文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におきましては、欧州では、輸出の回復により企業マインドが上向いたことや個人消費が底堅く推移したこともあり景気回復基調を辿りました。
米国では、トランプ政権の政策動向が注目を集める中、雇用環境の改善による個人消費の伸びが牽引し、景気は緩やかな拡大が続きました。
国内では、足許堅調な雇用環境が個人消費の回復を下支えし景気は回復基調を持続したものの、海外の政治・経済の先行き不透明感から本格的な回復には至りませんでした。
このような状況のもと、当社グループは、「人と自然のふれあいの中で、新しい価値を創造し、健康とよろこびに貢献する。」を使命に、健康志向や環境保全意識の高まりといった追い風の中、こころ躍る製品づくりを通じ、より豊かな自転車ライフ・フィッシングライフのご提案をしてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は163,079百万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は30,832百万円(前年同期比9.8%減)、経常利益は26,937百万円(前年同期比14.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18,728百万円(前年同期比18.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
欧州市場では、春に入り4月中旬のイースターまで好天に恵まれたものの、以降5月初旬まで不安定な天候が続きました。完成車の店頭販売は例年並みとなり、市場在庫も引き続き適正なレベルを維持しました。
北米市場では、完成車の店頭販売は前年並みに推移し、市場在庫はやや低めを維持しました。
中国市場では、急激に成長したシェアバイクの影響を受け、2015年から続いた完成車の店頭販売の不振回復に水を差しました。特に低価格帯の店頭販売は伸び悩みましたが、市場在庫は適正なレベルで推移しました。
他の新興国市場では、東南アジア及び南米の完成車の店頭販売は引き続き力強さを欠き前年並みで推移しましたが、市場在庫は適正なレベルを維持しました。
日本市場では、スポーツタイプ自転車及び軽快車ともに完成車の店頭販売は精彩を欠きましたが、市場在庫は適正なレベルを維持しました。
このような状況のもと、2017年5月から発売したマウンテンバイクコンポーネント「DEORE」、6月から発売したロードバイクコンポーネント「ULTEGRA」はともに好評をいただきました。
この結果、当セグメントの売上高は129,080百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益は27,063百万円(前年同期比11.5%減)となりました。
日本市場では、年始の販売が好調だったことやゴールデンウィーク前後の天候が安定していたことも有り、市場の動きは堅調に推移しました。
海外市場において、アジア市場では景気減速の影響を受けた東南アジア・台湾市場の販売減少が有りましたが、昨年から引き続き中国・韓国市場は好調に推移しました。欧州市場では、春先は天候に恵まれたものの、以降不安定な天候の影響を受けたこともあり、市場の動きはやや鈍化いたしました。一方、北米市場では天候は概ね良好も消費者の購入マインドが盛り上がらず、また豪州市場でも天候の回復や流通在庫の改善は見られたものの力強さを欠きました。
このような状況のもと、日本ではルアー関連製品の販売が好調であったことに加え、販売準備が整い一部前倒しで市場に投入した2017年下期モデルが市場で評価され、売上は前年並みの結果となりました。海外では市況の影響を受けた北米等での販売が勢いに欠けたものの、欧州でのカープリール等の好調な販売と中国・韓国でのルアー関連製品全般の販売拡大が続き、売上は前年を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は33,799百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は3,831百万円(前年同期比4.7%増)となりました。
当セグメントの売上高は198百万円(前年同期比1.0%増)、営業損失は63百万円(前年同期は営業損失82百万円)となりました。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は460,504百万円(前連結会計年度比16,550百万円の増加)となりました。これは、現金及び預金が15,820百万円、ソフトウエアが2,025百万円、投資その他の繰延税金資産が1,771百万円、機械装置及び運搬具が1,686百万円それぞれ増加し、建設仮勘定が4,716百万円減少したこと等によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は55,684百万円(前連結会計年度比3,112百万円の増加)となりました。これは、未払法人税等が2,341百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は404,819百万円(前連結会計年度比13,438百万円の増加)となりました。これは、利益剰余金が11,543百万円、為替換算調整勘定が1,580百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、190,105百万円(前連結会計年度比6,348百万円の減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、35,787百万円の収入(前年同期は30,628百万円の収入)となりました。主な収入要因は税金等調整前四半期純利益26,508百万円、減価償却費9,184百万円等によるものです。また主な支出要因は法人税等の支払額7,963百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、30,534百万円の支出(前年同期は16,371百万円の支出)となりました。主な支出要因は定期預金の預入による支出22,374百万円、有形固定資産の取得による支出8,374百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、8,811百万円の支出(前年同期は8,183百万円の支出)となりました。主な支出要因は配当金の支払額7,180百万円等によるものです。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は6,296百万円であります。