文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、雇用・所得環境の改善や企業収益の継続により、緩やかな回復基調で推移いたしました。
こうした状況下、当社グループの受注高は、総じて好調に推移し14,844百万円(前年同期比886百万円、6.4%増)となり、売上高も13,373百万円(前年同期比1,692百万円、14.5%増)と増収となりました。
利益面に関しては、単体業績が大幅増益となったことに加え子会社の収益が改善したことにより、営業利益は1,107百万円(前年同期比777百万円、235.5%増)、経常利益は1,035百万円(前年同期比698百万円、207.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益707百万円(前年同期比514百万円、267.0%増)と大幅な増益結果となりました。
セグメントの業績は以下のとおりです。
〇駆動システム
当セグメントでは、半導体、液晶及び工作機械関連分野を中心に高水準な受注が継続していた中で、第2四半期連結会計期間以降、一部の業種からの発注を調整する動きがあり、受注高は7,148百万円(前年同期比414百万円、5.5%減)となりましたが、売上高は豊富な受注残解消のため生産体制増強に努めた結果、6,336百万円(前年同期比789百万円、14.2%増)となり、営業利益は723百万円(前年同期比187百万円、35.0%増)と大幅な増益結果となりました。
〇金型システム
当セグメントでは、車載・家電・産業用各種モーター向けの受注が増加し、受注高は3,636百万円(前年同期比692百万円、23.5%増)となりました。売上高は、立ち上げが遅れていた新規大口プロジェクトの量産が開始されたこと等により、3,562百万円(前年同期比569百万円、19.0%増)と堅調に推移し、利益面でも営業利益256百万円(前年同期は営業損失161百万円)と黒字転換いたしました。
〇機工・計測システム
当セグメントでは、システム機器の受注が好調に推移したことに加え、前第3四半期連結会計期間より持分法適用会社から連結子会社となった㈱ゲージングの受注が加わったことにより、受注高は4,119百万円(前年同期比557百万円、15.7%増)となりました。売上高は要素機器と工作機械の売上の増加及び上記㈱ゲージングの売上が加わったこと等により、3,535百万円(前年同期比283百万円、8.7%増)となり、利益面でも営業利益144百万円(前年同期は営業損失15百万円)と黒字計上となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は19,809百万円となり、前連結会計年度末と比較して434百万円増加しました。これは主に投資有価証券の減少等により固定資産が229百万円減少したものの、売上債権、たな卸資産の増加等により流動資産が664百万円増加したことによるものです。
負債合計額は10,913百万円となり、前連結会計年度末と比較して235百万円増加しました。これは主に仕入債務等の増加により流動負債が147百万円増加したことによるものです。
また、当第3四半期連結会計期間末の純資産は8,896百万円となり、前連結会計年度末と比較して198百万円増加しました。これは主にその他有価証券評価差額金及び為替換算調整勘定等の減少によりその他の包括利益累計額が445百万円減少したものの、利益剰余金の増加により株主資本合計が680百万円増加したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は270百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。