第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間における経済環境は、国内は生産・輸出の持ち直しや所得・雇用の改善により緩やかな回復基調が続いており、期間の後半では国内の自動車販売台数も前年比プラスへと転じました。また、海外においても、新興国の一部で減速傾向が続くものの、米国では一旦は減少に転じた自動車販売が回復基調となるなど、米国を中心とした経済回復の動きが見え、為替も会計期間末においては円安傾向へと変化しました。

このような環境のなか、当社グループは、海外市場における顧客からの堅調な受注に加え、合理化効果等のプラス要素はあったものの、競合による影響や経費負担増、為替相場が円高に推移したことにより、当第3四半期連結累計期間の売上収益は、1,148億8千7百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益89億5千7百万円(前年同期比9.9%減)、税引前四半期利益83億1千4百万円(前年同期比9.9%減)、四半期利益57億8千6百万円(前年同期比8.5%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益45億5千3百万円(前年同期比8.1%減)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。

(日本)

固定費削減や合理化効果はあったものの、円高影響に加え、試作売上及びサービスパーツ売上減影響や新機種立ち上げ費用の発生もあり、売上収益294億4千8百万円(前年同期比4.4%減)、営業損失1億4千8百万円(前年同期は営業利益4億8百万円)となりました。

(北米)

売上収益は円高影響により減収、利益面では円高影響に加え新機種対応に伴う費用の発生もあり、売上収益380億5千9百万円(前年同期比13.4%減)、営業利益16億8千3百万円(前年同期比13.6%減)となりました。

(アジア)

顧客からの受注増による増収効果はあったものの、円高影響により減収、利益面ではインドネシア四輪事業やタイ新工場の立上げ費用の減少により、売上収益211億5千6百万円(前年同期比5.2%減)、営業利益24億5千9百万円(前年同期比35.2%増)となりました

(中国)

顧客からの受注増による増収効果はあったものの、競合の拡大による利益の低下や経費の増加等に加え、円高影響により、売上収益377億8千万円(前年同期比1.6%増)、営業利益57億9千万円(前年同期比0.8%減)となりました。

(その他)

顧客からの受注減影響に加え、ブラジルにおける新機種立ち上げ費用の発生や英国ポンドを主とした現地通貨安影響により、売上収益は53億3千7百万円(前年同期比2.4%減)、営業損失4億8千5百万円(前年同期は営業損失1億6千6百万円)となりました。

(注)上記に記載しているセグメント別の売上収益は、外部顧客への売上収益とセグメント間の内部売上収益の合計であります。

(2)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は223億3千5百万円(前年同期比8.8%増)となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は103億2百万円(前年同期比37.5%減)となりました。これは主に法人所得税等の支払額や営業債務及びその他の債務の減少による支出がありましたが、税引前四半期利益や減価償却費及び償却費による収入が上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は77億1千2百万円(前年同期比26.4%減)となりました。これは主に新機種及び合理化投資に伴う有形固定資産の取得による支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は15億5千2百万円(前年同期比38.7%減)となりました。これは主に短期借入金の純増額による収入がありましたが、長期借入金の返済による支出や配当金の支出額等が上回ったことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は21億6千4百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。