第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間における当社グループは、韓国で電動ウォーターポンプなど新製品の開発や販路拡大を進めるなどしたほか、生産性の改善やコスト削減などの競争力強化に努めました。加えて新型コロナウイルス感染症による世界経済の先行きは不透明感が漂うものの、前連結会計年度の後半より需要は回復傾向にあり、販売も増加いたしました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が17,380百万円(前年同四半期比25.5%増)、営業利益は294百万円(前年同四半期は83百万円の損失)となり、経常利益は395百万円(前年同四半期は36百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は203百万円(前年同四半期は93百万円の損失)となりました

 

 主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。

 駆動・伝達及び操縦装置部品部門は、海外補修用部品市場や欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントに加えて、韓国・中国の新車用部品市場におけるバルブスプール、等速ジョイントの販売が増加したことなどにより、売上高は9,245百万円(前年同四半期比30.8%増)となりました

 エンジン部品部門は、韓国で電動ウォーターポンプの販路拡大を進めるなどしたほか、韓国の新車用部品市場のウォーターポンプの販売も増加したことなどにより、売上高は5,478百万円(同17.4%増)となりました。

 ベアリング部門は、海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売が増加したことなどにより、売上高は2,326百万円(同12.3%増)となりました

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 当社は、製造、販売体制を基礎とした拠点の所在地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「米国」、「韓国」、「中国」、「タイ」、「欧州」及び「豪州」の7つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、自動車部品を製造、販売しております。

① 日本

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた需要は前連結会計年度の後半より回復傾向にあり、海外における補修用部品市場での販売が増加したことに加えて、欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントの輸出も増加したことなどの結果、売上高3,408百万円(前年同四半期比38.4%増)、セグメント利益76百万円(前年同四半期は10百万円の損失)となりました。

② 米国

 連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において取扱製品の拡大などにより販売が増加したことなどの結果、売上高2,039百万円(前年同四半期比23.2%増)、セグメント損失62百万円(前年同四半期は119百万円の損失)となりました。

③ 韓国

 連結子会社のGMB KOREA CORP.において電動ウォーターポンプの販売が増加したことに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた需要は前連結会計年度の後半より回復傾向にあり、新車用部品市場におけるバルブスプールや海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売が増加したことなどの結果、売上高10,126百万円(前年同四半期比19.2%増)となりました。一方で利益面ではコスト削減努力などの競争力強化に努めた結果、セグメント利益213百万円(同105.1%増)となりました。

④ 中国

 製造拠点である連結子会社3社及び調達・物流拠点の連結子会社1社において、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた需要は前連結会計年度の後半より回復傾向にあり、新車用部品市場におけるバルブスプールや等速ジョイントの販売が増加するなどした結果、売上高1,126百万円(同98.4%増)、セグメント利益180百万円(同511.0%増)となりました。

⑤ タイ

 タイ国内向けの販売が増加するなどの結果、売上高144百万円(同11.7%増)、セグメント利益66百万円(同72.7%増)となりました。

⑥ 欧州

 欧州の新車用部品市場においてエンジン部品の販売が減少するなどしたことに加えて、新工場への移転を含む設備や人員にかかる費用などの増加の結果、売上高581百万円(同3.7%減)、セグメント損失51百万円(前年同四半期は4百万円の利益)となりました。

⑦ 豪州

 前々連結会計年度に設立した新拠点において、前年第3四半期より本格的な販売活動を開始した結果、売上高22百万円、セグメント損失15百万円(前年同四半期は16百万円の損失)となりました。

 

(2)財政状態の状況

① 資産の部

 当第1四半期連結会計期間末の資産合計は69,364百万円と前連結会計年度に比べ5,751百万円の増加となりました。これは主に、有形固定資産が962百万円、受取手形及び売掛金が1,101百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

② 負債の部

 当第1四半期連結会計期間末の負債合計は40,801百万円と前連結会計年度に比べ4,784百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が3,906百万円、支払手形及び買掛金が670百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

③ 純資産の部

 当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は28,563百万円と前連結会計年度に比べ967百万円の増加となりました。これは主に、為替換算調整勘定が460百万円、非支配株主持分が353百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が417百万円(前年同四半期は60百万円の損失)、減価償却費が763百万円(前年同四半期比0.9%減)、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が1,987百万円(同16.7%増)となるなどの一方で、設備投資による有形固定資産の取得による支出が955百万円(同80.9%増)、棚卸資産の増加額が885百万円(同11.2%増)となったことなどの結果、期末残高は1,622百万円増加して7,915百万円となりました。

 

 当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は624百万円(前年同四半期比204.1%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が417百万円(前年同四半期は60百万円の損失)、減価償却費が763百万円(前年同四半期比0.9%減)となるなどの一方で、棚卸資産の増加額が885百万円(同11.2%増)、売上債権の増加額が834百万円(前年同四半期は576百万円の減少)となったことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は38百万円(前年同四半期比93.5%減)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が955百万円(同80.9%増)となるなどの一方で、政府補助金による収入が865百万円となったことなどによるものであります

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は1,987百万円(同25.9%増)となりました。これは、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が1,987百万円(同16.7%増)となったことなどによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

(6)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は261,808千円であります。当社グループの研究開発活動は、主に連結子会社のGMB KOREA CORP.で行われており、韓国のセグメント発生額は、261,778千円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。