第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~9月30日)における連結売上高は、アジアや南米での通貨安の影響はあったものの、全地域での売上増加により、129,026百万円(前年同期比13.5%増と増収となりました。

収益面では、連結営業利益は、日本・北米の回復により、7,784百万円(同32.6%増と増益になりました。次に、連結経常利益は、営業利益の増加に加え、為替影響により、8,455百万円(同37.5%増となりました。そして、親会社株主に帰属する四半期純利益は、5,496百万円(同58.2%増となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

なお、第1四半期連結会計期間より新たな地域区分によるオペレーションを開始しているため、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。

(日本)

新規取引先への販売が寄与し、売上高は14,703百万円(前年同期比13.1%増と増収。売上の増加に加え、生産性向上により、セグメント利益は944百万円(同236.7%増と大幅な増益となりました。

(米州)

北米における販売の回復、メキシコの10速ATの売上増加、及び南米の堅調な販売により売上高は27,463百万円(同11.8%増と増収となりました。セグメント利益は売上の増加と生産性向上により利益は1,042百万円(同351.9%増と大幅な増益となりました。

(アジア)

現地通貨安による為替影響はあったものの、各社の増収及び生産性向上により、売上高は33,424百万円(同4.7%増と増収、セグメント利益は3,564百万円(同7.8%増と増益となりました。

(中国)

天津の本格稼働に伴う販売増加等により売上高は12,040百万円(同35.9%増と大幅な増収、セグメント利益は1,755百万円(同24.3%増と増益となりました。

(欧州)

堅調に推移した商用車市場の効果もあり、売上高は41,395百万円(同17.3%増と増収となりました。セグメント利益は生産性の低下、製品構成の影響が収益を圧迫し、セグメント利益は411百万円(同20.3%減と減益となりました。

 

当社では、更なる成長に向けて以下の取り組みを行っております。

一昨年買収したムサシヨーロッパ(旧HAYグループ)とは、鍛造加工技術のシナジー創出による開発力・競争力の向上や欧州地域における事業基盤の強化を図り、グローバル市場でのプレゼンスを高めてまいりました。また、旧HAYグループ会社の商号を変更して、全拠点の会社名に”Musashi”を冠し、ブランド名を統一することで、欧州でのムサシブランドの一層の浸透とムサシヨーロッパ各社との統合の強化を図ります。

さらに、本年10月19日に、ムサシの強みである一貫加工技術の進化、事業基盤の強化のため、株式会社浅田可鍛鋳鉄所の全株式を取得し、子会社化しました。鋳造技術の手の内化により、パワートレイン事業における商品開発力の更なる向上および生産体制の拡充を実現していきます。

 

 

一方、財政状態は次のとおりです。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

総資産は、前期末に比べて3,603百万円減少し、244,175百万円となりました。

流動資産は、前期末に比べて2,630百万円増加し、106,309百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加によるものであります。

固定資産は、前期末に比べて6,233百万円減少し、137,866百万円となりました。主な要因は、減価償却による有形固定資産の減少によるものであります。

負債は、前期末に比べて6,383百万円減少し、141,044百万円となりました。主な要因は、借入金の減少によるものであります。

非支配株主持分を含めた純資産は、前期末に比べて2,780百万円増加し、103,130百万円となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果得られた資金は14,402百万円となりました。主なプラス要因は、税金等調整前四半期純利益及び減価償却費の計上等です。主なマイナス要因は、法人税等の支払額等です。

投資活動の結果使用した資金は7,729百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出等です。

財務活動の結果支出した資金は4,780百万円となりました。主な要因は、借入金の減少等です。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、28,939百万円となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1,550百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、中国地域の生産、受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。その内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況」をご覧ください。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。