第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2017年4月1日~9月30日)における連結売上高は、中国を含むアジア地域の売上増加、南米地域の売上回復、そして昨年買収したHAYグループの売上高が加わったことにより、113,635百万円(前年同期比51.5%増)と大幅に増収となりました。

収益面では、連結営業利益は、アジア地域の収益力向上、及びHAYグループの利益が加わったことにより、5,869百万円(同17.2%増)となりました。次に、連結経常利益は、為替の円安効果、及び前期に計上した為替差損の影響がなくなったことにより、6,147百万円(同145.3%増)となりました。そして、親会社株主に帰属する四半期純利益は、3,474百万円(同114.8%増)となりました。

自動車業界においては、シェアリングサービスの普及、コネクテッドカーの拡大、電動化による機構変化、そして自動運転技術の進化という、事業構造に関わる4つのビッグトレンドが加速度的に進行しております。これらの事業構造変化を更なる成長の機会とするため、当社グループは、既存事業の強化、及び次世代技術への取組強化を進めております。

当第2四半期連結累計期間におけるトピックスとして、生産領域については、HAYグループと相互の強みを融合させる技術面での交流、及びより一層の生産効率の向上に取り組んでいます。また、当社の新工場においては、当社の一貫生産を支える精密鍛造・精密加工技術に加えて、最新のAI・IoT技術を取り入れた最新鋭の工場として、圧倒的な生産性の向上を実現してまいります。

開発・生産技術領域では、北米地域の開発拠点において、お客様のニーズを開発の上流から捉えることにより、よりタイムリーな商品提案の実現と、これによる開発期間短縮に取り組んでいます。また、国内では、2017年10月、豊橋技術科学大学との間で、共同研究及び人材育成プログラムを柱とする包括連携協定を締結しました。社外連携を含めてイノベーションを加速し、先端技術の取り込み、生産技術の向上、新商品開発のスピードアップをはかっていきます。

営業領域では、2017年9月、HAYグループとともにフランクフルト・モーターショー(略称IAA、Internationale Automobil-Ausstellung)へ出展し、「グローバルムサシ」としての開発力・商品提案力をアピールしました。自動車業界のトレンドを見据え、需要の取り込みを積極的に進めています。

セグメント別の状況は次のとおりです。

(日本)

売上高は13,001百万円(前年同期比1.5%増)と増収ではありましたが、研究開発費増加及び新機種・新製品の立ち上げに伴う経費増加により、セグメント利益は280百万円(同0.8%増)に留まりました。

(北米)

主として米国ビッグ3メーカーへの売上減少、及び生産効率の低下により、売上高は20,820百万円(同1.9%減)、セグメント利益は412百万円(同70.6%減)となりました。

(欧州)

HAYグループが加わったことにより、売上高は37,202百万円(同13.3倍)、セグメント利益は573百万円(同13.6%増)となりました。

(アジア)

各社の増収及び生産性向上により、売上高は38,860百万円(同11.9%増)、セグメント利益は4,665百万円(同43.6%増)となりました。

(南米)

増収及び構造改革によるコスト改善により、売上高は3,751百万円(同8.4%増)、セグメント損失は181百万円(前年同期は592百万円の損失)と損失の圧縮を実現しました。

 

(2) 財政状態の分析

総資産は、前期末に比べて10,370百万円減少し、238,112百万円となりました。

流動資産は、前期末に比べて6,793百万円減少し、93,871百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少によるものであります。

固定資産は、前期末に比べて3,576百万円減少し、144,241百万円となりました。主な要因は、減価償却による有形固定資産の減少によるものであります。

負債は、前期末に比べて15,289百万円減少し、144,879百万円となりました。主な要因は、借入金の減少によるものであります。

非支配株主持分を含めた純資産は、前期末に比べて4,919百万円増加し、93,232百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果得られた資金は11,726百万円となりました。主なプラス要因は、税金等調整前四半期純利益6,045百万円、減価償却費9,416百万円の計上等です。主なマイナス要因は、法人税等の支払額2,801百万円等です。

投資活動の結果使用した資金は6,335百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出6,227百万円等です。

財務活動の結果支出した資金は15,037百万円となりました。主な要因は、借入金の減少13,309百万円等です。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、24,213百万円となりました。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1,669百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、欧州地域の生産、受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。その内容については、「(1) 業績の状況」をご覧ください。