第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~6月30日)における世界経済は、中国など一部の地域で緩やかに回復した一方、欧州やASEAN、インドで新型コロナウイルス感染が再拡大する中で全体としては厳しい状況が続きました。また、自動車業界では半導体不足が逆風となり、日本をはじめ、米州、中国等の各地で、自動車の生産の休止が余儀なくされました。

一方当社におきましては、ニューノーマルと言われる時代に長期的な視点での会社のサステナブルな成長を目指した取り組みを加速させております。2021年4月には、創業100周年を迎える2038年に向けた新たな旗印として「ムサシ100年ビジョン「Go Far Beyond!枠を壊し冒険に出かけよう!」を策定いたしました。新ビジョンの下、限界や常識という枠を壊し、今の延長線上には無い新しい価値を創造してまいります。

また当社では、自社の使命(Our Purpose)を「わたしたちはテクノロジーへの"情熱"とイノベーションを生み出す"知恵"をあわせて、人と環境が"調和"した豊かな地球社会の実現に貢献します」と策定しています。気候変動は当社にとって非常に重要な課題であり、カーボンニュートラルの実現に取り組むことが、社会と当社のサステナビリティにとって不可欠です。そこで、2021年5月には世界的コンセンサスであるカーボンニュートラルの実現に向け、「ムサシカーボンニュートラル宣言」を発表しました。創業100周年である2038年までに事業活動(* scope1, 2)のカーボンニュートラルの実現を、2050年にはバリューチェーン全体(*scope1, 2, 3)でのCO2排出量実質ゼロの実現を目指します。

このような状況において当第1四半期連結累計期間における連結売上高は58,186百万円(前年同期比109.3%増)増収となりました。利益面では、連結営業利益は1,676百万円(前年同期は5,796百万円の損失)の増益となりました。連結経常利益は1,629百万円(同5,637百万円の損失)の増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,562百万円(同3,135百万円の損失)増益となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

(日本)

売上高は8,374百万円(前年同期比58.1%増)セグメント利益は614百万円(前年同期は1,982百万円の損失)となりました。

(米州)

売上高は12,568百万円(同168.9%増)セグメント利益は28百万円(同1,110百万円の損失)となりました。

(アジア)

売上高は12,225百万円(同161.1%増)セグメント利益は460百万円(同1,750百万円の損失)となりました。

(中国)

売上高は7,145百万円(同10.6%増)セグメント利益は610百万円(前年同期比15.8%減)となりました。

(欧州)

売上高は17,872百万円(同167.1%増)セグメント損失は107百万円(前年同期は1,908百万円の損失)となりました。

一方、財政状態は次のとおりです。

総資産は、前期末に比べて6,440百万円増加し、232,507百万円となりました。

流動資産は、前期末に比べて4,668百万円増加し、106,721百万円となりました。主な要因は、商品及び製品と原材料及び貯蔵品の増加によるものです。

固定資産は、前期末に比べて1,772百万円増加し、125,786百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加によるものです。

負債は、前期末に比べて5,035百万円増加し、135,187百万円となりました。主な要因は、借入金の増加によるものです。

非支配株主持分を含めた純資産は、前期末に比べて1,405百万円増加し、97,320百万円となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1,029百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間における当社グループの生産、受注および販売実績の内容については、「(1) 財政状態及び経営成績の状況」をご覧ください。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。