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回次 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
第12期 |
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決算年月 |
平成24年3月 |
平成25年3月 |
平成26年3月 |
平成27年3月 |
平成28年3月 |
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売上高 |
(百万円) |
|
|
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経常利益 |
(百万円) |
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親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
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包括利益 |
(百万円) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
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|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△ |
△ |
△ |
|
△ |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
|
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|
従業員数 |
(名) |
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[外、平均臨時雇用者数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、当連結会計年度より、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
3.平成26年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行いましたが、第10期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。
4.第8期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
5.第8期の株価収益率については、当社株式が非上場であるため記載しておりません。
|
回次 |
第8期 |
第9期 |
第10期 |
第11期 |
第12期 |
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決算年月 |
平成24年3月 |
平成25年3月 |
平成26年3月 |
平成27年3月 |
平成28年3月 |
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売上高 |
(百万円) |
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経常利益 |
(百万円) |
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当期純利益 |
(百万円) |
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資本金 |
(百万円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(百万円) |
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総資産額 |
(百万円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(内1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(名) |
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[外、平均臨時雇用者数] |
[ |
[ |
[ |
[ |
[ |
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(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.平成26年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行いましたが、第10期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。
3.第8期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
4.第8期の株価収益率については、当社株式が非上場であるため記載しておりません。
株式会社ファルテックは、平成16年4月、㈱アルティアと橋本フォーミング工業㈱が、株式移転の方法により共同持株会社として設立した自動車部品事業・自動車用品事業・自動車関連機器事業を併せ持つ企業集団であります。
当社の沿革は、以下のとおりであります。
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年月 |
概要 |
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平成15年9月 |
みずほキャピタルパートナーズ㈱が運営する投資ファンド(MH Capital PartnersⅡ,L.P.、FBF 2000, L.P.)が出資するエム・エイチ・インベストメント㈱が、日産自動車㈱保有の橋本フォーミング工業㈱の株式を取得。 ㈱アルティアと橋本フォーミング工業㈱(以下統合2社)は、法令に定める関係官庁及び株主総会の承認を前提として、株式移転の方法により共同持株会社を設立し、その完全子会社となることについて合意し、「経営統合に関する基本合意書」を締結。 |
|
平成15年11月 |
MH Capital PartnersⅡ,L.P.が、橋本フォーミング工業㈱のA種優先株式を引受け。 |
|
平成16年1月 |
統合2社は、上記「経営統合に関する基本合意書」に基づき、共同持株会社設立に関する主要事項について合意し、「共同株式移転契約書」を締結。 |
|
平成16年2月 |
統合2社の臨時株主総会において、統合2社が株式移転の方法により当社を設立し、統合2社がその完全子会社となることについて承認、決議。 |
|
平成16年4月 |
統合2社が株式移転により当社を設立。 当社の普通株式を株式会社東京証券取引所に上場。 |
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平成17年2月 |
㈱アルティアと橋本フォーミング工業㈱が合併し、社名を㈱アルティア橋本に変更。 |
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平成17年8月 |
本社所在地を神奈川県川崎市へ移転。 |
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平成18年2月 |
㈱アルティア橋本と㈱テクノモールは、㈱アルティア橋本を存続会社として吸収合併。 |
|
平成19年6月 |
エム・エイチ・インベストメント㈱は、「㈱ファルテックに対する公開買付けの開始に関するお知らせ」を発表。 公開買付けは平成19年6月20日から平成19年7月31日まで実施され、エム・エイチ・インベストメント㈱は当社の普通株式3,343,420株及び新株予約権を普通株式に換算した数144,800株を取得。 |
|
平成19年8月 |
当社は、平成19年8月17日にMH Capital PartnersⅡ,L.P.の請求により、当社A種優先株式3,529,400株を取得するのと引換えに当社普通株式8,982,500株を交付。 |
|
平成19年10月 |
当社は、吸収分割により、㈱アルティア橋本から同社の自動車部品事業・自動車用品事業・管理部門を継承。 ㈱アルティア橋本は、その子会社である自動車関連機器製造会社のオリオンテクノ㈱を吸収合併し、社名を㈱アルティアに変更。 |
|
平成19年11月 |
平成19年10月23日の臨時株主総会及び普通株主による種類株主総会において、当社普通株式を全部取得条項付株式とすること等のための定款変更並びに全部取得条項付株式の取得について承認、決議したことにより、当社普通株式に係る株券は東京証券取引所の株券上場廃止基準に該当し、平成19年11月24日上場廃止。 |
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平成20年4月 |
福岡県北九州市に、自動車部品のめっき加工会社である㈱いしかわファルテックを設立。 |
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平成21年1月 |
当社とエム・エイチ・インベストメント㈱は、当社を存続会社として吸収合併。 |
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平成21年11月 |
中国広東省に自動車部品製造会社である佛山発爾特克汽車零部件有限公司を設立。 |
|
平成22年9月 |
タイのバンコクに自動車部品販売会社であるFALTEC (THAILAND) CO.,LTD.を設立。 |
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平成23年5月 |
アメリカジョージア州においてFALTEC AMERICA, INC.のカーペット製造工場が操業開始。 |
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平成24年4月 |
大株主であるMH Capital PartnersⅡ, L.P.がTPR㈱へ当社株式を譲渡し、TPR㈱の子会社化。 |
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平成24年7月 |
タイのFALTEC (THAILAND) CO.,LTD.の社名をFALTEC SRG GLOBAL (THAILAND) CO.,LTD.に変更。 |
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平成24年8月 |
FALTEC SRG GLOBAL (THAILAND) CO.,LTD.にSRG Global,INC.が出資(出資比率は20%)。 |
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平成24年11月 |
イギリスのHASHIMOTO LIMITEDの社名をFALTEC EUROPE LIMITEDに変更。 |
|
平成24年11月 |
中国湖北省に自動車部品製造会社の湖北発爾特克汽車零部件有限公司を設立。 |
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平成25年3月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
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平成26年5月 |
三菱電線工業㈱から自動車及び自動二輪向け電子部品に関する事業を譲受け。 |
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平成26年12月 |
東京証券取引所市場一部銘柄に指定。 |
(ご参考)
当社は、橋本フォーミング工業㈱及び㈱アルティアの両社の共同持株会社として平成16年4月に設立され、橋本フォーミング工業㈱の東京証券取引所市場第二部上場を引き継ぎ、上場会社となり、橋本フォーミング工業㈱及び㈱アルティアは非上場の完全子会社となりました。
※橋本フォーミング工業㈱について
橋本フォーミング工業㈱は、大正6年4月に橋本鉄工所として創設され、自転車用フレーム・パイプ・ハンドル、引抜異形管等の製造販売を開始致しました。主な沿革は以下のとおりであります。
|
年 月 |
概 要 |
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大正6年4月 |
橋本鉄工所創立。 |
|
昭和14年4月 |
東京都豊島区にて橋本鉄工㈱設立。 |
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昭和42年4月 |
橋本フォーミング工業㈱に商号変更。 |
|
昭和60年3月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場。 |
※㈱アルティアについて
㈱アルティアは、昭和12年2月、日産自動車㈱の販売機関子会社として、ダットサン、トラック販売の拡大強化を目的に、日産自動車販売㈱として設立されました。
平成13年11月、みずほキャピタルパートナーズ㈱が運営するMBOファンド(ルビー・ホールディングス㈱)を活用し、日産自動車㈱から独立し、㈱アルティアに商号変更しております。
|
年 月 |
概 要 |
|
昭和12年2月 |
日産自動車販売㈱設立。 |
|
昭和61年10月 |
日産自動車販売㈱は、日産プリンス自動車販売㈱と合併。 |
|
平成3年3月 |
日産アルティア㈱に商号変更。 |
|
平成13年11月 |
日産アルティア㈱は、みずほキャピタルパートナーズが運営するMBOファンド(ルビー・ホールディングス)を活用し、日産自動車㈱から独立。社名を㈱アルティアに変更。 |
当社グループは、当社と子会社11社及び関連会社1社で構成されており、自動車外装部品、自動車純正用品、自動車関連機器事業を主な事業としております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係わる位置付けは以下のとおりであります。
当社グループの経営理念は「時代をリードする価値ある商品・サービスを提供し、美しく豊かなクルマ社会の実現に貢献する」であり、自動車外装部品、自動車純正用品で表現される高い品質感と機能美を追い求めております。
1.当社グループについて
(1)当社グループの概要
当社グループは、自動車メーカーを主な顧客としており、自動車メーカーの製造ラインで装着される自動車外装部品、自動車販売会社で販売されている自動車純正用品、自動車メーカー・整備会社等で使用されている自動車関連機器を取り扱っております。自動車外装部品事業の技術力(樹脂成形技術・金属加工技術・表面処理技術)・もの造り力・品質保証と、自動車純正用品事業の持つ企画力・デザイン力の融合により、自動車に付加価値を付ける製品(コンバージョン等)を顧客に提案・提供しております。
(2)当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
|
地域セグメント |
事業内容 |
主な商品 |
事業会社(注) |
|
日本 |
自動車外装部品 |
ラジエターグリル |
(株)ファルテック ◎ (株)いしかわファルテック ○ |
|
自動車純正用品 |
ルーフレール |
||
|
自動車関連機器 |
車検用機器 |
(株)アルティア ◎ |
|
|
アジア |
自動車外装部品 |
ラジエターグリル |
佛山発爾特克汽車零部件有限公司 ◎ |
|
自動車純正用品 |
ルーフレール等 |
||
|
自動車関連機器 |
車検用機器 |
広州愛路特亜汽車設備有限公司 ● |
|
|
北米他 |
自動車外装部品 |
ウィンドウモール |
FALTEC AMERICA, INC ◎ |
|
自動車純正用品 |
ルーフレール |
(注)◎連結子会社、○持分法適用会社、●非連結子会社
(注)他2社(非連結子会社)については当社グループの事業に与える影響が軽微なため記載しておりません。
2.事業の内容
(1)自動車外装部品事業
自動車外装部品事業では、当社グループの製品を自動車メーカーに販売しております。当該事業においては、自動車メーカーに提案活動を行い、承認を受けた上で設計・開発に着手し、図面上の合意を経て生産に至ります。そのため、長年の取引関係で培われたノウハウ・技術に基づき、自動車メーカーが欲する図面を作成・提案する力が競合他社との差別化要因となっております。又、自動車メーカー開発部門との共同開発にも取り組み、付加価値商品の提案を実施しております。
自動車外装部品は、自動車を製造する段階で自動車に直接組み込まれる部品のことであり、当社グループでは、樹脂外装部品、金属・モールディング部品の2つに分類しております。
① 樹脂外装部品
ラジエターグリル、マッドガードセンター、バンパー等、様々な樹脂外装部品を供給しております。特に主要技術である成形技術と表面処理技術については、先進的な技術の開発と導入を推進しており、優れた光輝処理技術(蒸着・めっき)を有しております。
② 金属・モールディング部品
ドアやウィンドウガラスに装着されるモールディングは、機能と外観の両面で高い品質を求められる製品であり、金属加工のためのロール成形技術と、金属・樹脂を同時に加工する当社独自の「可変押し出し」技術を利用して加工しております。ロール成形と可変押し出しの組み合わせにより、ウィンドウモール等を生産しております。またSUSモールでは複雑な断面の合わせ技術がお客様から高い評価を得ております。
以下は、当社製品の自動車への利用状況イメージであります。
(2)自動車純正用品事業
自動車純正用品事業では、当社グループの製品を自動車メーカーもしくは海外自動車メーカーの日本法人に納入し、自動車ディーラーを通して、純正用品として販売しております。消費者が自動車を購入する際にオプション品として選択する、若しくは、自動車購入後に消費者が別途購入することによって、最終的に消費者に自動車用品が届きます。
具体的には、自動車メーカーの入札によって採用される場合と新商品を開発・提案して採用される場合があり、長年の取引関係で培われたノウハウ・技術に基づく自動車をより魅力的にする用品、あるいは自動車メーカーのニーズに合った用品の開発・提案力が競合他社との差別化要因となります。
自動車販売の促進策として、自動車外装部品事業のもの造り力・技術力と自動車純正用品事業の企画力・デザイン力により、アクセサリーの組み込みによる車両のイメージ変更(コンバージョン※)による自動車販売の促進を顧客に企画提案しております。
当社グループでは、自動車用品において、外装品(コンバージョン含む※)、電装品、金属品、ケミカル品等、取り扱っております。
※ コンバージョン
自動車外装部品事業で得意とする樹脂外装部品(ラジエターグリル、バンパー等)の特別塗装や表面処理変更、用品アクセサリーとの組合せ等、様々な意匠変更をセットで企画提案しております。標準仕様車に付加価値を付け、エンドユーザーのニーズ(シーズ)に応え、国内外の自動車販売を促進させる方策として、顧客である自動車メーカーからも高く評価されています。
(3)自動車関連機器事業
自動車関連機器事業は、大きく3つの主要カテゴリーによって構成されております。
自動車ディーラーのサービス工場や自動車整備工場で取り扱う自動車メンテナンス等に使用する自動車検査・整備用機器カテゴリー、自動車の製造ラインのタイヤ組み立て装置や完成車テスト装置を扱う自動車製造用設備・機器カテゴリー、エンジンユニットをチューニングし非常用動力装置、空調用ガスエンジンとして使用するパワーシステムによりカテゴリー構成されています。
(自動車検査・整備用機器カテゴリー)
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リフト機器 |
洗車機 |
(自動車製造用設備・機器カテゴリー)
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タイヤ組み立て装置 |
アライメントテスター |
(パワーシステムカテゴリー)
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非常用動力装置 |
3.当社グループの特徴
(1)自動車外装部品事業
① 開発力
多くの自動車メーカーのニーズを引き出す提案を行ってきた開発力は当社グループの強みであると考えております。また、顧客のニーズに効率的かつスピーディーに対応するためのノウハウを当社グループでは蓄積しております。
② 技術力
「樹脂射出成形技術」「表面処理技術」「ロール成形技術」「押し出し技術」「プレス技術」等、自動車外装樹脂部品加工、自動車外装金属部品加工、塗装・表面処理において必要な技術を幅広く保有しております。技術の組み合わせにより、当社グループならではの提案を行います。
ⅰ) 樹脂射出成形技術
大型バンパーから小物クリップまで、様々な製品サイズの射出成形機を保有しており、顧客のニーズにそった最適な成形機サイズで量産対応を行っております。
ⅱ) 表面処理技術(エラストマー光輝処理、フレキブライト、めっき等)
当社保有技術の中での優位性を持つものは、エラストマー光輝処理であります。エラストマー光輝処理は、真空蒸着法という真空中で金属を蒸発させ、その蒸気となった原子状粒子を部材の表面に薄い金属膜として付着させる技術であります。この工法により軟らかい樹脂製品の表面にも光輝処理ができ、また透明で誘電性のある金属膜を蒸着させることで電波透過性のある樹脂部品の開発が可能となり、レーダー等を利用した自動運転システムへの応用が期待されております。フレキブライト(P11用語説明参照)は当社が独自に開発した適応性、復元性をも兼ね備えた、要求品質を満足する樹脂材料に金属調の塗装を施す技術であります。また、樹脂めっきでは、6価クロムに加え、融雪材による腐食に強い3価クロムめっきや黒味の強い漆黒めっきを開発し生産しております。
ⅲ) ロール成形技術
ドアサッシュやモールディングなど、同一の断面を持つ長細い金属製品の多量生産に適した成形技術であります。ロール駒と呼ぶ「電車の車輪」状の上下2個で1組の成形駒を多数並べ、平板の鋼板の形を少しずつ変えながら成形し製品を生産しております。
ⅳ) 押し出し技術
同一の断面を持つ長細い製品の多量生産に適した成形技術であります。ロール成形技術で成形された金属品に樹脂を被履するときや樹脂モールを成形するときに使用しております。また、同一の断面だけでなく、断面の一部を変えていく技術も開発致しました。この新しい押出し技術を当社では、「可変押出し技術」と呼んでおります。
ⅴ) プレス技術
ステンレス鋼板の成形加工やサッシュ、モール部品の端末処理にプレス技術を使用しております。
③ 生産力
Faltec Production System(ファルテック・プロダクション・システム)(通称:FPS活動)という同期生産活動(P11用語説明参照)をグループ会社において採用しており、ロスのない生産を目指す意味の「曲がらず、止まらず、最短で」(P11用語説明参照)を合言葉に、常に効率的な生産方法をグローバルで追求しております。
またスペース半分・リードタイム半分で取り組んでいる FALTEC DASH 1/2 活動(FD1/2活動)により効率化を促進、経費削減につなげ収益力を強化します。
FD1/2活動の第2ステージとして「モノづくり原価低減活動」に全社活動で取り組んでおり変動費の削減につなげております。
(2)自動車純正用品事業
① 企画力
クルマをより魅力的にするための仕掛け作りのノウハウは、長年培った用品取扱メーカーとしての経験に裏づけされております。具体的には用品事業の中に企画部門を設け社内でのアイデアコンテストや自動車メーカーとの共同開発等を実施し、商品企画の活性化を図っております。
② デザイン力
機能だけでなくデザインの面からも売れる仕掛け作りを取り入れており、4名のデザイン担当者を自社で有し、多様化するデザインニーズへの対応を図っております。
③ コンバージョン(アクセサリー組込みによる車両のイメージ変更)
自動車部品事業のもの造り力・技術力と自動車用品事業の企画力・デザイン力により、車両のイメージ変更による自動車販売の促進について、顧客に企画提案しております。
(3)当社独自のビジネスモデルの推進
当社「ビジネスモデル」である、量産部品・コンバージョン・アクセサリーの全てをクルマの「ライフサイクルプラン(LCP)」(P11用語説明参照)としてグローバルで一括提案、開発コスト・工数を削減、品質を高め、デザインの多様化を図ります。
4.海外市場についての当社グループの認識
当社グループの海外事業展開状況
当社グループは、長期ビジョンとして「業界トップレベルの収益力と高品質を目指す」を掲げ、国内だけでなく、北米、欧州、アジアにおいても事業を展開しております。海外子会社におきましては、海外自動車メーカーや国内自動車メーカーの現地法人に当社グループの製品を提供しております。
また、近年におきましては、中国、タイに新たな拠点を設立し、海外売上高比率の拡大を図っております。
さらに、自動車メーカーのグローバル化に対応すべく、GUANGDONG TGPM AUTOMOTIVE INDUSTRY GROUP CO., LTD.(以下、TGPM)、SRG GLOBAL, INC.(以下、SRG)とのアライアンス戦略により、グローバルサプライヤーとして新興市場の開拓、顧客の拡充、表面処理技術の強化を推し進めております。
TGPM … 中国広東省に本社を置く、自動車オプション用品メーカー
SRG … アメリカミシガン州に本社を置く、自動車外装樹脂部品メーカー
■用語説明
・フレキブライト
樹脂加工品の表面にめっき調の加工を施す技術。フレキブライトには下記4つの特徴がある。
- 光輝処理を施しながらミリ波レーダーを透過させることが可能(ミリ波透過カバーに活用)
- 耐蝕性に優れ傷付きに強い
- 樹脂製品でありながらカラーバリエーションを豊富に持つ
- 伸縮性にも優れている
・同期生産活動
同期生産とは受注から納品までの活動において、物・情報・人の停滞・ロスを削減し、お客様の要望にタイムリーに応えることを可能とする生産方式。
・「曲がらず、止まらず、最短で」
製品生産の中で、ラインが無駄なく流れ、仕掛品・在庫品も最小にするという意味合いを持っている。
・LCP(Life Cycle Plan)
自動車部品事業で培った技術と自動車用品事業で培った企画・デザインを融合して、量産部品・コンバージョ
ン・アクセサリーの全てをクルマのライフサイクルプランとして一括提案するビジネスモデルです。
5.事業系統図
6.親会社グループにおける当社の位置付け
当社はTPR㈱の出資を受け、平成24年4月5日付で同社が当社の親会社となっております。
当社は、自動車メーカー向けに樹脂外装部品、モールディング、サッシュ、純正用品を設計開発、生産、販売しているグローバルメーカーであり、自動車外装部品事業のもの造り力・技術力(樹脂成形技術・金属加工技術・表面処理技術)と、自動車純正用品事業が持つ様々な商品群・企画力・デザイン力により、国内のみならず北米・欧州・中国・東南アジアにおいて事業を展開しております。
一方、エンジン機能部品メーカーである同社は、自動車産業の最重要課題である地球環境に優しいエンジン造りに貢献するため、ワールドワイドな生産・販売体制によりグローバルな事業展開をしています。
同社は当社と同じ自動車業界に属するものの異なる製品領域で事業展開しております。
当社は、同社と相互に経営の独立性を維持しながら企業グループを形成し、グローバルな自動車業界でそのプレゼンスを高め、拡大が予想される自動車のグローバル需要に対応していく方針であります。
|
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
|
(親会社) |
|
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TPR㈱(注)1 |
東京都千代田区 |
4,646百万円 |
自動車関連製品の製造販売 |
被所有 55.52 |
・役員の兼任1名 |
|
(連結子会社) |
|
|
|
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㈱アルティア (注)2,3 |
東京都江戸川区 |
350百万円 |
自動車検査・整備機器及び自動車製造用設備機器の製造・販売 |
100.00 |
・役員の兼任3名 |
|
㈱テクノサッシュ |
群馬県富岡市 |
90百万円 |
自動車外装部品の製造・販売 |
100.00 |
・当社自動車外装部品を製造している。 ・役員の兼任2名 |
|
FALTEC EUROPE LIMITED(注)2,4 |
イギリス・テインアンド ウエア州 |
11.9百万 英ポンド |
自動車外装部品の製造・販売 |
100.00 |
・当社自動車外装部品を製造している。 ・役員の兼任1名 ・資金援助あり |
|
FALTEC AMERICA, INC. |
アメリカ・テネシー州 |
1,001千 米ドル |
自動車用品の開発・製造・販売 |
100.00 |
・当社自動車用品を販売している。 ・役員の兼任1名 |
|
広東発爾特克汽車用品有限公司(注)2 |
中国・広東省 |
2,500千 米ドル |
自動車用品の製造・販売 |
70.00 |
・当社自動車用品を販売している。 ・役員の兼任1名 |
|
佛山発爾特克汽車零部件有限公司 (注)2 |
中国・広東省 |
25,000千 米ドル |
自動車外装部品の製造・販売 |
100.00 |
・役員の兼任3名 |
|
FALTEC SRG GLOBAL (THAILAND) CO., LTD.(注)2 |
タイ・チャチェンサオ |
662.7百万 タイバーツ |
自動車外装部品の製造・販売 |
80.00 |
・役員の兼任1名 |
|
湖北発爾特克汽車零部件有限公司 (注)2 |
中国・湖北省 |
110百万 中国元 |
自動車外装部品の製造・販売 |
51.00 |
・役員の兼任2名 |
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
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㈱いしかわ ファルテック (注)4 |
北九州市小倉北区 |
49百万円 |
めっき及び塗装等表面処理加工製造・販売 |
49.00 |
・めっき部品・製品を製造している。 ・役員の兼任2名 |
(注)1.有価証券報告書を提出しております。
2.特定子会社であります。
3.㈱アルティアは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。なお、当該会社の最近事業年度の主要な損益情報等は以下のとおりであります。
|
|
(単位:百万円) |
|
(1)売上高 |
17,114 |
|
(2)経常利益 |
980 |
|
(3)当期純利益 |
610 |
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(4)純資産額 |
3,616 |
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(5)総資産額 |
10,171 |
4.FALTEC EUROPE LIMITED及び㈱いしかわファルテックは債務超過であり、債務超過額はそれぞれ894百万円(平成27年12月末時点)、176百万円(平成28年3月末時点)であります。
(1)連結会社の状況
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平成28年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(名) |
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日本 |
1,302 [600] |
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アジア |
868 [69] |
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北米他 |
473 [226] |
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合計 |
2,643 [895] |
(注)1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であります。
2.臨時従業員(季節工、パートタイマー、嘱託契約の従業員及び派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を[ ]外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
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平成28年3月31日現在 |
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従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
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973[561] |
45.8 |
20.9 |
6,016 |
(注)1.従業員数は、当社から連結対象子会社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。
2.臨時従業員(季節工、パートタイマー、嘱託契約の従業員及び派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を[ ]外数で記載しております。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4.上記の従業員は、全員が日本セグメントに所属します。
(3)労働組合の状況
ファルテックグループの従業員は、部品関連労働組合ファルテック労働組合(組合員数826人)、全日産販売労働組合アルティア労組(組合員数166人)に加入しております。
なお、各社の労使関係については安定しており、特記すべき事項はありません。