当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループは、韓国で電動ウォーターポンプなど新製品の開発や販路拡大を進めるなどしたほか、生産性の改善やコスト削減などの競争力強化に努めました。しかしながら、欧州における新車用部品市場や米国を始めとした海外における補修用部品などの販売が伸び悩んだことに加えて、337百万円の役員退職慰労金を含む人件費の増加や韓国・中国における新車用部品の単価変動などの影響を受けました。さらに、米国子会社において、前期から続く大手販売先に対する取引採算の悪化の改善が図れなかったことに加え、売掛金や棚卸資産等の評価に伴う費用増加などの影響も受けました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が30,179百万円(前年同四半期比5.4%減)、営業損失は435百万円(前年同四半期は782百万円の利益)となり、経常損失は446百万円(前年同四半期は981百万円の利益)となりました。さらに子会社において減損損失115百万円を計上するなどした結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は564百万円(前年同四半期は635百万円の利益)となりました。
主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。
駆動・伝達及び操縦装置部品部門は、韓国の新車用部品市場における等速ジョイントの販売が増加するなどした一方で、欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントの輸出や中国の新車用部品市場におけるバルブスプールの販売が減少したことなどにより、売上高は16,681百万円(前年同四半期比5.4%減)となりました。
エンジン部品部門は、韓国で電動ウォーターポンプの販路拡大を進めるなどした一方で、韓国の新車用部品市場や米国などの海外補修用部品市場におけるウォーターポンプの販売が減少したことなどにより、売上高は8,578百万円(同1.7%減)となりました。
ベアリング部門は、海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売が減少したことなどにより、売上高は4,858百万円(同11.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
当社は、製造、販売体制を基礎とした拠点の所在地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「米国」、「韓国」、「中国」、「タイ」及び「欧州」の6つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、自動車部品を製造、販売しております。
① 日本
欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントの輸出が減少したことに加えて、ユーロ建て輸出取引の円高ユーロ安による採算悪化の影響や337百万円の役員退職慰労金を含む人件費の増加などの結果、売上高6,642百万円(前年同四半期比6.8%減)、セグメント損失163百万円(前年同四半期は310百万円の利益)となりました。
② 米国
連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において、米国補修用部品市場の厳しい競争環境が続くなか、前期から続く大手販売先に対する取引採算の悪化の改善が図れなかったことに加え、売掛金や棚卸資産等の評価に伴う費用増加などの結果、売上高2,124百万円(同15.1%減)、セグメント損失479百万円(前年同四半期は69百万円の利益)となりました。この結果を踏まえ、既に当該子会社の経営体制を一新し、ガバナンス強化と業績再建に向けて取り組んでおります。
③ 韓国
連結子会社のGMB KOREA CORP.において電動ウォーターポンプや等速ジョイントなどの新車用部品の販売が増加した一方で、韓国における新車用部品市場のウォーターポンプや海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングなどの販売の減少、新車用部品の単価変動による採算悪化および人件費の増加などの影響をコスト削減努力で吸収しきれなかったことなどの結果、売上高18,737百万円(前年同四半期比2.7%減)、セグメント利益165百万円(同23.9%減)となりました。
④ 中国
製造拠点である連結子会社3社及び調達・物流拠点の連結子会社1社において、中国新車用部品市場向けのバルブスプールやウォーターポンプの販売が減少したことに加えて、新車用部品の単価変動による採算悪化および人件費の増加などの影響をコスト削減努力で吸収しきれなかったことなどの結果、売上高1,389百万円(同19.4%減)、セグメント損失100百万円(前年同四半期は17百万円の利益)となりました。
⑤ タイ
タイ国内向けの販売が減少しましたが、日本向けの補修用サスペンションパーツや欧州向けの新車用ウォーターポンプの生産量増加などの結果、売上高302百万円(前年同四半期比4.1%減)、セグメント利益49百万円(前年同四半期は11百万円の損失)となりました。
⑥ 欧州
欧州の新車用部品市場向けのウォーターポンプやエンジン関連部品などの販売が増加したことに加えて、調達コストなどの削減努力の結果、売上高1,019百万円(前年同四半期比6.9%増)、セグメント利益83百万円(同120.5%増)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は62,315百万円と前連結会計年度に比べ3,457百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が1,529百万円、棚卸資産が673百万円、現金及び預金が663百万円、それぞれ減少したことなどによるものでありますす。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は33,934百万円と前連結会計年度に比べ1,826百万円の減少となりました。これは主に、短期借入金が1,301百万円、支払手形及び買掛金が770百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は28,380百万円と前連結会計年度に比べ1,631百万円の減少となりました。これは主に、利益剰余金が668百万円、非支配株主持分が501百万円、為替換算調整勘定が476百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純損失が551百万円(前年同四半期は973百万円の利益)、減価償却費が1,772百万円(前年同四半期比3.1%増)、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が514百万円(前年同四半期は594百万円の減少)となるなどの一方で、設備投資による有形固定資産の取得による支出が2,539百万円(前年同四半期比28.3%増)となったことなどの結果、期末残高は447百万円減少して4,543百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は1,486百万円(同38.2%減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失が551百万円(前年同四半期は973百万円の利益)、減価償却費が1,772百万円(前年同四半期比3.1%増)となったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,285百万円(同24.7%増)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が2,539百万円(同28.3%増)となったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は384百万円(前年同四半期は785百万円の使用)となりました。これは主に、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が514百万円(前年同四半期は594百万円の減少)となったことなどによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は418,504千円であります。当社グループの研究開発活動は、主に連結子会社のGMB KOREA CORP.で行われており、韓国のセグメント発生額は、418,405千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。