第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間における経済状況は、わが国においては、企業収益の改善や設備投資の増加による緩やかな回復傾向も停滞感がみられるようになりました。海外においては、米国経済が堅調に推移する一方で、中国の経済成長の鈍化が鮮明となり、世界的な景気への悪影響が懸念されております。また、自動車業界においては、中国をはじめとする新興国市場の需要の減速感があるものの、世界規模では緩やかな拡大基調を継続しております。

 このような環境の中、当社グループでは、新車用部品市場において中国や欧州拠点からの販売を増加することができました。補修用部品市場においては、日本からの海外市場への輸出が増加しましたが、競争の厳しい米国市場では苦戦いたしました。収益面では、新拠点の立ち上げコストに加え、海外拠点の人件費などの固定費増加や、日本における輸入コストの上昇やタイにおける輸出取引の採算悪化などの為替変動の影響も受けました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が35,353百万円(前年同四半期比11.6%増)、営業利益は440百万円(同59.7%減)となり、経常利益は467百万円(同48.8%減)、さらに税金費用が増加するなどした結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は114百万円(前年同四半期は340百万円の利益)となりました。

 主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。

 駆動・伝達及び操縦装置部品部門は、韓国や中国の新車用部品市場におけるバルブスプールや等速ジョイントや、東南アジアなど海外補修用部品市場におけるユニバーサルジョイントの販売が増加したことなどにより、売上高は20,657百万円(前年同四半期比13.4%増)となりました。

 エンジン部品部門は、東南アジアなど海外補修用部品市場や欧州の新車用部品市場におけるウォーターポンプの販売が増加したことなどにより、売上高は8,194百万円(同7.3%増)となりました。

 ベアリング部門は、海外補修用部品市場における取扱製品の拡大などにより、売上高は6,378百万円(同11.9%増)となりました。

 

 セグメントの業績は次のとおりであります。

 当社は、製造、販売体制を基礎とした拠点の所在地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「米国」、「韓国」、「中国」、「タイ」及び「欧州」の6つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、自動車部品を製造、販売しております。

① 日本

 海外補修用部品の輸出が増加したものの、固定費の高止まりや円安による輸入コストの上昇などの結果、売上高7,093百万円(前年同四半期比8.1%増)、セグメント損失235百万円(前年同四半期は175百万円の損失)となりました。

② 米国

 連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において補修用ウォーターポンプなど販売が減少したことなどの結果、売上高3,104百万円(前年同四半期比11.9%減)、セグメント損失245百万円(前年同四半期は72百万円の利益)となりました。

③ 韓国

 連結子会社のGMB KOREA CORP.において韓国自動車メーカーや系列部品メーカー向けにバルブスプールや等速ジョイントなどの新車用部品の販売が増加したことや、人件費などの固定費増加をコスト削減努力で吸収したことなどの結果、売上高22,178百万円(同11.0%増)、セグメント利益1,065百万円(同6.4%増)となりました。

④ 中国

 製造拠点である連結子会社3社及び調達・物流拠点の連結子会社1社において、中国新車用部品市場向けのバルブスプールの現地生産・販売が本格化したことなどの結果、売上高2,491百万円(同78.6%増)、セグメント利益105百万円(同57.7%増)となりました。

⑤ タイ

 タイ国内向けサスペンションの販売が増加しましたが、為替変動により輸出取引の採算が悪化するなどした結果、売上高240百万円(同5.8%増)、セグメント損失3百万円(前年同四半期は161百万円の利益)となりました。

⑥ 欧州

 前連結会計年度に設立した新拠点において、欧州の新車用部品市場向けのウォーターポンプの生産・販売が開始しましたが、本格稼働前でもあり、売上高321百万円、セグメント損失177百万円となりました。

 

(2)財政状態の状況

① 資産の部

 当第2四半期連結累計期間末の資産合計は69,918百万円と前連結会計年度に比べ1,691百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が2,024百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が1,189百万円、たな卸資産が1,654百万円、建物及び構築物が1,162百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

② 負債の部

 当第2四半期連結累計期間末の負債合計は38,913百万円と前連結会計年度に比べ1,821百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が1,130百万円減少した一方で、社債が998百万円、短期借入金が1,534百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

③ 純資産の部

 当第2四半期連結累計期間末の純資産合計は31,004百万円と前連結会計年度に比べ130百万円の減少となりました。これは主に、為替換算調整勘定が63百万円増加した一方で、剰余金の配当や親会社株主に帰属する四半期純損失により利益剰余金が218百万円減少したことなどによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が443百万円(前年同四半期比50.8%減)となるなど収入が減少し、売上債権の増加額が1,197百万円(同629.8%増)、たな卸資産の増加額が1,549百万円(同3,186.2%増)、有形固定資産の取得による支出が2,688百万円(同23.3%増)となるなどした結果、期末残高は1,977百万円減少して2,961百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は364百万円(前年同四半期は1,629百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が443百万円(同50.8%減)、売上債権の増加額が1,197百万円(同629.8%増)、たな卸資産の増加額が1,549百万円(同3,186.2%増)となったことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は2,668百万円(同22.9%増)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が2,688百万円(同23.3%増)となったことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果得られた資金は1,030百万円(同23.8%減)となりました。これは主に、短期・長期借入金、社債、リースによる資金調達額が1,324百万円(同17.3%減)となったことなどによるものであります。

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社の研究開発費は373,115千円であります。この内、日本のセグメント発生額は、236千円であり、韓国のセグメント発生額は、372,878千円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。