当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
① 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、国内ではウィズコロナのもと社会経済活動の正常化に向けた動きが定着していることなどを受けて、個人消費は底堅く推移しており緩やかな持ち直し基調となりました。また自動車販売台数は、半導体不足の影響や部品供給の滞りも徐々に回復の兆しを受け、多くの完成車メーカーで前期比増となりました。
一方、海外では、米国の高インフレや政策金利の引き上げが景気を下押ししておりますが、堅調な雇用に支えられ個人消費は底堅く推移しており、自動車販売台数は前期比増となりました。また、中国ではゼロコロナ政策の解除により持ち直しの要素もあり、自動車販売台数は前期と比べ横ばいで推移しました。しかしながら世界経済は、不安定な為替相場や長期化するロシアのウクライナ侵攻に伴う物価高騰による景気の下振れが懸念されており、先行きは不透明な状況です。
この様な環境の中、当社グループは、円安効果はあったものの半導体供給不足や新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う顧客からの受注減に加え、原材料や輸送費等の高騰により当第3四半期連結累計期間の売上収益は、1,603億5百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益5億4千9百万円(前年同期比91.7%減)、税引前四半期利益15億2千万円(前年同期比82.5%減)、四半期損失4億4千8百万円(前年同期は四半期利益52億3千1百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失6億6千9百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益27億7千4百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
売上収益は半導体供給不足に伴う受注減により減少、利益面においては受注減影響に加えて原材料や輸送費等の高騰はあったものの、中国子会社の出資持分一部譲渡による関係会社出資金売却益により、売上収益265億6千2百万円(前年同期比5.4%減)、営業損失8億2千2百万円(前年同期は営業損失8億6千3百万円)となりました。
売上収益は半導体供給不足による受注減はあったものの、主に為替変動により増加、利益面においては、受注減影響に加えて原材料や輸送費等の高騰により、売上収益393億5千6百万円(前年同期比77.3%増)、営業損失26億6千3百万円(前年同期は営業損失18億1千8百万円)となりました。
売上収益は主にインドネシアにおいて自動車部品二輪が好調に推移したことに加えて為替変動により増加、利益面においては原材料や輸送費等の高騰により、売上収益203億8千8百万円(前年同期比21.7%増)、営業利益7億6千5百万円(前年同期比14.9%減)となりました。
新型コロナウイルス感染症再拡大や半導体供給不足に伴う受注減に加えて原材料や輸送費等の高騰により、売上収益832億4千9百万円(前年同期比9.5%減)、営業利益33億4千9百万円(前年同期比61.0%減)となりました。
イギリスの工場閉鎖に伴う売上収益の減少はあったものの、ブラジルの利益体質改善により、売上収益は7億8千2百万円(前年同期比71.8%減)、営業利益1億1千7百万円(前年同期は営業損失5千5百万円)となりました。
② 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、主に棚卸資産の増加はありましたが、現金及び現金同等物や有形固定資産の減少により、前連結会計年度末に比べ127億6千6百万円減少し、1,955億6千8百万円となりました。
負債につきましては、主に営業債務及びその他の債務や借入金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ124億4千3百万円減少し、1,009億1千7百万円となりました。
資本につきましては、その他の資本の構成要素の増加はありましたが、利益剰余金の減少により、前連結会計年度末に比べ3億2千4百万円減少し、946億5千万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は277億4千3百万円(前
連結会計年度末比31.1%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動の結果使用した資金は20億1千5百万円(前年同期比76.7%減)となりました。これは主に減価償却費及び償却費や営業債権及びその他の債権の減少額による収入はありましたが、営業債務及びその他の債務の減少額や法人所得税等の支払額による支出が上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は16億6千3百万円(前年同期比59.8%減)となりました。これは主に新機種投資等に伴う有形固定資産の取得による支出によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は68億2千1百万円(前年同期比713.3%増)となりました。これは主に借入金
の返済や配当金の支払によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は17億2百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容については、「(1)財政状態及び経営成績の状況①経営成績の分析」に記載しております。
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
② 受注実績
当第3四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。