株式譲渡契約の締結
当社は、平成28年5月9日開催の取締役会において、特定目的会社(SPC)を通じて、ハイホールディング・ゲーエムベーハー(本社所在地:ドイツ)の全株式を取得し、同社およびその傘下にある事業会社を子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経済情勢は、総じて不透明な状況が続いております。米国では個人消費が景気を牽引し、緩やかに景気が回復しています。一方、欧州では英国のEU離脱問題や地政学的リスクの影響を受け、先行き不透明な状況が続いています。中国・アジア経済は総じて底堅く推移しましたが、輸出の減少により成長ペースには鈍化が見られています。このような中、国内経済は円高の進行や株価の下落により、景気が減速する懸念を抱えており、生産や輸出は横ばいで推移しています。
自動車業界においては、中国を含むアジア地域では販売の拡大が減速し、日本では、軽自動車の販売不振を背景として、自動車販売は低調に推移しています。
当社グループは、欧州地域における事業基盤の強化を図り、グローバル市場でのプレゼンスを高めるため、ドイツを本社所在地とするハイホールディング・ゲーエムベーハーの株式を取得し、全世界で高い競争力を持つ真のグローバル企業としての飛躍に向けて布石を打ってまいりました。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間における連結売上高は37,417百万円(前年同期比7.8%減)、連結営業利益は、2,325百万円(同27.5%減)となりました。
セグメント別の状況につきまして、日本では、売上高は5,909百万円(同8.6%減)、セグメント利益は270百万円(前年同期は149百万円の損失)となりました。
海外の各地域においては、円高の進行による為替換算の影響が大きく出ております。
北米地域は、売上高は11,224百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は660百万円(同20.7%減)となりました。
欧州地域は、売上高は1,396百万円(同19.5%減)、セグメント利益は233百万円(同22.4%減)となりました。
アジア地域は、売上高は17,339百万円(同4.9%減)、セグメント利益は1,467百万円(同29.4%減)となりました。
南米地域は、売上高は1,547百万円(同10.8%減)、セグメント損失は484百万円(前年同期は33百万円の損失)となりました。
連結経常利益は、ハイホールディング・ゲーエムベーハーの買収に伴う為替差損が大きく影響し、592百万円(前年同期比78.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は525百万円(同63.7%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前期末に比べて60,265百万円増加し、215,418百万円となりました。主として、ハイホールディング・ゲーエムベーハーの買収によるものであります。
流動資産は、前期末に比べて17,345百万円増加し、76,145百万円となりました。
固定資産は、前期末に比べて42,920百万円増加し、139,272百万円となりました。
負債は、前期末に比べて67,663百万円増加し、144,867百万円となりました。主な内容は、借入金の増加50,768百万円です。
非支配株主持分を含めた純資産は、為替換算調整勘定の減少等により、前期末に比べて7,397百万円減少し、70,550百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、578百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
主として欧州地域におけるハイホールディング・ゲーエムベーハー及びその子会社群の新規連結により、従業員数が著しく増加しております。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、南米地域の生産、受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。これは、南米の市場の低迷に伴うものであります。