当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染対策の進展と行動制限の緩和により経済活動の正常化が進んだものの、ウクライナ情勢の長期化、半導体等の部品供給不足、輸送費やエネルギー価格の高騰、為替変動への懸念もあり、予断を許さない状況で推移しました。
こうした状況下、当社グループにおいては半導体・各種分析関連装置市場向け駆動システム商品の受注が引き続き堅調であったことに加えて自動車向け金型システム商品の需要が好調に推移し、受注高は5,936百万円(前年同期比408百万円、7.4%増)となりました。売上高は駆動システムの増産や、金型システムの売上増が寄与し4,753百万円(前年同期比890百万円、23.0%増)となりました。
利益面に関しては、増収効果が寄与して営業利益は306百万円(前年同期比171百万円、125.8%増)、経常利益は為替差益152百万円等の営業外収益の増加もあり478百万円(前年同期比364百万円、319.9%増)と大幅な増益となりました。
以上のことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は306百万円(前年同期比236百万円、337.6%増)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりです。
なお、下記セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて表示しております。
○ 駆動システム
当セグメントでは、受注高は2,454百万円(前年同期比368百万円、13.0%減)となりました。部材不足による顧客の生産調整等の影響により前年同期の急激に拡大した受注には及ばなかったものの、主要市場である半導体製造装置・各種分析関連装置分野向けを中心に引き続き高い水準を維持しております。売上高は潤沢な受注残を背景に生産体制増強に努めた結果2,233百万円(前年同期比230百万円、11.5%増)となり、営業利益は343百万円(前年同期比101百万円、42.0%増)と、増収増益となりました。
○ 金型システム
当セグメントでは、車載用モーター向け金型及び周辺システムに加えモータコア等の受注急増により、受注高は2,365百万円(前年同期比683百万円、40.6%増)と大幅な増加となりました。受注高の増加に伴い売上高も同様に1,820百万円(前年同期比609百万円、50.3%増)と大幅な増収となりました。営業利益は62百万円(前年同期比50百万円、444.0%増)と増益となりました。
○ 機工・計測システム
当セグメントでは、自動車業界の減産や部品納期の長期化等の影響を受けましたが、積極的な受注活動や調達努力により、受注高は1,117百万円(前年同期比92百万円、9.0%増)、売上高は702百万円(前年同期比50百万円、7.7%増)と前年同期を上回りました。収益面では依然として厳しい状況が続いていますが、前年同期と比較して利益率の高い商品が売上を伸ばして損失減少となり、営業損失92百万円(前年同期は営業損失111百万円)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産額は22,937百万円となり、前連結会計年度末と比較して889百万円増加しました。これは主に棚卸資産等の増加により流動資産が862百万円、繰延税金資産等の増加により固定資産が26百万円増加したことによるものです。
負債合計額は12,938百万円となり、前連結会計年度末と比較して696百万円増加しました。これは主に長期借入金の減少等により固定負債が160百万円減少した一方、仕入債務等の増加により流動負債が856百万円増加したことによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は9,999百万円となり、前連結会計年度末と比較して192百万円増加しました。これは主に利益剰余金の増加により株主資本が164百万円増加したことによるものです。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業場及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は62,897千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。