当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループは、韓国を中心に電動ウォーターポンプなど電動化対応製品の開発を進めるなどしたほか、海外補修用部品の販売が順調に推移しました。また、生産性の改善やコスト削減などの競争力強化に努めましたが、原材料価格の高騰や世界的な物流コストの高止まりの影響に加えて、日本では円安による輸入コストの上昇の影響も受けました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が20,007百万円(前年同四半期比15.1%増)、営業利益は168百万円(同42.9%減)となりました。さらに、期末時点の為替相場が円安となったことに伴う外貨建て資産の評価益など為替差益735百万円も加わったことなどにより、経常利益は931百万円(同135.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は609百万円(同199.1%増)となりました。
主要な品目分類別の販売状況を説明しますと、次のとおりであります。
駆動・伝達及び操縦装置部品部門は、海外補修用部品市場や欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントの販売が増加したことなどにより、売上高は9,505百万円(前年同四半期比2.8%増)となりました。
エンジン部品部門は、韓国で電動ウォーターポンプの販路拡大を進めるなどしたほか、中国や欧州で新車用部品市場のウォーターポンプの販売も増加したことに加えて、海外補修用部品市場におけるウォーターポンプの販売も増加したことなどにより、売上高は7,241百万円(同32.2%増)となりました。
ベアリング部門は、海外補修用部品市場における取扱製品の拡大などにより、売上高は2,982百万円(同28.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
当社は、製造、販売体制を基礎とした拠点の所在地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「米国」、「韓国」、「中国」、「タイ」、「欧州」及び「豪州」の7つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、自動車部品を製造、販売しております。
① 日本
海外における補修用部品市場での販売が増加したことに加えて、欧州の新車用部品市場におけるユニバーサルジョイントの輸出も増加したものの、円安による輸入コストの上昇や世界的な物流コストの高止まりの影響を受けたことなどの結果、売上高4,336百万円(前年同四半期比27.2%増)、セグメント損失16百万円(前年同四半期は76百万円の利益)となりました。
② 米国
連結子会社のGMB NORTH AMERICA INC.において競争の厳しい米国市場で大手小売業者との取引における採算の悪化や世界的な物流コストの高止まりの影響を受けたことなどの結果、売上高1,978百万円(前年同四半期比3.0%減)、セグメント損失273百万円(前年同四半期は62百万円の損失)となりました。
③ 韓国
連結子会社のGMB KOREA CORP.において電動ウォーターポンプの販売が増加したことに加えて、海外補修用部品市場における取扱製品の拡大などの結果、売上高11,135百万円(前年同四半期比10.0%増)、セグメント利益430百万円(同101.6%増)となりました。
④ 中国
製造拠点である連結子会社3社及び調達・物流拠点の連結子会社1社において、新車用部品市場におけるウォーターポンプの販売が増加したものの、原材料価格の高騰の影響を受けたことなどの結果、売上高1,465百万円(同30.1%増)、セグメント利益12百万円(同93.2%減)となりました。
⑤ タイ
タイ国内向けの販売が増加したものの、原材料価格の高騰の影響を受けたことなどの結果、売上高203百万円(同40.6%増)、セグメント損失73百万円(前年同四半期は66百万円の利益)となりました。
⑥ 欧州
欧州の新車用部品市場においてエンジン部品の販売が増加するなどした結果、売上高807百万円(前年同四半期比38.8%増)、セグメント利益26百万円(前年同四半期は51百万円の損失)となりました。
⑦ 豪州
3期前に設立した新拠点において、販売活動が年々拡大した結果、売上高105百万円(前年同四半期比372.6%増)、セグメント利益1百万円(前年同四半期は15百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の状況
① 資産の部
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は77,967百万円と前連結会計年度に比べ7,544百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が2,610百万円、現金及び預金が1,701百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。
② 負債の部
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は47,884百万円と前連結会計年度に比べ7,241百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が4,027百万円、支払手形及び買掛金が1,977百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。
③ 純資産の部
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は30,082百万円と前連結会計年度に比べ302百万円の増加となりました。これは主に、為替換算調整勘定が647百万円、非支配株主持分が220百万円、それぞれ増加したことなどによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が930百万円(前年同四半期比122.9%増)、仕入債務の増加額が1,516百万円(同284.9%増)、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が2,103百万円(同5.8%増)となるなどの一方で、売上債権の増加額が1,990百万円(同138.4%増)、設備投資による有形固定資産の取得による支出が828百万円(同13.3%減)となったことなどの結果、期末残高は1,805百万円増加して6,772百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は416百万円(前年同四半期は624百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が930百万円(前年同四半期比122.9%増)、減価償却費が796百万円(同4.3%増)、仕入債務の増加額が1,516百万円(同284.9%増)となるなどの一方で、売上債権の増加額が1,990百万円(同138.4%増)、棚卸資産の増加額が904百万円(同2.1%増)となったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は828百万円(同2,041.3%増)となりました。これは主に、設備投資による有形固定資産の取得による支出が828百万円(同13.3%減)となるなどの一方で、補助金の受取額がなくなった(前年同四半期は865百万円の受取)ことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は1,982百万円(前年同四半期比0.3%減)となりました。これは、短期・長期借入金、社債、リースを合わせた有利子負債残高の増加額が2,103百万円(同5.8%増)となったことなどによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は208,833千円であります。当社グループの研究開発活動は、主に連結子会社のGMB KOREA CORP.で行われており、韓国のセグメント発生額は、208,833千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。