第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについては重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における世界情勢は、欧州で選挙が相次ぎ、英国与党が惨敗して不安定感が増しましたが、その後のフランス総選挙では中道系のマクロン氏が大統領に就任したこともあり欧州経済は安定を維持しました。米国ではトランプ大統領の下で政治的には不安定な状態が続いているものの、経済的には投資を呼び込む圧力や減税期待等もあり、株高を伴う好調が持続しております。中国は景気下支え政策により成長を維持し、アセアン地域も消費が回復してきており、全体で見ても好調を維持しました。しかしながら、米国では社会的不安が増大し、北朝鮮は挑発を繰り返し、オーストリアでは右派政党が第一党となり、スペインではカタルーニャ州の独立問題が激化するなど、政治的・地政学的な不確実性が増している感があります。

一方国内情勢は、北朝鮮のミサイルが何度も領空を通過し、政権与党にも幾つかの疑惑が浮上して政治的には不安定感がありましたが、経済的には円安と株高に伴う景況感の改善等もあって企業業績は好調を維持し、堅調に推移しました。また、10月には衆議院解散総選挙が行われて与党が大勝し、安定した環境が維持されると思われます。

当社グループの主要取引先であります自動車業界の当第2四半期連結累計期間の状況は、国内販売台数は2,482千台(前年同期比7.7%増)と新技術の搭載効果等もあり増加に転じ、輸出台数は2,311千台(前年同期比2.5%増)と乗用車の輸出増により昨年に引き続き増加、国内生産台数は4,671千台(前年同期比5.9%増)と落ち込んでいた軽自動車の生産が回復し、増加しました。一方、日系自動車メーカーの1~6月の海外生産台数は9,856千台(前年同期比5.3%増)と増加、これに伴い国内4~9月と海外1~6月を合わせたグローバル生産台数は14,527千台(前年同期比5.5%増)と増加しました。

このような状況の中、当社グループの連結売上高は国内ユニットメーカー向けの売上が伸長したことにより、9,948百万円(前年同期比4.1%増)と増加しました。営業利益は売上の増加と改善等の効果により、1,198百万円(前年同期比4.3%増)と増加しました。前年に発生しました営業外での為替差損が大きく減少したことにより、経常利益は1,255百万円(前年同期比37.3%増)と増加しました。結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は922百万円(前年同期比40.7%増)と増加しました。

 

当第2四半期連結累計期間における報告セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 車輌関連部品

当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は、9,450百万円(前年同期比3.9%増)と増加しました。国内は軽自動車生産が回復し、乗用車も新技術の搭載効果等により引き続き好調に推移したこと、ユニットメーカー向け売上が伸長したこと等により増加しました。海外では米国子会社の売上が、製品打切り等により減少しました。

 

② その他

当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は、498百万円(前年同期比7.2%増)と増加しました。海外は欧州・カナダが増加し、豪州・米国で減少しました。一方国内は、トラックとスチールハウス向けが伸び、増加しました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、250百万円増加し4,336百万円(前連結会計年度末比6.1%増)となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は1,451百万円(前年同四半期比1.5%増)となりました。これは法人税等の支払額385百万円、売上債権の増加額262百万円などの資金の流出があったものの、税金等調整前四半期純利益1,248百万円、仕入債務の増加額664百万円、減価償却費445百万円などの資金の流入があったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は712百万円(前年同四半期比14.0%減)となりました。これは定期預金の払戻による収入376百万円、有価証券の償還による収入110百万円などがあったものの、有形固定資産の取得による支出643百万円、投資有価証券の取得による支出266百万円、有価証券の取得による支出258百万円などの資金の流出があったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は451百万円(前年同四半期比13.5%増)となりました。これは長期借入金の返済による支出244百万円、配当金の支払額203百万円などの資金の流出があったことによります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は25百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画中であった主要な設備の新設について、完了したものは、次のとおりであります。

 

会社名

事業所名

所在地

セグメント
の名称

設備の内容

投資総額

(千円)

資金調達
方法

完了

完成後の
増加能力

㈱ムロコーポレーション

菰野工場

三重県
菰野町

車輌関連部品事業

建屋等

775,164

自己資金

平成29年4月

 

(注)1.上記金額には消費税は含んでおりません。

2.当社の生産品目は極めて多種多様にわたり、かつ同一生産設備で多品種の製造を行っております。このため完成後の増加能力について算出が困難であり、記載を省略しております。