第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における経済情勢は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱への懸念などを受けてアジアや欧州で鈍化が見られました。一方、国内では個人消費が緩やかながら回復しましたが、輸出が低迷し、景気は足踏み状態となりました。

このような経済環境のなか、当社では自動車業界で100年に一度の大変革とされる「CASE」=Connectivity(接続性)、Autonomous(自動運転)、Shared(共有)、Electric(電動化)をチャンスと見据え、電動化時代において需要が拡大する次世代部品の受注活動強化や、当社の強みとする精密鍛造技術のさらなる進化に取り組んでまいりました。新規事業面では、テクノロジーを活かした事業活動による社会課題の解決を目的として、Musashi AI株式会社を新たに設立しました。「人にはもっと人らしい仕事を」の理念のもと、世界のものづくりの現場に幅広くAI技術を提供することで企業競争力の強化を目指します。また、将来の事業成長に向けた足がかりとして、独自の技術を有するスタートアップ企業への出資や共同開発を進めています。

当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~9月30日)における連結売上高は、欧州の乗用車市場の低迷などにより、123,893百万円(前年同期比4.0%減と減収となりました。

利益面では、連結営業利益は、4,038百万円(同48.1%減となりました。連結経常利益は、3,959百万円(同53.2%減となりました。そして、親会社株主に帰属する四半期純利益は、2,697百万円(同50.9%減となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

(日本)

売上高は18,402百万円(前年同期比25.2%増と増収、コスト低減効果等により、セグメント利益は1,173百万円(同24.3%増と増益となりました。

(米州)

売上高は28,699百万円(同4.5%増と増収、機種構成の変化等によりセグメント利益は711百万円(同31.7%減と減益となりました。

(アジア)

売上高は31,676百万円(同5.2%減と減収、インドでの需要低迷等により、セグメント利益は2,476百万円(同30.5%減と減益となりました。

(中国)

売上高は12,044百万円(同0.0%増と増収、北米向け輸出減少により、セグメント利益は1,113百万円(同36.6%減と大幅な減益となりました。

(欧州)

売上高は33,070百万円(同20.1%減と減収、乗用車需要の低迷により、セグメント損失は1,755百万円(前年同期は411百万円の利益)となりました。

一方、財政状態は次のとおりです。

総資産は、前期末に比べて13,445百万円減少し、231,005百万円となりました。

流動資産は、前期末に比べて7,979百万円減少し、96,575百万円となりました。主な要因は、商品及び製品等の減少によるものであります。

固定資産は、前期末に比べて5,465百万円減少し、134,429百万円となりました。主な要因は、減価償却による有形固定資産の減少によるものであります。

負債は、前期末に比べて7,588百万円減少し、128,527百万円となりました。主な要因は、借入金の減少によるものであります。

非支配株主持分を含めた純資産は、前期末に比べて5,856百万円減少し、102,477百万円となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果得られた資金は13,258百万円となりました。資金の増加の主な要因は、税金等調整前四半期純利益、減価償却費等です。資金の減少の主な要因は、法人税等の支払額等です。

投資活動の結果使用した資金は9,329百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出等です。

財務活動の結果使用した資金は6,441百万円となりました。主な要因は、借入金の減少等です。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、25,271百万円となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、2,011百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、欧州地域の生産、受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。その内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況」をご覧ください。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。