第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間における経済環境は、国内では、資源価格上昇や日米金利差拡大を受けた円安によって物価上昇圧力が高まりましたが、段階的な新型コロナウイルス感染症に対する活動制限緩和政策もあり個人消費を中心に持ち直し基調となりました。また自動車販売台数は、半導体不足の緩和や部品供給体制の改善、豊富な受注等により各完成車メーカーは前期比増となりました。

一方海外では、米国のインフレ圧力が顕在化しましたが、良好な雇用・所得環境や企業収益などに支えられ、自動車販売台数においては前年同期と同水準まで回復しております。また中国では新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う上海ロックダウン及び電力不足等により経済の持ち直しに足踏みがみられ、自動車販売台数は前年同期比減少で推移しました。

世界経済は、長期化するロシアのウクライナ侵攻による物価高騰と各国の金融の引き締めによる景気の下振れが懸念されており、先行きは不透明な状況です。

この様な環境の中、当社グループは、円安効果はあったものの半導体供給不足や新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う上海ロックダウンによる顧客からの受注減に加え、原材料や輸送費等の高騰により売上収益は、1,088億9千7百万円(前年同期比15.2%増)、営業利益10億7千1百万円(前年同期比68.0%減)、税引前四半期利益24億4千8百万円(前年同期比34.2%減)、四半期利益7億7千万円(前年同期比57.3%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益5億4千1百万円(前年同期比51.7%減)となりました。

 

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

(日本)

円安効果はあったものの、半導体供給不足による受注減に加え、原材料や輸送費等の高騰により、売上収益174億6千3百万円(前年同期比6.0%減)、営業損失10億5千8百万円(前年同期は営業損失8億8千7百万円)となりました。

(北米)

売上収益は半導体供給不足による受注減はあったものの、主に為替変動により増加、利益面においては、受注減影響に加えて原材料や輸送費等の高騰により、売上収益259億2千5百万円(前年同期比76.8%増)、営業損失19億3千3百万円(前年同期は営業損失7億3千6百万円)となりました。

(アジア)

売上収益は顧客からの受注増や円安効果により増加、利益面においては、原材料や輸送費等の高騰により、売上収益125億7千5百万円(前年同期比16.2%増)、営業利益2億6千1百万円(前年同期比46.7%減)となりました。

(中国)

売上収益は半導体供給不足による受注減はあったものの、主に為替変動により増加、利益面においては、受注減影響に加えて原材料や輸送費等の高騰により、売上収益593億2千3百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益32億8千5百万円(前年同期比20.9%減)となりました。

(その他)

ブラジルの利益体質改善はあったものの、イギリスの工場閉鎖に伴う売上収益の減少により、売上収益は5億9千1百万円(前年同期比77.0%減)、営業利益1億1千2百万円(前年同期比28.0%減)となりました。

 
(注) 上記に記載しているセグメント別の売上収益は、外部顧客への売上収益とセグメント間の内部売上収

益の合計であります。

 

② 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、主に棚卸資産の増加はありましたが、現金及び現金同等物や営業債権及びその他の債権の減少により、前連結会計年度末に比べ119億8千1百万円減少し、1,963億5千2百万円となりました。

負債につきましては、主に営業債務及びその他の債務や借入金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ166億9千1百万円減少し、966億6千9百万円となりました。

資本につきましては、主にその他の資本の構成要素が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ47億1千万円増加し、996億8千4百万円となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は291億9千1百万円(前連結会計年度末比27.5%減)となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は2億1千4百万円(前年同期比96.9%減)となりました。これは主に営業債権及びその他の債権の減少や減価償却費及び償却費による収入がありましたが、営業債務及びその他の債務の減少や法人所得税等の支払額等が上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は12億3千3百万円(前年同期比50.7%減)となりました。これは主に新機種投資に伴う有形固定資産の取得による支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は91億3千8百万円(前年同期比157.5%増)となりました。これは主に配当金の支払や借入金の純減額によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は11億2千7百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1)財政状態及び経営成績の状況 ①経営成績の分析」に記載しております。

① 生産実績

当第2四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

生産高(百万円)

前年同期比(%)

日本

12,740

7.2

北米

26,980

46.7

アジア

12,494

22.6

中国

59,658

△21.8

その他

721

△70.6

合計

112,593

△5.5

 

(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

② 受注実績

当第2四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同期比(%)

受注残高(百万円)

前年同期比(%)

日本

12,230

34.3

2,842

18.3

北米

31,625

102.4

9,810

39.0

アジア

12,480

26.7

2,475

43.0

中国

54,528

△4.6

12,399

△2.2

その他

624

△68.9

110

16.8

合計

111,488

18.9

27,637

15.3

 

(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

③ 販売実績

当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(百万円)

前年同期比(%)

日本

11,871

△0.2

北米

25,700

75.9

アジア

11,959

23.4

中国

58,775

5.1

その他

591

△75.8

合計

108,897

15.2

 

(注)金額は販売価額によっております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。