第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間における経済環境は、国内は新型コロナウイルス感染症のワクチン接種により個人消費は横ばいで推移しましたが、政府の緊急事態宣言の延長や対象地域の拡大などにより経済活動は制限され依然として厳しい状況にありました。海外においても、米国は新型コロナウイルス感染症拡大により個人消費や雇用の回復が鈍化、また中国では投資の抑制、企業への電力消費量の削減や操業制限が行われ、個人消費は横ばいで推移しており経済回復はペースダウンしている状態です。

今後の景気動向が見通せない中、自動車業界においては世界的な半導体不足や東南アジアでの部品供給の滞りを背景に稼働停止や増産計画の見直しなどの影響を受け、上昇基調への転換が足踏み状態となっており先行きは未だ不透明な状況です。

この様な環境の中、当社グループは、半導体供給不足に伴う顧客からの受注減はあったものの、新型コロナウイルス感染症からの回復による顧客からの受注増に加えて、日本において前期での固定資産減損損失計上に伴い償却費負担が減少したことにより、当第2四半期連結累計期間の売上収益は、945億4千7百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益33億4千4百万円(前年同期比165.9%増)、税引前四半期利益は、37億2千万円(前年同期比335.7%増)、四半期利益18億3百万円(前年同期は四半期損失12億円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益11億2千万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失15億4千1百万円)となりました。

 

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

(日本)

半導体供給不足に伴う顧客からの受注減影響はあるものの、新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う顧客からの受注増や海外からの収入増、更には前期の固定資産減損損失計上に伴い償却費負担が減少したことにより、売上収益185億6千8百万円(前年同期比9.2%増)、営業損失8億8千7百万円(前年同期は営業損失24億6千7百万円)となりました。

(北米)

新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う顧客からの受注増はあるものの、当第2四半期において半導
体供給不足に伴う固定費負担が影響し、売上収益146億6千7百万円(前年同期比2.1%増)、営業損失7億3千6百万円(前年同期は営業損失5億1千8百万円)となりました。

(アジア)

半導体供給不足に伴う顧客からの受注減影響はあるものの、新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う
顧客からの受注増により、売上収益108億1千7百万円(前年同期比65.1%増)、営業利益4億9千万円(前年同期は営業損失8億8千3百万円)となりました。

(中国)

売上収益は製品に含まれる貴金属の価格高騰により増加したものの、売上原価においても売上収益同様に
増加したことに加え、半導体供給不足が影響し実質受注減となったことにより、売上収益567億2千万円(前年同期比4.4%増)、営業利益41億5千5百万円(前年同期比19.2%減)となりました。

(その他)

イギリスの工場閉鎖に伴う顧客からの受注減影響はあるものの、新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う顧客からの受注増により、売上収益は25億6千8百万円(前年同期比26.6%増)、営業利益1億5千6百万円(前年同期は営業損失7千万円)となりました。

 
(注) 上記に記載しているセグメント別の売上収益は、外部顧客への売上収益とセグメント間の内部売上収

益の合計であります。

 

② 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、主に棚卸資産の増加はありましたが、現金及び現金同等物や営業債権及びその他の債権の減少により、前連結会計年度末に比べ199億1千7百万円減少し、1,692億6千1百万円となりました。
 負債につきましては、主に営業債務及びその他の債務が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ211億3千4百万円減少し、822億8千1百万円となりました。
 資本につきましては、主に利益剰余金及び非支配持分が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ12億1千7百万円増加し、869億8千1百万円となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は193億1千8百万円(前年同期末比5.2%減)となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は68億6千6百万円(前年同期は3億3千6百万円の獲得)となりました。これは主に営業債権及びその他の債権の減少や減価償却費及び償却費による収入がありましたが、営業債務及びその他の債務の減少や法人所得税等の支払額増加による支出等が上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は25億2百万円(前年同期比26.9%減)となりました。これは主に新機種投資に伴う有形固定資産の取得による支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は35億4千8百万円(前年同期は1億6千3百万円の獲得)となりました。これは主に配当金の支払や借入金の純減額による支出によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は12億1千万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1)財政状態及び経営成績の状況 ①経営成績の分析」に記載しております。

① 生産実績

当第2四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

生産高(百万円)

前年同期比(%)

日本

11,883

6.1

北米

18,388

37.9

アジア

10,194

88.7

中国

76,284

41.5

その他

2,453

74.3

合計

119,203

39.9

 

(注)金額は販売価額(消費税等抜き)によっております。

 

② 受注実績

当第2四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

日本

9,106

△10.7

2,402

13.1

北米

15,624

△21.1

7,058

20.0

アジア

9,847

86.4

1,731

7.0

中国

57,165

3.3

12,676

41.0

その他

2,004

10.9

94

△79.6

合計

93,746

1.4

23,962

25.6

 

(注)金額は販売価額(消費税等抜き)によっております。

 

③ 販売実績

当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(百万円)

前年同期比(%)

日本

11,896

9.5

北米

14,614

3.2

アジア

9,689

70.4

中国

55,903

4.5

その他

2,444

58.9

合計

94,547

10.2

 

(注)金額は販売価額(消費税等抜き)によっております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。