当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済状況は、わが国においては、円高による企業収益の悪化や、個人消費の減退など、景気の足踏み状態が続いております。海外においては、米国経済は堅調に推移したものの、中国などの新興国における経済成長の鈍化が続き、欧州では英国のEU離脱問題を機に政治面での先行きに対する不安感が広がるなど、世界的な景気の不透明感が続いております。また、自動車業界においては、中国やインド、欧州といった市場で新車販売が好調に推移するなど、世界規模では拡大基調を継続しております。
このような環境の中、当社グループにおいては、中国や欧州拠点からの新車用部品の販売が引き続き順調に推移し、新設拠点では量産効果により採算も改善しました。また、日本における輸入コストの減少やタイ工場の輸出採算の改善など円高進行の影響も受けました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が32,527百万円(前年同四半期比8.0%減)、営業利益は1,240百万円(同181.3%増)となり、経常利益は961百万円(同105.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は518百万円(前年同四半期は114百万円の損失)となりました。
主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。
駆動・伝達及び操縦装置部品部門は、東南アジアなど海外補修用部品市場におけるユニバーサルジョイントや韓国の新車用部品市場におけるバルブスプールの販売が減少したことなどにより、売上高は18,040百万円(前年同四半期比12.7%減)となりました。
エンジン部品部門は、米国補修用部品市場や欧州の新車用部品市場におけるウォーターポンプの販売が増加したことなどにより、売上高は8,952百万円(同9.2%増)となりました。
ベアリング部門は、海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売減少などにより、売上高は5,439百万円(同14.7%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
当社は、製造、販売体制を基礎とした拠点の所在地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「米国」、「韓国」、「中国」、「タイ」及び「欧州」の6つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、自動車部品を製造、販売しております。
① 日本
海外補修用部品の輸出が減少したものの、円高による輸入コストの減少や固定費削減努力などの結果、売上高6,284百万円(前年同四半期比11.4%減)、セグメント利益84百万円(前年同四半期は235百万円の損失)となりました。
② 米国
連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において補修用ウォーターポンプなど販売が増加したことなどの結果、売上高3,696百万円(前年同四半期比19.1%増)、セグメント損失16百万円(前年同四半期は245百万円の損失)となりました。
③ 韓国
連結子会社のGMB KOREA CORP.において韓国自動車メーカーや系列部品メーカー向けにバルブスプールなどの新車用部品の販売が減少したことなどの結果、売上高18,887百万円(前年同四半期比14.8%減)、セグメント利益456百万円(同57.2%減)となりました。
④ 中国
製造拠点である連結子会社3社及び調達・物流拠点の連結子会社1社において、中国新車用部品市場向けのバルブスプールの現地生産・販売が本格化したことなどの結果、売上高2,773百万円(同11.3%増)、セグメント利益424百万円(同303.3%増)となりました。
⑤ タイ
タイ国内向けの販売が減少しましたが、円高による円建て輸出取引の採算改善などの結果、売上高215百万円(同10.2%減)、セグメント利益184百万円(前年同四半期は3百万円の損失)となりました。
⑥ 欧州
前々連結会計年度に設立した新拠点において、欧州の新車用部品市場向けのウォーターポンプの生産・販売が本格稼働したことなどにより、売上高903百万円(前年同四半期比181.2%増)、セグメント損失21百万円(前年同四半期は177百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は57,381百万円と前連結会計年度に比べ7,946百万円の減少となりました。これは主に、在外子会社の資産を円換算する為替相場が円高方向となったことも影響するなどして、受取手形及び売掛金が2,501百万円、たな卸資産が2,019百万円、有形固定資産が3,397百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は32,374百万円と前連結会計年度に比べ5,353百万円の減少となりました。これは主に、在外子会社の資産を円換算する為替相場が円高方向となったことも影響するなどして、短期借入金が1,609百万円、長期借入金が1,351百万円、支払手形及び買掛金が936百万円、退職給付に係る負債434百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は25,007百万円と前連結会計年度に比べ2,592百万円の減少となりました。これは主に、為替換算調整勘定が2,134百万円減少したことなどによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が979百万円(前年同四半期比121.0%増)、売上債権の減少額が824百万円(前年同四半期は1,197百万円の増加)、たな卸資産の減少額が267百万円(前年同四半期は1,549百万円の増加)となるなど収入が増加し、有形固定資産の取得による支出が2,255百万円(前年同四半期比16.1%減)と支出も減少する一方で、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の減少額が997百万円(前年同四半期は1,324百万円の増加)となったことなどの結果、期末残高は42百万円増加して3,779百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は3,834百万円(前年同四半期は364百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が979百万円(前年同四半期比121.0%増)、売上債権の減少額が824百万円(前年同四半期は1,197百万円の増加)、たな卸資産の減少額が267百万円(前年同四半期は1,549百万円の増加)となったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,329百万円(前年同四半期比12.7%減)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が2,255百万円(同16.1%減)となったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1,097百万円(前年同四半期は1,030百万円の獲得)となりました。これは主に、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の減少額が997百万円(前年同四半期は1,324百万円の増加)となったことなどによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社の研究開発費は288,692千円であります。この内、日本のセグメント発生額は、187千円であり、韓国のセグメント発生額は、288,505千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。