文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における経済状況は、国内景気に回復の兆しがある一方で、世界的には英国のEU離脱問題をはじめ、米国の大統領選の結果を受けた今後の政策懸念により、景気の先行きが不透明な状況で推移しました。
こうした状況下、当社グループの受注高は、当第3四半期に対前四半期27%増と大きく伸び10,166百万円(前年同期比352百万円、3.6%増)となりましたが、売上への貢献は遅れることから売上高は、9,632百万円(前年同期比△152百万円、1.6%減)となりました。
利益面に関しては、単体は堅調に推移した一方、欧米を中心とした海外子会社の売上が低迷する中で販売管理費の抑制等により営業利益は黒字化したものの、為替差損58百万円計上の影響により経常損失13百万円(前年同期は経常利益107百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失30百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失13百万円)の結果となりました。
セグメント業績は下記のとおりです。
なお、下記セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて表示しております。
〇駆動システム
当セグメントでは、主要顧客である半導体・液晶市場からの受注が回復傾向となり受注高は、4,386百万円(前年同期比87百万円、2.0%増)と増加しましたが、当四半期後半からの受注回復となったため売上貢献には至らず、売上高4,322百万円(前年同期比△271百万円、5.9%減)、営業利益159百万円(前年同期比△162百万円、50.5%減)と減収・減益結果となりました。
〇金型システム
当セグメントでは、車載モーターの受注に加え、産業機械からの受注も順調に推移し、受注高は2,921百万円(前年同期比520百万円、21.7%増)、売上高は2,489百万円(前年同期比85百万円、3.6%増)となりました。売上の増加に加えて、低迷する海外子会社で取り組んでいる構造改革の推進により営業損失40百万円(前年同期は営業損失217百万円)と大幅な損失の圧縮に努めました。なお、平成28年12月にお知らせしましたGlue FASTECモーターコアのプロジェクトにつきましては、計画どおり順調に推移しております。
〇機工・計測システム
当セグメントでは、工作機械の受注が低迷し受注高は2,954百万円(前年同期比△272百万円、8.4%減)となったものの受注残の消化により売上高は2,919百万円(前年同期比17百万円、0.6%増)と堅調に推移し、営業利益15百万円(前年同期比11百万円、317.6%増)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は17,314百万円となり、前連結会計年度末と比較して112百万円増加しました。これはたな卸資産の増加等により流動資産が187百万円増加し、固定資産が74百万円減少したことによるものです。
負債合計額は9,462百万円となり前連結会計年度末と比較して40百万円増加しました。これは仕入債務の増加を主因として流動負債が58百万円増加し、固定負債が17百万円減少したことによるものです。
また、当第3四半期連結会計期間末の純資産は7,851百万円となり、前連結会計年度末と比較して71百万円増加しました。これは株主資本合計が59百万円減少しましたが、その他有価証券評価差額金が235百万円増加し、為替換算調整勘定が95百万円減少したこと等によりその他の包括利益累計額合計が140百万円増加したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は174百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。