当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資の回復傾向が鈍化しつつありますが、個人消費の持ち直しを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。海外においては、米国景気は堅調に推移したものの、中国では景気の減速が強まり、先行きの不透明な状況が続いております。
自動車業界におきましては、国内においては軽自動車の販売不振の影響により低迷しつつありますが、海外においては北米や中国等で底堅く推移し、市場の回復傾向が見られました。
このような経営環境の中で当社グループは、2020年までの中長期経営計画「Dream 2020」のフェーズ2の二年目を迎え、重要展開方針として「技術革新」、「国内事業の再構築」、「グローバル拠点最適化」、「人材育成」の4つを掲げ、更なる経営体質の強化に取り組んでおります。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高は81,767百万円(前年同期比7.3%減)、営業利益は1,648百万円(前年同期比38.7%減)となりましたが、円高の進行により為替差損880百万円を営業外費用に計上したことから、経常利益は789百万円(前年同期比67.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は52百万円(前年同期比96.7%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(a) 自動車部品関連事業
自動車部品関連事業につきましては、国内の生産減少や為替の影響などにより、売上高は79,068百万円(前年同期比7.1%減)となり、営業利益は1,801百万円(前年同期比34.2%減)となりました。
(b) ワイヤーハーネス関連事業
航空機関連、工作機械関連ともに受注が減少したことにより、売上高は1,929百万円(前年同期比13.6%減)、営業損失は154百万円(前年同期は77百万円の損失)となりました。
(c) 福祉機器関連事業
無動力の歩行支援機などの受注が減少したことにより、売上高は769百万円(前年同期比8.4%減)、営業損失は7百万円(前年同期は19百万円の利益)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果増加した資金は、831百万円(前年同期比82.7%減)、投資活動に使用した資金は、2,155百万円(前年同期比30.0%減)、財務活動の結果減少した資金は、3,551百万円(前年同期比11.1%減)となりました。
この結果、当第3四半期末の現金及び現金同等物の残高は6,800百万円と前第3四半期末に比べ4,251百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、831百万円の増加となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益が694百万円、減価償却費が4,003百万円であったのに対し、売上債権の増加額が2,181百万円、法人税等の支払額が1,656百万円であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、2,155百万円の減少となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出が2,260百万円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3,551百万円の減少となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出が1,370百万円、リース債務の返済による支出が802百万円であったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動に係る費用の総額は1,350百万円であります。なお、当該金額には既存製品の改良、応用等に関する費用が含まれており、「研究開発費等に係る会計基準」(企業会計審議会)に規定する「研究開発費」は155百万円であります。
また、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。