第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における経済情勢は、米国では良好な雇用環境及び活発な個人消費により、景気は緩やかに回復しました。欧州においては英国のEU離脱など下振れのリスクもありましたが、総じて回復傾向で推移しました。中国・アジアでは公共投資や各国の経済政策に下支えされ、堅調に推移しましたが、輸出の減少などにより成長ペースは鈍化しました。一方で、国内では輸出の低迷、円高による企業収益の下振れから設備投資が低迷しました。加えて個人消費の回復も緩やかであり、景気は足踏み状態でありました。

このような経済環境の中、国内外での拡販活動、改善活動ならびにコストダウン、そして研究開発の強化などに取組みました。しかしながら、当期は、主として円高及び一部地域で主要製品のモデル切替えにより、前年同期比減収減益となりました。

一方では、欧州地域における事業基盤の強化、グローバル市場での更なるプレゼンス向上のため、ドイツを本社所在地とするハイホールディング・ゲーエムベーハーの株式を取得しました。本件により、当社グループはパワートレイン事業領域における商品ラインアップの拡充、技術の融合によるユニット商品開発力の向上、特に欧州における主力完成車メーカー及びサプライヤーとの強固な関係を得ることにより、更なる事業基盤の強化に向けた一歩を踏み出しました。

以上により、連結経営成績につきましては、連結売上高は75,012百万円(前年同期比7.9%減)、連結営業利益は5,008百万円(同13.4%減)となりました。

セグメント別の状況は次のとおりです。なお、全てのセグメントの業績において、円高の影響を大きく受けております。

(日本)

国内需要の低迷、ならびに熊本地震の影響などにより、売上高は12,811百万円(同3.2%減)となりました。セグメント利益は、海外子会社からの資金回収スキーム拡充により、278百万円(同213.1%増)となりました。

(北米)

円高の影響により、売上高は21,223百万円(同8.6%減)、セグメント利益は1,401百万円(同18.6%減)となりました。

(欧州)

主要製品におけるモデル切替えにより、売上高は2,790百万円(同21.1%減)、セグメント利益は504百万円(同12.8%減)となりました。

(アジア)

中国は引き続き好調でありましたが、円高の影響により、売上高は34,725百万円(同3.6%減)、セグメント利益は3,249百万円(同5.2%減)となりました。

(南米)

マーケットの急激かつ大幅な縮小に対して、事業の構造改革を実施いたしましたが、減収減益となりました。売上高は3,461百万円(同36.5%減)、セグメント損失は592百万円(前年同期は306百万円の損失)となりました。

連結経常利益は、為替差損により営業外費用の増加が大きく影響し、2,506百万円(前年同期比47.5%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,617百万円(同51.9%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前期末に比べて58,451百万円増加し、213,603百万円となりました。主として、ハイホールディング・ゲーエムベーハーの買収によるものであります。

流動資産は、前期末に比べて16,937百万円増加し、75,737百万円となりました。

固定資産は、前期末に比べて41,514百万円増加し、137,866百万円となりました。

負債は、前期末に比べて68,700百万円増加し、145,905百万円となりました。

非支配株主持分を含めた純資産は、為替換算調整勘定の減少等により、前期末に比べて10,249百万円減少し、67,698百万円となりました。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は12,501百万円となりました。主なプラス要因は、税金等調整前四半期純利益2,513百万円、減価償却費5,612百万円の計上等です。主なマイナス要因は、売上債権の増加1,879百万円等です。

投資活動の結果使用した資金は33,288百万円となりました。主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出28,115百万円等です。

財務活動の結果調達した資金は24,106百万円となりました。主な要因は、借入金の増加24,982百万円等です。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は16,321百万円となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1,363百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 従業員数

主として欧州地域におけるハイホールディング・ゲーエムベーハー及びその子会社15社の新規連結により、従業員数が著しく増加しております。

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、欧州地域及び南米地域の生産、受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。その内容については、「(1) 業績の状況」をご覧ください。