第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについては重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けたものの、コロナ禍2年目の対応であったことと欧米諸国を中心にワクチン接種が進んだことから、経済は持ち直しの動きを見せました。しかしながら、経済回復国の急激な需要拡大やカーボンニュートラル推進に伴うエネルギー転換の動きなどによりサプライチェーンは混乱し、原材料価格などが高騰、持ち直しの動きに水を差しました。

国内経済につきましては、ワクチン接種が進んでいなかったことで新型コロナウイルス感染拡大の影響を強く受けました。加えて、この期間にオリンピック・パラリンピックが開催されたこともあり、一時は感染が爆発し、医療崩壊とも言える状態となり、経済は冷え込みました。その後、ワクチン接種が進んだ効果もあってか9月に入って感染は収束に向かい、様々な制限が緩和されて経済は徐々に回復しつつあるように思われますが、冬には第6波が到来するとの予測もあり、予断を許さない状況が続いています。

当社が属する自動車業界につきましては、米国等の経済回復を受けて期初からハイペースな生産をしていましたが、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大に伴う生産拠点の稼働停止等により半導体やワイヤーハーネス等の自動車部品の供給が滞り、8月下旬から大幅な減産を余儀なくされ、急ブレーキがかかりました。

このような状況の中、当社グループの連結売上高は、10,260百万円(前年同期比27.2%増)と大幅な減産に見舞われた前年同期より大きく増加しました。営業利益は971百万円(前年同期は162百万円の営業損失)と黒字回復し、経常利益は1,072百万円(前年同期比11.4倍)、親会社株主に帰属する四半期純利益は754百万円(前年同期は92百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)と大きく回復しました。

 

当第2四半期連結累計期間における報告セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 金属関連部品

当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は、8,981百万円(前年同期比27.2%増)となりました。前年同期が大幅な減産であったことと経済回復に伴うハイペースな生産により、大幅に増加しました

② 樹脂関連部品

当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は、840百万円(前年同期比31.0%増)となりました。前年同期が大幅な減産であったことと車載関連樹脂成形部品および樹脂成形用金型の受注が回復し、大幅に増加しました。

③ その他

当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は、439百万円(前年同期比20.8%増)となりました。海外は経済回復傾向により、カナダと韓国、豪州で増加しました。国内は緊急事態宣言等の影響で経済活動に制限はありましたが、全体的に回復基調となり増加しました。

 

 

(2)財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ374百万円減少し、26,378百万円となりました。

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,347百万円減少し、7,609百万円となりました。

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ972百万円増加し、18,768百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、586百万円減少し6,452百万円(前連結会計年度末比8.3%減)となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は849百万円(前年同四半期比24.3倍)となりました。これは税金等調整前四半期純利益1,117百万円、減価償却費614百万円などの資金の流入があったものの、たな卸資産の増加217百万円、仕入債務の減少176百万円、未払金の減少191百万円、法人税等の支払額313百万円などの資金の流出があったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は310百万円(前年同四半期は51百万円の収入)となりました。これは定期預金の払戻による収入404百万円、有価証券の償還による収入219百万円などの資金の流入があったものの、有形固定資産の取得による支出782百万円、有価証券の取得による支出109百万円などの資金の流出があったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、使用した資金は1,268百万円(前年同四半期は1,738百万円の収入)となりました。これは長期借入れによる収入426百万円などの資金の流入があったものの、短期借入金の減少1,490百万円、配当金の支払額133百万円などの資金の流出があったことによります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は23百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(6) 生産、受注及び販売の状況

① 生産実績

当連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
 至 2021年9月30日)

前年同期比(%)

金属関連部品事業(千円)

9,106,528

131.4

樹脂関連部品事業(千円)

836,782

132.5

  報告セグメント計(千円)

9,943,310

131.5

その他(千円)

345,087

139.7

合計(千円)

10,288,397

131.7

 

(注) 1.金額は販売価格によっております。

2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

② 受注状況

当社グループは受注より出荷までの期間が極めて短いため、得意先の生産計画に基づく週単位、旬単位、月単位での内示情報と、過去の流動傾向を基にした見込生産を行っているため、該当事項はありません。

 

③ 販売実績

当連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
 至 2021年9月30日)

前年同期比(%)

金属関連部品事業(千円)

8,981,120

127.1

樹脂関連部品事業(千円)

840,671

130.9

  報告セグメント計(千円)

9,821,791

127.5

その他(千円)

439,148

120.8

合計(千円)

10,260,940

127.2

 

(注) 1.最近2連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

 

相手先

前第2四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年9月30日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

トヨタ自動車株式会社

1,162,051

14.4

1,382,252

13.4

本田技研工業株式会社

1,043,622

12.9

743,938

7.2

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。