第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における当社グループは、新型コロナウイルス感染症による世界経済の先行きは不透明感が漂うものの、前連結会計年度の後半より需要は回復傾向にあり、加えて韓国で電動ウォーターポンプなど新製品の開発や販路拡大を進めるなどしたほか、生産性の改善やコスト削減などの競争力強化に努めました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が35,578百万円(前年同四半期比41.4%増)、営業利益は400百万円(前年同四半期は854百万円の損失)となり、経常利益は733百万円(前年同四半期は1,001百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は345百万円(前年同四半期は521百万円の損失)となりました。

 

 主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。

 駆動・伝達及び操縦装置部品部門は、海外補修用部品市場や欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントに加えて、韓国・中国の新車用部品市場におけるバルブスプール、等速ジョイントの販売が増加したことなどにより、売上高は18,659百万円(前年同四半期比49.7%増)となりました。

 エンジン部品部門は、韓国で電動ウォーターポンプの販路拡大を進めるなどしたほか、海外補修用部品市場におけるウォーターポンプの販売も増加したことなどにより、売上高は11,321百万円(同31.3%増)となりました。

 ベアリング部門は、海外補修用部品市場におけるテンショナー・アイドラー・ベアリングの販売が増加したことなどにより、売上高は5,094百万円(同27.4%増)となりました。

 

 セグメントの業績は次のとおりであります。

 当社は、製造、販売体制を基礎とした拠点の所在地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「米国」、「韓国」、「中国」、「タイ」、「欧州」及び「豪州」の7つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、自動車部品を製造、販売しております。

① 日本

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた需要は前連結会計年度の後半より回復傾向にあり、海外における補修用部品市場での販売や欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントの輸出が増加したことなどの結果、売上高7,514百万円(前年同四半期比53.0%増)、セグメント利益268百万円(同5,271.7%増)となりました。

② 米国

 連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において取扱製品の拡大などにより販売が増加した一方で、輸入関税引き上げによる費用増加などの結果、売上高3,655百万円(前年同四半期比21.6%増)、セグメント損失438百万円(前年同四半期は169百万円の損失)となりました。

③ 韓国

 連結子会社のGMB KOREA CORP.において電動ウォーターポンプの販売が増加したことに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた需要は前連結会計年度の後半より回復傾向にあり、新車用部品市場におけるバルブスプールや等速ジョイントの販売が増加したことなどの結果、売上高20,827百万円(前年同四半期比39.2%増)、セグメント利益388百万円(前年同四半期は682百万円の損失)となりました。

④ 中国

 製造拠点である連結子会社3社及び調達・物流拠点の連結子会社1社において、同様に需要は前連結会計年度の後半より回復傾向にあり、新車用部品市場におけるバルブスプールや等速ジョイントの販売が増加するなどした結果、売上高2,205百万円(同59.5%増)、セグメント利益354百万円(同269.2%増)となりました。

⑤ タイ

 タイ国内向けの販売に加えて、グループ間製品の出荷量も増加するなどした結果、売上高294百万円(同35.7%増)、セグメント利益43百万円(同1,384.1%増)となりました。

 

⑥ 欧州

 欧州の新車用部品市場においてウォーターポンプの販売が増加するなどしたことの一方で、新工場への移転を含む設備や人員にかかる費用などの増加の結果、売上高1,208百万円(同36.0%増)、セグメント損失69百万円(前年同四半期は27百万円の損失)となりました。

⑦ 豪州

 前々連結会計年度に設立した新拠点において、前年第3四半期より本格的な販売活動を開始した結果、売上高55百万円(前年同四半期は0百万円)、セグメント損失28百万円(前年同四半期は35百万円の損失)となりました。

 

 

(2)財政状態の状況

① 資産の部

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は69,032百万円と前連結会計年度に比べ5,419百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が885百万円、棚卸資産が2,402百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

② 負債の部

 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は40,254百万円と前連結会計年度に比べ4,237百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が3,346百万円増加したことなどによるものであります。

③ 純資産の部

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は28,778百万円と前連結会計年度に比べ1,182百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が303百万円、非支配株主持分が408百万円、為替換算調整勘定が462百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が757百万円(前年同四半期は1,035百万円の損失)、減価償却費が1,598百万円(前年同四半期比3.9%増)、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が1,596百万円(同33.2%増)となるなどの一方で、棚卸資産の増加額が1,687百万円(同61.5%増)、設備投資による有形固定資産の取得による支出が1,851百万円(同63.3%増)となったことなどの結果、期末残高は506百万円増加して6,799百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は320百万円(前年同四半期比1,317.4%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が757百万円(前年同四半期は1,035百万円の損失)、減価償却費が1,598百万円(前年同四半期比3.9%増)となるなどの一方で、棚卸資産の増加額が1,687百万円(同61.5%増)、売上債権の増加額が510百万円(前年同四半期は2,641百万円の減少)、為替差益が289百万円(前年同四半期は70百万円の為替差損)となったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は1,070百万円(前年同四半期比16.8%減)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が1,851百万円(同63.3%増)となるなどの一方で、韓国内での投資に対する公的な補助金による収入が877百万円となったことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は1,596百万円(同49.5%増)となりました。これは、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が1,596百万円(同33.2%増)となったことなどによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は521,962千円であります。当社グループの研究開発活動は、主に連結子会社のGMB KOREA CORP.で行われており、韓国のセグメント発生額は、521,902千円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。