第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更は以下のとおりです。

 (新型コロナウイルス感染症に関するリスク)

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、当社グループは2020年4月以降稼働調整を行っておりましたが、自動車メーカー各社の需要回復に伴い、2020年10月以降通常稼働に回復しております。国内・海外ともに需要は回復しておりますが、新型コロナウイルス感染症の今後の広がり又は収束を予測することは困難であるため、今後の動向によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により経済活動が大きく停滞しておりましたが、政府の第1回目の緊急事態宣言解除後は、企業の生産活動や個人消費に持ち直しの動きが見られ回復傾向に向かっておりました。しかし、同感染症の感染の再拡大に伴い政府の第2回目の緊急事態宣言が発令され、引き続き先行き不透明な状況が続いています。

 自動車業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により需要が低迷し、国内自動車販売台数は、第2四半期連結累計期間においては前年同累計期間比△22.6%と大きく減少しておりましたが、第3四半期会計期間においては前年同会計期間比14.6%の増加となり、大きく改善しました。

 このような経済状況のもとで、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の売上高は4,817百万円(対前年同四半期1,324百万円減少[△21.6%])となりました。利益面では、営業損失507百万円(対前年同四半期は営業利益112百万円)、経常損失521百万円(対前年同四半期は経常利益114百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失191百万円(対前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益25百万円)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 日本は売上高3,348百万円(対前年同四半期685百万円減少[△17.0%])、営業損失516百万円(対前年同四半期は営業損失78百万円)となりました。東南アジアは売上高1,008百万円(対前年同四半期599百万円減少[△37.3%])、営業損失73百万円(対前年同四半期は営業利益61百万円)となり、中国は売上高570百万円(対前年同四半期102百万円減少[△15.2%])、営業利益57百万円(対前年同四半期36百万円減少[△38.5%])となりました。

 

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は14,021百万円となり、前連結会計年度末に比べ924百万円の増加となりました。流動資産は697百万円増加しましたが、主として現金及び預金の増加611百万円、受取手形及び売掛金の増加73百万円等によるものであります。固定資産は226百万円増加しましたが、主として建物及び構築物の増加100百万円、機械装置及び運搬具の増加36百万円、建設仮勘定の減少259百万円、投資有価証券の増加339百万円等によるものであります。

 負債は5,044百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,451百万円の増加となりました。流動負債は317百万円増加しましたが、主として電子記録債務の増加206百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加101百万円等によるものであります。固定負債は1,134百万円増加しましたが、主として長期借入金の増加951百万円、リース債務の増加115百万円等によるものであります。

 純資産は8,976百万円となり、前連結会計年度末に比べ526百万円の減少となりましたが、主として利益剰余金の減少324百万円、為替換算調整勘定の減少219百万円等によるものであります。

 この結果、自己資本比率は62.1%となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、133百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

 当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等について、変更のあったものは次の通りであります。

(新設)

 提出会社において、前連結会計年度末に計画しておりました、提出会社加西第4工場の新設につきましては、2020年12月に完了しております。なお、投資総額は、147百万円であります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。