第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~12月31日)における連結経営成績は、好調なアジア地域子会社の業績、昨年買収したHAYグループの業績貢献、そして為替の円安効果により、前年同期に比較して大幅に増収増益となりました。具体的には、連結売上高は174,310百万円(前年同期比39.2%増)、連結営業利益は10,097百万円(同54.2%増)、連結経常利益は10,479百万円(同80.6%増)、そして親会社株主に帰属する四半期純利益は6,428百万円(同70.0%増)となりました。

当第3四半期連結累計期間におけるトピックスとして、生産領域では、当社本社/植田工場における新工場建設は順調に進行しております。また、インドネシア拠点においては、HAYグループが強みとする超高速鍛造機を用いた二輪部品製造計画を進めています。当該製造計画を契機として、二輪部品の生産性の大幅な向上及び生産ラインの有効活用が可能になり、当社グループの二輪部品生産能力が一層強化される見込みです。

開発・生産技術領域では、平成29年10月に締結した豊橋技術科学大学との包括提携協定にもとづき、ものづくりへのAI活用など、生産技術の革新につながる先端的な産学連携研究を平成30年度より実施する予定です。AI技術の導入については、本年1月に専任部署「AIプロジェクト」を新設し、ディープラーニングを活用した部品外観検査の自動化に取り組んでいます。研究の成果は、本年4月に東京で開催される「AI EXPO」において発表する予定です。

営業領域では、デファレンシャルの新規受注に加え、中国及び欧州を中心としたHEV/EV向け部品の引き合いが伸長しています。当社が培ってきた一貫生産体制の強みを活かし、自動車業界のトレンドを見据えた需要の取り込みを進めてまいります。

セグメント別の状況は次のとおりです。

(日本)

売上高は20,794百万円(前年同期比7.0%増)と増収、利益面では、増収効果、及び前年同期に計上されたHAYグループ買収費用が当期は計上されない等の影響により、セグメント利益は1,028百万円(同44.9%増)となりました。

(北米)

売上高は32,115百万円(同2.3%増)となりました。一方、利益面では、第2四半期会計期間までを中心とした一時的な生産効率の低下により、セグメント利益は1,091百万円(同38.1%減)となりました。

(欧州)

HAYグループの業績加算、ならびに買収に伴う無形資産償却費用の減少により、売上高は56,466百万円(同3.1倍)、セグメント利益は514百万円(前年同期は486百万円の損失)となりました。

(アジア)

アジア地域各社の好調な業績により、売上高は58,903百万円(前年同期比16.1%増)、セグメント利益は7,071百万円(同47.1%増)となりました。

(南米)

市況改善による増収及び継続的な構造改革によるコスト改善により、売上高は6,030百万円(同10.5%増)、セグメント利益は45百万円(前年同期は431百万円の損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

総資産は、前期末に比べて6,601百万円減少し、241,881百万円となりました。

流動資産は、前期末に比べて4,946百万円減少し、95,718百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少によるものであります。

固定資産は、前期末に比べて1,655百万円減少し、146,162百万円となりました。主な要因は、減価償却による有形固定資産の減少によるものであります。

負債は、前期末に比べて17,464百万円減少し、142,705百万円となりました。主な要因は、借入金の減少によるものであります。

非支配株主持分を含めた純資産は、前期末に比べて10,862百万円増加し、99,175百万円となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、2,577百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、欧州地域の生産、受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。その内容については、「(1) 業績の状況」をご覧ください。