第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 財政状態の分析

①資産

流動資産は、前事業年度末と比べて1億9百万円減少し、31億4百万円(前事業年度末比3.4%減)となりました。主な要因は、電子記録債権制度を主要取引先が採用したことにより電子記録債権が1億60百万円増加したものの、借入金を返済したこと及び税金の支払いをしたことにより現金及び預金が1億48百万円減少したこと、売上が減少したことにより受取手形及び売掛金が1億19百万円減少したことによるものです。

固定資産は、前事業年度末と比べて74百万円増加し、21億30百万円(前事業年度末比3.6%増)となりました。主な要因は、時価が下落したことにより投資有価証券が50百万円減少したものの、新たに保険を契約したことにより保険積立金が1億10百万円増加したことによるものです。

この結果、総資産は、前事業年度末と比べて35百万円減少し、52億34百万円(前事業年度末比0.7%減)となりました。

②負債

流動負債は、前事業年度末と比べて1億25百万円減少し、9億27百万円(前事業年度末比11.9%減)となりました。主な要因は、賞与引当金が51百万円増加したものの、借入金を返済したことにより短期借入金が1億円減少したこと及び税金の支払いをしたことにより未払法人税等が48百万円減少したこと、未払消費税が21百万円減少したことによるものです。

固定負債は、前事業年度末と比べて4百万円減少し、1億87百万円(前事業年度末比2.5%減)となりました。主な要因は、退職給付引当金が14百万円増加したものの、繰延税金負債が16百万円減少したことによるものです。

この結果、負債合計は、前事業年度末と比べて1億30百万円減少し、11億14百万円(前事業年度末比10.5%減)となりました。

③純資産

純資産合計は、前事業年度末と比べて95百万円増加し、41億20百万円(前事業年度末比2.4%増)となりました。主な要因は、時価の下落によりその他有価証券評価差額金が23百万円減少したこと、配当金の支払いにより利益剰余金が90百万円減少したものの、四半期純利益を2億9百万円計上したことにより利益剰余金が1億18百万円増加したことによるものです。

 

 

(2) 経営成績の分析

当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、政府の経済政策及び日本銀行の金融政策等により、緩やかながら回復基調がみられましたが、英国のEU離脱決定を受けての円高・株安による影響、新興国等の経済の減速等、景気の先行きは不安定な状況で推移しました。

こうした状況のなかで、当社が属しております市販メーカーにおいては、純正メーカーの交換用フィルターの販売攻勢が強いこと、ガソリンスタンドの減少及びセルフ化の影響で販売数量は減少しております。また、新興国で製造された安価な商品が増加し、激しい価格競争にも晒されており、当社を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況にありました。

このような環境のなかにあって、当社はフィルター部門において国内では、付加価値の高い大型車用フィルター、既存品と差別化した高性能オイルフィルター及びプレス部品の拡販に注力すると共に、新規取引先の開拓にも取り組みました。輸出では、主要輸出先への営業活動を強化すると共に、新規輸出先の開拓にも取り組みました。さらに、燃焼機器部門では、新規バーナの開発、既存のバーナ部品及び熱交換器の拡販に注力してまいりました。しかしながら、原油価格の下落等で当社の主要取引先国の経済が停滞したため、海外市場が低迷する影響を受けました。

その結果、売上高は前年同四半期に比べ1億20百万円減少し、38億19百万円(前年同四半期比3.1%減)、売上高が減少したことが要因となり、営業利益は前年同四半期に比べ20百万円減少し、2億88百万円(前年同四半期比6.5%減)、経常利益は前年同四半期に比べ21百万円減少し、3億1百万円(前年同四半期比6.8%減)、四半期純利益は前年同四半期に比べ5百万円減少し、2億9百万円(前年同四半期比2.4%減)となりました。

セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。

(フィルター部門)

売上高に関しては、国内売上は商社向けが増加しましたが、同業者向けが減少しました。輸出売上はヨーロッパ及び東南アジア向けが減少しました。営業利益に関しては、売上高が減少したことが要因となり減少しました。

その結果、売上高は前年同四半期に比べ1億35百万円減少し、35億70百万円(前年同四半期比3.6%減)、営業利益は前年同四半期に比べ18百万円減少し、4億20百万円(前年同四半期比4.2%減)となりました。

(燃焼機器部門)

売上高に関しては、バーナ部品の売上高が増加しました。営業利益に関しては、売上高が増加したことが要因となり増加しました。

その結果、売上高は前年同四半期に比べ13百万円増加し、2億47百万円(前年同四半期比5.8%増)、営業利益は、前年同四半期に比べ3百万円増加し、30百万円(前年同四半期比14.6%増)となりました。

(その他)

車載用加湿器、ティッシュケース及び灰皿等の販売をしております。

その結果、売上高は前年同四半期に比べ73万円増加し、1百万円(前年同四半期比93.3%増)、営業損失は34万円(前年同四半期は営業損失80万円)となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は、3百万円であります。

 

 

(5) 主要な設備

(新設)

新設、休止、大規改修、除却、売却等について、当第3四半期累計期間に著しい変動があった設備は次のとおりであります。

 

事業所名
(所在地)

セグメントの
名    称

設備の内容

投資金額(千円)

完了年月

完成後の
増加能力


本社・本社工場
(静岡県御前崎市)
 

フィルター部門

タッピング機

50,000

平成27年12月

(注)1

 

(注) 1 完成後の生産能力は一部増加しますが、全体としては微増であります。

2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。