第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済・金融政策の効果に加え、円安・原油安もあり、回復基調で推移しました。一方で世界経済は米国経済が底堅く推移しているものの、中国経済が減速していることに加え、新興国経済の成長も鈍化傾向となっており、先行きは不透明な状況にあります。

このような環境のなか、当社グループは、国内市場における顧客からの受注減少による影響があったものの、主に海外市場における顧客からの受注増加に加え、為替相場が円安基調で推移したことにより、当第3四半期連結累計期間の売上収益は、1,208億3千3百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益99億3千6百万円(前年同期比16.2%増)、税引前四半期利益92億3千2百万円(前年同期比3.4%増)となりました。一方、四半期利益や親会社の所有者に帰属する四半期利益については、税金費用の増加等により、四半期利益63億2千万円(前年同期比4.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益49億5千6百万円(前年同期比11.9%減)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。

(日本)

国内市場における顧客からの受注減少による減収影響により、売上収益307億9千4百万円(前年同期比
5.4%減)、営業利益4億8百万円(前年同期比32.0%減)となりました。

(北米)

顧客からの受注増加に加え円安効果もあり増収となったものの、能力拡大等を目的とした先行投資に伴う経費の発生により、売上収益439億4千4百万円(前年同期比14.8%増)、営業利益19億4千7百万円(前年同期比8.7%減)となりました。

(アジア)

顧客からの受注増加に加え円安効果もあり増収となったものの、インドネシア四輪事業やタイ新工場の立上げ費用の発生により、売上収益223億2千2百万円(前年同期比11.3%増)、営業利益18億1千8百万円(前年同期比5.6%減)となりました。

(中国)

顧客からの受注が増加したことに加え円安効果もあり、売上収益371億8千9百万円(前年同期比26.4%増)、営業利益58億3千8百万円(前年同期比39.4%増)となりました。

(その他)

売上収益は54億6千9百万円(前年同期比17.9%増)と増収となりましたが、ブラジルレアル安による為替影響で、営業損失は1億6千6百万円(前年同期は営業損失1億5百万円)となりました。

(注)上記に記載しているセグメント別の売上収益は、外部顧客への売上収益とセグメント間の内部売上収益の合計であります。

(2)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は205億2千5百万円(前年同期比21.5%増)となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は164億7千7百万円(前年同期比66.2%増)となりました。これは主に法人所得税等の支払額や営業債権及びその他の債権の増加額による支出がありましたが、税引前四半期利益や減価償却費及び償却費、営業債務及びその他の債務の増加額による収入が上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は104億8千万円(前年同期比0.9%減)となりました。これは主に新機種投資や能力拡大投資に伴う有形固定資産の取得による支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は25億3千2百万円(前年同期比36.3%増)となりました。これは主に短期借入金の純増額による収入がありましたが、長期借入金の返済による支出や配当金の支出額等が上回ったことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は20億3千8百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(5)生産、受注及び販売の実績

1 生産実績

 当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

生産高(百万円)

前年同四半期比(%)

日本

16,939

△12.8

北米

42,399

17.6

アジア

18,900

△0.7

中国

35,166

20.1

その他

5,631

10.5

合計

119,036

9.3

 (注)金額は販売価格(消費税等抜き)によっております。

2 受注状況

 当第3四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高

(百万円)

前年同四半期比

(%)

受注残高

(百万円)

前年同四半期比

(%)

日本

16,277

△13.4

1,921

5.9

北米

43,389

17.7

5,506

4.9

アジア

19,271

9.8

2,220

△6.7

中国

36,608

28.3

3,931

22.6

その他

5,450

6.7

651

1.3

合計

120,994

13.2

14,229

7.1

 (注)金額は販売価格(消費税等抜き)によっております。

3 販売実績

 当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(百万円)

前年同四半期比(%)

日本

15,945

△10.3

北米

43,446

14.3

アジア

19,588

6.6

中国

36,411

26.7

その他

5,443

18.5

合計

120,833

12.4

 (注)金額は販売価格(消費税等抜き)によっております。