

208

20

2,113

0

9,792

45,880

65,477

21,778

31,827

70,439

10,892

246,295

セグメント利益又は損失(△)

936

2,250

4,277

2,175

5,926

2,058

11,251

セグメント資産

133,371

64,408

29,640

52,503

61,107

9,012

350,044

セグメント負債

49,727

36,207

8,123

11,300

19,948

4,362

129,669

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

3,634

4,261

1,204

3,131

2,833

257

15,323

持分法適用会社への投資額

3,053

-

-

-

-

-

3,053

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

3,420

4,910

1,188

2,492

5,280

141

17,433

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

 

日本

北米

欧州

アジア

中国

南米

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

44,608

108,691

26,713

41,313

75,929

17,055

314,312

セグメント間の内部売上高又は振替高

14,054

339

230

27

624

15,276

58,662

109,031

26,944

41,341

76,553

17,055

329,588

セグメント利益又は損失(△)

1,974

9

2,901

1,884

3,765

2,404

12,920

セグメント資産

129,773

65,717

33,040

55,354

62,385

9,525

355,797

セグメント負債

41,870

36,447

10,106

11,560

19,834

3,317

123,137

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

3,423

5,318

1,302

3,451

3,713

365

17,575

持分法適用会社への投資額

3,053

-

-

-

-

-

3,053

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

3,630

3,908

830

2,228

6,907

914

18,420

 

4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

 

 

(単位:百万円)

売上高

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

246,295

329,588

セグメント間取引消去等

△9,792

△15,276

連結財務諸表の売上高

236,503

314,312

 

 

 

(単位:百万円)

利益

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

11,251

12,920

セグメント間取引消去等

△319

△84

連結財務諸表の営業利益

10,931

12,836

 

 

 

(単位:百万円)

資産

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

350,044

355,797

セグメント間取引消去等

△67,503

△67,099

連結財務諸表の資産合計

282,540

288,698

 

 

 

 

(単位:百万円)

負債

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

129,669

123,137

セグメント間取引消去等

△11,053

△11,134

連結財務諸表の負債合計

118,615

112,003

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

その他の項目

報告セグメント計

調整額

連結財務諸表計上額

前連結

会計年度

当連結

会計年度

前連結

会計年度

当連結

会計年度

前連結

会計年度

当連結

会計年度

減価償却費

15,323

17,575

△150

△160

15,173

17,414

持分法適用会社への投資額

3,053

3,053

1,009

1,824

4,062

4,878

有形固定資産及び

無形固定資産の増加額

17,433

18,420

23

△862

17,457

17,558

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

 車体プレス部品、厚物精密部品等の輸送用機器部品の製造・販売を主な事業としているため、記載を省略しております。

 

2 地域ごとの情報

(1)顧客所在地別売上高

単位:百万円

 

日本

海外

 

 

 

 

合計

アメリカ

タイ

中国

その他

35,767

200,736

49,526

22,710

68,326

60,172

236,503

 

(2)有形固定資産

単位:百万円

 

日本

海外

 

 

 

 

合計

アメリカ

タイ

中国

その他

29,395

104,671

23,750

15,786

25,196

39,937

134,067

 

3 主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

Honda Development & Manufacturing of America, LLC

31,700

北米

本田技研工業㈱

21,375

日本

 

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

 車体プレス部品、厚物精密部品等の輸送用機器部品の製造・販売を主な事業としているため、記載を省略しております。

 

2 地域ごとの情報

(1)顧客所在地別売上高

単位:百万円

 

日本

海外

 

 

 

 

合計

アメリカ

タイ

中国

その他

44,365

269,946

87,233

31,941

75,929

74,842

314,312

 

(2)有形固定資産

単位:百万円

 

日本

海外

 

 

 

 

合計

アメリカ

タイ

中国

その他

29,821

109,832

24,774

15,709

28,983

40,364

139,654

 

3 主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

Honda Development & Manufacturing of America, LLC

63,170

北米

本田技研工業㈱

25,771

日本

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1 関連当事者との取引

(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

(ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る。)等

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

種類

会社等の

名称

又は氏名

所在地

資本金又

は出資金

(百万円)

事業の内容

又は職業

議決権等

の所有

(被所有)

割合(%)

関連当事者

との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

その他の関係会社

本田技研工業

東京都

港区

86,067

原動機及び輸送用機械器具、農機具、その他原動機を利用した機械器具の製造及び販売

(被所有)

直接

30.05

製品の販売並びに原材料及び部品の購入

当社製品の販売

21,375

売掛金

4,889

前受金

125

原材料の購入

8,167

買掛金

1,935

未払金

0

(注)取引条件及び取引条件の決定方針等

(1)販売価格の決定方法は、経済合理性に基づき市場価格及び当社の生産技術などを勘案して見積書を作成し、それを得意先に提出のうえ、価格交渉を行い決定しております。

(2)当社製品の販売に関して、金型等の販売に係る生産打ち切りによる金型等補償金の決定方法は、得意先の生産打ち切り等により発生する金型製作費等の未回収部分を勘案して作成した補償申請書を提出のうえ、交渉を行い決定しております。

(3)原材料の購入については、市場価格を参考に価格交渉のうえ、決定しております。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

種類

会社等の

名称

又は氏名

所在地

資本金又

は出資金

(百万円)

事業の内容

又は職業

議決権等

の所有

(被所有)

割合(%)

関連当事者

との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

その他の関係会社

本田技研工業

東京都

港区

86,067

原動機及び輸送用機械器具、農機具、その他原動機を利用した機械器具の製造及び販売

(被所有)

直接

30.06

製品の販売並びに原材料及び部品の購入

当社製品の販売

25,771

売掛金

5,688

原材料の購入

10,785

買掛金

2,321

(注)取引条件及び取引条件の決定方針等

(1)販売価格の決定方法は、経済合理性に基づき市場価格及び当社の生産技術などを勘案して見積書を作成し、それを得意先に提出のうえ、価格交渉を行い決定しております。

(2)当社製品の販売に関して、金型等の販売に係る生産打ち切りによる金型等補償金の決定方法は、得意先の生産打ち切り等により発生する金型製作費等の未回収部分を勘案して作成した補償申請書を提出のうえ、交渉を行い決定しております。

(3)原材料の購入については、市場価格を参考に価格交渉のうえ、決定しております。

 

(イ)連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 該当事項はありません。

 

(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等

前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

種類

会社等の

名称

又は氏名

所在地

資本金又

は出資金

事業の内容

又は職業

議決権等

の所有

(被所有)

割合(%)

関連当事者

との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

その他の関係会社の子会社

Honda Development & Manufacturing of America, LLC

米国オハイオ州

561千米

ドル

二輪車、四輪車の生産販売

なし

製品及び設備の販売

製品及び設備の販売

31,700

売掛金

4,626

その他の関係会社の子会社

Honda Trading America Corp.

米国カリフォルニア州

7,634千米

ドル

内外物資の輸出入及び販売

なし

原材料及び部品の購入

原材料の購入

16,392

買掛金

4,727

その他の関係会社の子会社

Honda Automobile (Thailand) Co., Ltd.

タイ・アユタヤ県

5,460千

タイバーツ

四輪車の生産販売

なし

製品の販売

製品の販売

7,392

売掛金

1,380

その他の関係会社の子会社

本田貿易(中国)㈲

中国広東省広州市

7,500千米

ドル

内外物資の

輸出入及び

販売

なし

原材料及び部品の購入

原材料の購

11,825

買掛金

2,608

(注)1.取引条件及び取引条件の決定方針等

(1)販売価格の決定方法は、経済合理性に基づき市場価格及び当社の生産技術などを勘案して見積書を作成し、それを得意先に提出のうえ、価格交渉を行い決定しております。

(2)原材料の購入については、市場価格を参考に価格交渉のうえ、決定しております。

 

 

当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

種類

会社等の

名称

又は氏名

所在地

資本金又

は出資金

事業の内容

又は職業

議決権等

の所有

(被所有)

割合(%)

関連当事者

との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

その他の関係会社の子会社

Honda Development & Manufacturing of America, LLC

米国オハイオ州

561千米

ドル

二輪車、四輪車の生産販売

なし

製品及び設備の販売

製品及び設備の販売

63,170

売掛金

6,272

その他の関係会社の子会社

Honda Trading America Corp.

米国カリフォルニア州

7,634千米

ドル

内外物資の輸出入及び販売

なし

原材料及び部品の購入

原材料の購入

29,715

買掛金

5,043

(注)1.取引条件及び取引条件の決定方針等

(1)販売価格の決定方法は、経済合理性に基づき市場価格及び当社の生産技術などを勘案して見積書を作成し、それを得意先に提出のうえ、価格交渉を行い決定しております。

(2)原材料の購入については、市場価格を参考に価格交渉のうえ、決定しております。

 

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

 該当事項はありません。

 

(1株当たり情報)

 1株当たり純資産額並びに1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(2022年3月31日)

当連結会計年度

(2023年3月31日)

(1)1株当たり純資産額

3,543円98銭

3,829円15銭

 

項目

前連結会計年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

(2)1株当たり当期純利益

206円68銭

238円87銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

8,878

10,270

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

8,878

10,270

期中平均株式数(株)

42,957,836

42,996,815

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。

1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前連結会計年度428,331株、当連結会計年度389,304株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度413,884株、当連結会計年度376,052株であります。

 

(重要な後発事象)

 該当事項はありません。

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

 該当事項はありません。

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

22,247

13,848

5.60

1年以内に返済予定の長期借入金

12,414

9,912

1.36

1年以内に返済予定のリース債務

165

262

3.63

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

29,019

27,405

0.49

2024年~2028年

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

277

451

4.10

2024年~

2035年

その他有利子負債

合計

64,124

51,881

(注)1.平均利率については、借入金の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(百万円)

2年超3年以内

(百万円)

3年超4年以内

(百万円)

4年超5年以内

(百万円)

長期借入金

7,896

6,318

9,904

3,142

リース債務

232

123

10

8

 

【資産除去債務明細表】

 本明細表に記載すべき事項が、連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、資産除去債務明細表の記載を省略しております。

 

 

(2)【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

 

 

第1四半期

連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)

第2四半期

連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年9月30日)

第3四半期

連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

第12期

連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

売上高

(百万円)

67,454

154,796

235,709

314,312

税金等調整前四半期(当期)純利益

(百万円)

3,751

9,477

11,436

14,211

親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益

(百万円)

2,858

6,940

8,405

10,270

1株当たり四半期

(当期)純利益

(円)

66.51

161.46

195.51

238.87

 

 

 

第1四半期

連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)

第2四半期

連結会計期間

(自 2022年7月1日

至 2022年9月30日)

第3四半期

連結会計期間

(自 2022年10月1日

至 2022年12月31日)

第4四半期

連結会計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

1株当たり

四半期純利益

(円)

66.51

94.94

34.07

43.37