当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
① 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、国内では緊急事態宣言の解除により経済活動の制限が緩和さ
れ、個人消費が回復したことにより緩やかに持ち直し基調となりました。
一方、海外では、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株の出現により感染拡大が徐々に広がりを見せ不安
視されています。米国は雇用の改善や賃金上昇によりサービス消費を中心に堅調に推移しました。中国では景気
減速をもたらした電力不足が緩和する方向にあり、製造業の生産は回復へ向かい景気は持ち直し基調となってい
ます。
経済環境が回復基調となる中、世界の自動車業界では半導体不足の影響や東南アジアからの部品供給の滞りが
長期化しており減産・生産調整が相次いでおります。新たな変異株による感染再拡大や原油高、資源高などエネ
ルギー不足も背景に先行き不透明な状況です。
この様な環境の中、当社グループは、半導体供給不足に伴う顧客からの受注減はあったものの、新型コロナウ
イルス感染症からの回復による顧客からの受注増に加えて、日本において前期での固定資産減損損失計上に伴い
償却費負担が減少したことにより、当第3四半期連結累計期間の売上収益は、1,490億5千7百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益66億4千1百万円(前年同期比29.9%増)、税引前四半期利益86億7千4百万円(前年同期比90.0%増)、四半期利益52億3千1百万円(前年同期比293.8%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益27億7千4百万円(前年同期比509.4%増)となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
半導体供給不足に伴う顧客からの受注減影響はあるものの、新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う顧客からの受注増や海外からの収入増、更には前期の固定資産減損損失計上に伴い償却費負担が減少したことにより、売上収益280億8千6百万円(前年同期比1.5%増)、営業損失8億6千3百万円(前年同期は営業損失26億7百万円)となりました。
新型コロナウイルス感染症からの回復に伴う顧客からの受注増はあるものの、半導体供給不足に伴う顧客
からの受注減影響により、売上収益221億9千6百万円(前年同期比2.3%減)、営業損失18億1千8百万円(前年同期は営業利益1千8百万円)となりました。
半導体供給不足に伴う顧客からの受注減影響はあるものの、主にインドネシアとタイにおいて新型コロナ
ウイルス感染症からの回復に伴う顧客からの受注増により、売上収益167億4千8百万円(前年同期比42.3%増)、営業利益8億9千9百万円(前年同期は営業損失5億7千1百万円)となりました。
顧客からの受注増により、売上収益920億6百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益85億8千7百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
イギリスの工場閉鎖に伴う売上収益の減少により、売上収益は27億6千9百万円(前年同期比25.2%減)、営業損失5千5百万円(前年同期は営業損失1千3百万円)となりました。
② 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、主に棚卸資産の増加はありましたが、現金及び現金同等物や営業債権及びその他の債権の減少により、前連結会計年度末に比べ51億3千5百万円減少し、1,840億4千3百万円となりました。
負債につきましては、主に営業債務及びその他の債務が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ109億3千5百万円減少し、924億8千万円となりました。
資本につきましては、主に利益剰余金及び非支配持分が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ58億円増加し、915億6千3百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は192億円(前年同期末比37.2%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動の結果使用した資金は86億4千8百万円(前年同期は142億1千8百万円の獲得)となりました。これは主に税引前四半期利益や減価償却費及び償却費による収入がありましたが、営業債務及びその他の債務の減少や棚卸資産の増加による支出等が上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は41億3千9百万円(前年同期比28.2%減)となりました。これは主に新機種投資に伴う有形固定資産の取得による支出によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は8億3千9百万円(前年同期比42.6%減)となりました。これは主に配当金の支払いによる支出によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は17億8千7百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1)財政状態及び経営成績の状況①経営成績の分析」に記載しております。
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価額(消費税等抜き)によっております。
② 受注実績
当第3四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価額(消費税等抜き)によっております。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価額(消費税等抜き)によっております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。